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医師による病気の解説一覧

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しおや消化器内科クリニックの先生が解説

MASLD/NASHについて

痩せている人も要注意。隠れ肥満の人に多い「非アルコール性脂肪性肝炎」とは

脂肪肝の人が罹る典型的な病気です。お酒を原因とせず環境によるもので、高血圧とか糖尿とかコレステロールを合併することが多い疾患です。 日本人は痩せてても脂肪肝の人が多いので、外観だけでは疾患に気づくことが難しいんです。いわゆる「隠れ肥満」ですね。今や3人に1人が脂肪肝だと言われています。 痩せ型で脂肪肝の人は自分自身で気づくことができないので、静かに症状が進んで肝機能障害になりやがて慢性肝炎になっていく。怖いのは症状がないまま肝臓がんとか肝硬変になっちゃうこと、ですね。症状を自覚するのは病状がかなり進んでからなので早い時期に見つけることがとても大事なんです。だから健診が重要で、健診を受けていれば自覚症状が無いうちに発見することができます。 特に、健診で「経過観察」だった場合は、放置せず経過を診ていくことが大切です。予防医学としても頑張っていくべき疾患なので、健診結果をもっとしっかりと評価して予防につなげるように働きかけていきたいですね。

塩屋 雄史 院長

しおや消化器内科クリニック

塩屋 雄史 院長

  • さいたま市中央区
  • 本町東
  • 与野本町駅
  • 内科 ●消化器内科 ●胃腸内科 ●リウマチ科 ●内視鏡内科

あすかホームケアクリニックの先生が解説

パーキンソン病について

薬の服用が有効。少しでも症状があれば医師に相談を

パーキンソン病とは脳のドーパミンという神経伝達物質の働きが悪くなり、手が震える、体が動かしにくくなる、転びやすくなる、声が小さくなるなどの症状が出ます。声が小さくなるのは高齢者によく見られる症状ですが、若い方でもかかることはあります。神経難病と言われています、他の神経難病と違ってお薬が有効です。完全に治すことはできなくとも薬の服用で症状が軽減したり、進行を遅くしたりできます。パーキンソン病は現在かなり周知されてきている一方「もう歳だから」と手の震えなどを見過ごされている方も多く見受けられます。そういった方こそ受診し医師に相談してほしいですね。治療は薬が基本となり、進行状況によって薬も変わってきます。在宅医療でも、医師が薬剤調整をして医療機関と連携を取りながら対処することができます。発症前からの発見など、少しずつ研究も進んでいますので、今後はもっと治療法が発展していくと見られます。手が震える、転びやすいなど少しでもおかしいなと感じたら、医師に相談してください。

黒木 卓馬 院長

あすかホームケアクリニック

黒木 卓馬 院長

  • 北区
  • 十条仲原
  • 十条駅
  • 内科 ●脳神経内科 ●泌尿器科 ●皮膚科

浦和 動物の病院の先生が解説

ウサギの消化管うっ滞について

季節の変わり目の食欲、排便量の減少に注意が必要

ウサギの消化管うっ滞は、ウサギで最もよくみられる病気のひとつです。症状としては食欲が落ちる、なくなる。便の量が減る、または出なくなる。便が小さくなる、形が不揃いでつながったものが混じる。部屋の隅でじっと動かない。猫のように身体を伸ばすしぐさをする。などです。症状の程度も様々で軽症の子もいれば重症化してしまうと、胃が急速に拡大し最悪の場合は死に到ることもあります。 原因は様々で食物繊維の足りない不適切な食餌、運動不足、換毛期の不適切な毛の処理などが考えられます。季節の変わり目には特に注意が必要で、この換毛期に多く毛を舐めて飲み込むことがその要因のひとつになっていると思われます。また、消化管が弱い子は季節に関係なく症状を繰り返すこともしばしばあります。消化管うっ滞を繰り返す場合は、定期的なブラッシングで余計な毛を取り除いてあげることや予防的にお腹の調子を整えるために漢方薬の使用もおすすめしています。もし、食事の量や排便の量に変化がある場合は、消化管うっ滞の可能性がありますので、動物病院を受診されることをお勧めします。

筒井 孝太郎 院長

浦和 動物の病院

筒井 孝太郎 院長

  • さいたま市浦和区
  • 東高砂町
  • 浦和駅
  • 犬 ●猫 ●ハムスター ●フェレット ●ウサギ ●鳥 ●は虫類 ●その他

しらと内科外科クリニック三郷の先生が解説

血栓性静脈炎について

どこまでの血栓症なのか、その見極めが大切

血栓性静脈炎は、足などの表面の静脈に起きる血栓症です。血管内の血液の流れが滞ってくると(うっ滞)、怪我や、皮膚の炎症など、何かの拍子にうっ滞している血液が固まりやすくなり、皮膚表面に近い部分の血管内に血栓症が起きやすくなります。血栓症が起きると、表面が赤く腫れ上がって痛みを伴うようになります。 血栓性静脈炎は、下肢静脈瘤の診察をしているとよく遭遇する疾患です。下肢静脈瘤は、足の血管に逆流が起き、血液のうっ滞が起こるものですが、同時に血栓性静脈炎を併発しやすい傾向があります。足が赤く腫れ上がり、熱を伴って痛みがある病気には、様々なものが想定されます。皮膚表面に近いところに起こるのが血栓性静脈炎ですが、より深部、筋肉の中の血管に血栓症が起こるものに深部静脈血栓症があり、菌が関係している蜂窩織炎(ほうかしきえん)の可能性もあります。どこまでの血栓症なのか、あるいは皮膚の炎症だけであるのか、その見極めが大切です。皮膚の炎症だけと思い、抗生物質の投与を続けていても改善ははかれませんので、足に上記したような症状が起こった場合、超音波検査等でしっかり診断することが求められます。

しらと ひろゆき 院長

しらと内科外科クリニック三郷

しらと ひろゆき 院長

  • 三郷市
  • 三郷
  • 三郷駅
  • 内科 ●外科 ●消化器内科 ●老年内科

たなか歯科医院の先生が解説

義歯について

食事や発声、姿勢維持を手助けする入れ歯は、根気よく調整していくことが大切

入れ歯になる原因は、歯周病や噛み合わせの悪さによって、歯に負担がかかってしまうことが挙げられます。歯が1本欠けて、そのまま放置しておくことで徐々に欠けてしまう歯が増えていきます。また、入れ歯を装着している場合でも、噛み合わせが合わない入れ歯を使っていることでも、歯の健康状態は悪化します。そして、さらに歯を失うという悪循環になるでしょう。 入れ歯は、食事をとるため・正しい発声をするため・姿勢を維持するための道具です。入れ歯の作製は全て手作りで、口の中に粘土のようなもので型取りを行います。できるだけ正確な型を取れることで、患者さんの今後の歯の健康が良い方向にいくでしょう。ただし、出来上がった入れ歯は正確に作られても、実際に装着すると多少の誤差はあります。そこで、患者さんには生活を送ってもらい、少しずつ調整していく必要があるのです。定期的なメンテナンスで調整することで、正しい噛み合わせを得ることが可能になります。信頼できる歯科医院で、自分に適した入れ歯を作製してもらうことが重要といえます。

田中 茂之 院長

たなか歯科医院

田中 茂之 院長

  • 吉川市
  • 吉川駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
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