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医師による病気の解説一覧

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上町さくらこころのクリニックの先生が解説

適応障害について

頑張りすぎないことが肝心。「何か違う」と感じたら、チェックを兼ねて気軽にクリニックに

新しい環境や対人関係に変化があった際など、それに馴染もうとして頑張りすぎた結果、眠れなくなったり、朝起きれなくなったり、気分が落ち込んでしまうのがこの疾患の特徴です。改善の方法としては、まずすべての基本は睡眠ですので、必要な時はお薬の力も借りながら十分な睡眠をとれるようにします。並行して原因となる環境調整などを行うことで、こじらせてうつ病になるのを防ぐことが大切です。 適応障害とまではいかないまでも、「過剰適応」という言葉もあります。頑張り屋さんが周囲の空気を読み、周りに合わせすぎて無理をしてしまうことを意味します。これは多くの方が経験したことがあると思います。また、発達障害の方は適応するのにたくさんののエネルギーを費やすことが珍しくありませんので、環境が変わった際にはより自分をいたわって過ごしてください。 ご自身で何かおかしいと思ったら、早めに専門のクリニックに相談されることをお勧めします。予防や意識で済む段階でしたらそれに越したことはありませんので、今後どういう症状に気をつけるべきかをアドバイスを受けていただくことで、次に受診したほうがいいタイミングを知ることができます。

位田 幸子 院長

上町さくらこころのクリニック

位田 幸子 院長

  • 世田谷区
  • 世田谷
  • 上町駅
  • 精神科 ●心療内科

目黒静脈瘤外科心臓内科血圧クリニックの先生が解説

下肢静脈瘤について

足のだるさやむくみを解消

下肢静脈瘤とは、静脈の弁が壊れ、本来は心臓に戻っていく血液が重力によって下肢に戻ってきてしまうもので、血液が鬱滞(うったい)することで、だるさを感じたり、むくみなどの症状が起こるようになります。進行するとだんだんと肌が茶色くなっていき、時には潰瘍ができてしまい、感染症を起こすこともあります。静脈の弁が壊れる原因はいまだ解明されていないのですが、体質とも言われていますし、一概には言えませんが、立ち仕事をされている方に多いようです。 治療としては、弾性ストッキング、硬化療法、血管内焼灼術などがあります。硬化療法とは、蜘蛛の巣状もしくは網目状に浮いて見える血管を硬化剤の注射によって固めることで目立たなくするものです。弾性ストッキングは足を外から圧迫することで血液がたまるのを防ぐもので、だるさや足のむくみなどに有効なものです。血管内焼灼術は血管内にカテーテルを挿入し、静脈を焼灼してふさぐものです。症状はすみやかに改善することが多いです。

池生 京子 院長

目黒静脈瘤外科心臓内科血圧クリニック

池生 京子 院長

  • 目黒区
  • 下目黒
  • 目黒駅
  • 心臓血管外科 ●血管外科 ●外科 ●循環器内科 ●心臓内科 ●代謝内科 ●アレルギー科 ●糖尿病内科 ●漢方内科 ●内科 ●美容皮膚科

ヨコデンタルクリニックの先生が解説

インプラントについて

インプラント治療を後悔しないために、患者様に気をつけてほしい3つのこと

インプラント治療を行うようになる経緯は、歯周病が悪化して抜歯しなければいけなくなるか歯根破折の場合が多いです。 抜歯後の選択肢は、入れ歯(義歯)・ブリッジ・インプラント。 この3つ選択肢の中で、インプラントは「第二の永久歯」と呼ばれ、自分の歯と変わらない噛み心地・力を取り戻せます。ブリッジのように両側の歯を削らなくていいですし、入れ歯のように煩わしさがありません。しかし、治療費は高額になるため、経済的な面で悩む方も多いです。また、人工の歯根を埋め込むためインプラント治療への不安は大きいもの。 そこでインプラント治療を行う決断をする前に、気をつけてほしいポイントを3つご紹介します。 ①インプラントが可能か、CTを使用して確認してもらう インプラントは、できる人とできない人がいますので、歯科医師にCTを撮ってもらい確認してみてください。 基礎疾患がある方(糖尿病や骨粗鬆症など)は要相談ですし、骨があるかないかも重要となってきます。CTのある歯科医院で、インプラントが可能なのかまず確認しましょう。 ②世間で飛び交う情報を鵜呑みにせず、専門家である歯科医師に正しい情報を聞く インプラントは怖いと思っている方がたくさんいますが、実は親知らずの抜歯より痛みが少ないです。また、術後の腫れも親知らずの抜歯よりも軽いことが多いです。 インターネットなどでは様々な情報が飛び交っていますが、実際に歯科医院へ足を運び、自分の歯の場合はどうなのか相談してみましょう。 ③不安が残るのであればすぐインプラントにせず、まずは入れ歯(義歯)を作ってみる選択肢も。 インプラントの治療は3ヶ月程度かかります。治療期間や治療費などを考えると、なかなか治療に踏み出せない方もいます。そのような場合には、まずは入れ歯(義歯)を作ってみても良いでしょう。 入れ歯(義歯)・ブリッジ・インプラントと3つの選択肢から、入れ歯(義歯)を試してみて合わないのであれば、次はブリッジとインプラントの2つの選択肢を考えればいい。少しずつ自分に合う治療を見つけていくと、後悔せずにすみますよね。 そして何よりも、インプラント治療をしなくてすむためには歯周病予防が大切です。定期的に歯科健診を受け、歯科医師とコミュニケーションを取り、口の中の状態を確認するようにしていきましょう。

横引 良評 院長

ヨコデンタルクリニック

横引 良評 院長

  • 佐倉市
  • 下志津
  • ユーカリが丘駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

山田清歯科医院の先生が解説

予防歯科について

歯周病予防のための検診と歯ブラシの“選び方”

歯周病は、歯そのものではなく、歯を支える歯肉や骨の病気です。歯茎や骨が炎症によって少しずつ溶かされ、気づかないうちに進行していく――これが、歯周病の怖いところです。かつては高齢者の病気とされていましたが、近年では食生活の欧米化やストレスの増加により、若い世代にも広がっています。歯ぎしりや食いしばりといった生活習慣も、歯周組織に負担をかけ、症状を悪化させる要因になります。 歯周病を防ぐために最も大切なのは、「日々の清掃」と「定期的な検診」です。歯周病は痛みが少なく、自覚症状が乏しいため、気づいたときには進行していることが少なくありません。ですから、「何も症状がないとき」に歯科を受診することが、実は最も重要なのです。検診を通して歯茎や骨の状態を確認し、必要に応じて早期のケアを行うことが、歯を長く保つ第一歩になります。 そして、毎日の歯みがきも「ただ磨けばよい」わけではありません。口腔内の状態は人によって異なり、インプラントやブリッジがある方、歯並びや体質、年齢によっても最適なブラシは変わります。ところが、歯ブラシの選択はメーカー主導の情報に頼りがちで、歯科医師自身も十分に理解していないことがあります。本来は、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、最適なブラシや清掃方法を提案するのが歯科の役割です。 歯ブラシは「予防の道具」であると同時に、「治療の一部」でもあります。軽度の歯周病なら、正しいブラッシングだけで改善することもあります。だからこそ、ご自身に合ったブラシ選びを、かかりつけの歯科医師や歯科衛生士と相談していただきたいのです。言われたことをそのまま行うのではなく、「自分にとって最適なケアとは何か」を一緒に考えていく姿勢が、健康な口腔環境を守るうえで欠かせないのです。

山田 清 院長

山田清歯科医院

山田 清 院長

  • 千代田区
  • 九段北
  • 九段下駅
  • 歯科 ●歯科口腔外科

横浜ベイクォーター内科・消化器内視鏡クリニック 横浜駅院の先生が解説

逆流性食道炎について

胸やけ・げっぷなどを引き起こす「逆流性食道炎」とは……?

逆流性食道炎は、胃で消化されるはずの食べものや胃液が食道に逆流することで、胸やけ・げっぷなどを引き起こす病気です。朝起きたときに口の中が苦い感じがしたり、飲み込むときにつかえる感じがあったり、口臭や咳が生じることもあります。原因としては、お酒を飲みすぎたり、辛いもの・脂っこいものを取りすぎたり、早食い、暴飲暴食、ストレスなどさまざまなものが考えられます。 治療に関しては、胃酸を抑える薬が処方されることが一般的ですが、状況に応じて胃のはたらきを助ける薬や漢方薬を使用することが有効な場合があります。逆流性食道炎は、食習慣・ストレス管理を含めて規則正しい生活を送ることが予防につながると考えられますが、現代社会においてはなかなか難しいことかもしれません。もしも気になる症状がみられたら、消化器内科を受診していただくとよいでしょう。

鈴木 謙一 院長

横浜ベイクォーター内科・消化器内視鏡クリニック 横浜駅院

鈴木 謙一 院長

  • 横浜市神奈川区
  • 金港町
  • 横浜駅
  • 内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●肛門内科

本厚木歯科クリニックの先生が解説

上唇小帯付着異常について

上唇小帯があるか、ないかを知っておくことが大切

舌の裏側にある舌小帯と対角と言いましょうか、上唇の裏側に位置し、前歯の真ん中から歯ぐきに向かって縦走する粘膜のヒダを上唇小帯と言います。人によって位置は異なり、歯の間まできているとすきっ歯の原因となりますし、そこまでいかずとも、わずかに唇の動きを妨げますので、滑舌や食べるスピードを下げてしまうという側面があります。 現在は麻酔処置をした上でレーザーにより整形する治療が一般的となっています。レーザーのない時代にはメスで切り取るしか方法がなく、当時は腫れて大変でしたが、レーザーは傷口の処理も一緒に行えますので、腫れも少なく、それほど負担のかからない処置となっています。 上唇小帯は誰にでもあるもので、位置が異なるのは個性と言えるでしょう。成長段階で短くなることも多く、急を要するものでもないことから、様子を見ることも一般的と言えます。ただ、大人に関してもその位置によって歯周病を悪化させてしまうこともありますし、お子さんの仕上げ磨きをする際、それがあることに気づかず引っ掛けてしまうことがあります。それがあるか、ないかを知っておくことで磨き方も変わってきますので、歯医者さんでお口を診てもらう際、チェックをしてもらったほうがいいでしょう。

大曲 祐司 院長

本厚木歯科クリニック

大曲 祐司 院長

  • 厚木市
  • 中町
  • 本厚木駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

すみだ運動器リハビリテーションクリニックの先生が解説

前十字靭帯損傷について

膝を酷使する競技への復帰を目指すなら「手術」が第一選択肢

前十字靭帯は膝関節の中で大腿骨と脛骨をつなぐ役割を担っています。前十字靭帯損傷は前十字靭帯が何らかの衝撃によって損傷することを言い、ジャンプの着地時などスポーツによる外傷によって生じることが多いです。ジャンプの着地時に膝をひねるような形になると、「バキッ」という音がして膝が外れたような感覚があります。 受傷直後は痛みや腫れを伴うことがあるものの、歩けないことはありません。ただし、膝を酷使するような競技への復帰を望む場合は、手術(前十字靭帯再建術)が第一選択となります。 最近は前十字靭帯損傷の発生メカニズムが解明されつつあり、これに伴って予防的なトレーニングや損傷を回避するための体の使い方などが広く知られるようになりました。こうした取り組みにより、一定の割合でリスクを低減することができますから、現役アスリートのみなさんには運動前の入念なストレッチなどを心がけていただきたいと思います。

清水 禎則 院長

すみだ運動器リハビリテーションクリニック

清水 禎則 院長

  • 墨田区
  • 横川
  • とうきょうスカイツリー駅
  • 整形外科 ●リハビリテーション科

南大和どうぶつ病院の先生が解説

猫の膀胱炎について

生活環境に目を配ることも有効な治療に

血尿は、犬の場合は細菌性膀胱炎であることが多いのですが、猫の場合はその割合は1、2割と少なく、大半は特発性膀胱炎、つまり、原因がよくわからないものになります。特発性膀胱炎は、数日から数週間で自然に回復するとされます。ただ、なかなか改善がみられない場合は、「環境」というものに目を向けるべきでしょう。と言うのも、この疾患はストレスが関与していることが多いからです。生活の中に原因があるとすると、そこにアプローチしない限り良くならないですし、一旦は治ったとしても、ぶり返す可能性は残ったままになります。診療では猫と人は違う生き物、ということを理解することが重要だとお伝えさせていただいています。人と同じではないですから、猫の本能やその猫自身の性格を理解し、アプローチ可能なところを改めて探していくことが病気の改善や、日々のストレスの緩和につながっていきます。また、寒さなどの環境要因や、運動不足や関節炎などの他の病気が引き金になっていることも考えられ、そちらに対してのアプローチが重要であることもあります。

五味 良太 院長

南大和どうぶつ病院

五味 良太 院長

  • 大和市
  • 渋谷
  • 高座渋谷駅
  • 犬 ●猫

しまだ内科・循環器クリニックの先生が解説

心房細動について

脳伷塞に繋がる恐れ。早期発見が重要な循環器疾患

心房細動とは不整脈の一種で、心臓の一部(左房)が頻回に興奮するようになり、脈の乱れが生じる病気です。70歳台で5%、80歳台で10%の方が発症すると言われています。一般的な症状は、脈が跳ね上がることにより生じる動悸です。もちろん、中には症状が乏しい方もいらっしゃいますが、だからといって治療が不要ということではありません。それは何故かというと、この病気は放置しておくと脳伷塞の原因になるからです。心房細動では、脈が乱れて心臓の収縮が不規則になる事により血液がよどみ、血の塊ができやすくなります。それが頭に流れていくと 脳伷塞を起こすのです。一旦脳伷塞を起こすと後遺症が残ることが多いので、早期の治療が重要です。具体的には、血がサラサラになる薬を飲んでいただいて、血の塊ができるのを防ぎます。そういった意味で、心房細動は心臓の病気の中でも早期発見・早期治療が特に重要なもののひとつです。また、最近ではカテーテルアブレーションという、高周波電流で脈の乱れの原因となっている異常な心筋を焼灼する内科的な手術治療もあり、そうした治療を行っている専門病院に紹介することも可能です。動悸を自覚した場合には心房細動の可能性があるので、早めに医療機関を受診して医師にご相談ください。

島田 健太郎 院長

しまだ内科・循環器クリニック

島田 健太郎 院長

  • さいたま市桜区
  • 西堀
  • 中浦和駅
  • 内科 ●循環器内科

アゴラ内科クリニックの先生が解説

腸活について

酪酸菌が癌を含めたあらゆる難病からの回復をはかる鍵となる

「腸活」という言葉が一般的になって久しいですが、最近トピックになっているのが、酪酸産生菌(ラクサンサンセイキン)の存在です。現代の難病と言われる多発性硬化症、パーキンソン病、過敏性胃腸炎、レビー小体認知症、さらにREM睡眠行動障害といった疾患を抱えている方の大多数は、酪酸を作る菌を多く持ってないことが明らかになってきています。また酪酸産生菌が少ないと、腸のバリア機能も損なうということが言われています。様々な分野で話題になることの多い海洋プラスチックや化学化合物、細菌までもがバリア機能の低下した腸から体内に入っていくと推察されています。逆に、本来なら腸から漏れてはいけないタンパク質などが出ていってしまうという現象も起きています。酪酸産生菌は抗がん剤の効果を高めることがわかってきていますが、その過程で様々なことが明らかになってきたのです。 腸活で重視すべきなのは、便秘です。たかが便秘ですが、通常通りに排便をおこなえていないことが酪酸産生菌の増殖をはばむ1つの要因となっています。私は訪問診療においても、便秘の有無や程度、そして改善に力を入れて取り組んでいます。

坂田 隆夫 院長

アゴラ内科クリニック

坂田 隆夫 院長

  • 文京区
  • 湯島
  • 湯島駅
  • 内科 ●循環器内科
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