• TOP
  • 教えてドクター

医師による病気の解説一覧

1149件中 211 ~225 件を表示

ちはらメディカルクリニック目黒の先生が解説

大腸がん[直腸がん・結腸がん]について

大腸がんの検査は「拡大内視鏡」があるクリニックで

食生活の欧米化によって「大腸がん」が増えてきています。しかし、ガンというのは遺伝子レベルの変異ですので、全てがすべて何かを食べるとガンに変異が起こるというのは証明されていないのではないかと思っています。大腸がんは早期発見が大切になるのですが、健康診断では便潜血検査を必ずやってください。そうすることで、便内の出血量から大腸がんの発症リスクを判定することができます。もしポリープがあれば早期がんになる確立も高いので、必ず大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を受けてください。大腸がんは「拡大内視鏡」を使用すると、表面構造から良性か悪性か、内視鏡切除ができるのか腹腔鏡手術をするのかを判断できます。もし腹腔鏡手術をするならば腸を切除しなければならず、ガンだけでなくその周辺にあるリンパ節を切除するといったリンパ節郭清をしなければならないので、手術は大がかりになってきます。胃がんよりも特に大腸がんでは拡大内視鏡の使用が有用です。昔から何か腫瘍があるとその腫瘍がどこまで深くいっているのか、「深達度」(根の深さ)というものを病理検査で調べていました。肉眼形態と拡大内視鏡をみると深達度を診断できますので、大腸のポリープや腫瘍が見つかったときには、やはり拡大内視鏡が有用です。クリニックによっては拡大内視鏡がないこともあり、再検査のために大学病院や総合病院などへ行かなければならないといった二度手間になる恐れがあります。クリニック探しをする際には「拡大内視鏡」があるかどうかは重要ですので、確認することをおすすめします。

千原 直人 院長

ちはらメディカルクリニック目黒

千原 直人 院長

  • 目黒区
  • 中町
  • 祐天寺駅
  • 内視鏡内科 ●消化器外科

やのメディカルクリニック勝どきの先生が解説

糖尿病について

「治らない病気」から「寛解できる可能性のある病気」へ

糖尿病はほぼ無症状で進行する病気 糖尿病は多くの場合、初期段階ではほとんど症状が現れません。巷でよく耳にする「口渇(のどの渇き)」や「多尿」といった症状は、実は病気がある程度進行した段階で見られるサインです。このため、知らないうちに病状が進行してしまい、発見が遅れるケースも少なくありません。そのため、定期的な健康診断で血糖値をチェックし、早期発見と対策を行うことが重要です。 治療の進化と血糖コントロールの向上 近年では、糖尿病治療薬の種類が格段に増え、より効果的に血糖値をコントロールできるようになっています。インスリン注射や経口薬に加え、GLP-1受容体作動薬などの新しい薬剤も登場し、個々の患者に適したアプローチが可能です。また、血糖値が上がりやすい原因についての研究も進み、食事や生活習慣の改善によって薬に頼らず血糖値を安定させる方も増えてきています。 生活習慣改善による血糖コントロール 糖尿病は食生活や運動習慣、ストレス管理などの生活習慣が密接に関係しています。例えば、食後高血糖を防ぐために低GI食品を選んだり、食物繊維を多く含む食事を心がけたりすることが効果的です。また、定期的な運動はインスリンの感受性を高め、血糖コントロールに役立ちます。こうした生活パターンをひとつずつ見直していくことで、必要最小限の薬で管理できるケースも少なくありません。 「寛解」という新しい概念 かつては「一度発症したら一生治らない病気」というイメージが強かった糖尿病ですが、最近では特に海外を中心に「寛解(かんかい)」という考え方が注目されています。糖尿病の寛解とは、薬を使わずに血糖値やHbA1cなどの指標が安定し、糖尿病の診断基準を満たさない状態が一定期間続くことを指します。糖尿病は「治らない病気」から「寛解できる可能性のある病気」へと認識が変わりつつあります。

矢野 宏行 院長

やのメディカルクリニック勝どき

矢野 宏行 院長

  • 中央区
  • 勝どき
  • 勝どき駅
  • 内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科

クリニックファーストエイドの先生が解説

にきびについて

薬物療法が基本。ニキビ痕にも力をいれていく

にきびとは、皮膚にできる一般的な疾患のひとつです。毛穴の皮脂線に脂が過剰に分泌される、もしくは脂を分泌するバランスが悪くなると、そこが詰まりアクネ菌ができて炎症を起こす。これが、私たちがよく目にする赤いにきびになります。治療は薬物療法が基本で、炎症を抑える飲み薬、アクネ菌を殺す抗生物質を服用していただきます。同時に外用薬を塗ると、古い角質や汚れや皮脂が除去できて皮脂腺が詰まりにくくなりますので、治療と同時に予防にもなります。にきびは程度によってはかゆみや痛みの症状を伴いますので、重度の場合は皮膚科を受診することをお勧めします。患者さんご自身でできる予防として、優しく洗顔し、毛穴を詰まらせないように日頃から皮膚を清潔な状態に保つことが大切です。スキンケアをして皮膚をなるべく保湿するようにしてください。また、当院ではニキビ痕の治療に非常に力を入れております。ピーリングにはじまり、炭酸ガスフラクショナルレーザーで皮膚に細かい穴を開け、それが再生する力を利用してニキビの凹凸をなくす治療です。

伊藤 晴紀 院長

クリニックファーストエイド

伊藤 晴紀 院長

  • 千代田区
  • 鍛冶町
  • 神田駅
  • 内科 ●皮膚科 ●アレルギー科 ●美容皮膚科

アール歯科セントラルクリニック南与野の先生が解説

義歯について

よりご希望に合う義歯を選択するためにも、歯科医師とよく相談して欲しい。

よく患者さんから、抜歯後はどうしたらいいのか質問をいただきます。各治療方法には、それぞれメリットやデメリットが必ずあります。より患者さんに合う治療方法を選択するためにも、担当の歯科医師とよく相談しましょう。 抜歯後の治療については、3つの選択肢があります。 1つは『インプラント』です。メリットとしては、1回入れてしまえば自分の歯と同じように使える点と審美性に優れている点が挙げられます。他の歯にも影響が出にくく、天然の歯とほぼ同じように咀嚼できます。デメリットとしては、手術が必要になる、治療期間が長くなる、そして保険適用ではないので費用が高くなってしまうことが挙げられます。骨の量が少ない方が入れてしまうと、将来的にグラつく可能性もあります。 2つ目は『入れ歯(義歯)』です。メリットとしては、両脇の歯を削らなくて良い、作るのが簡単、合わなくなっても作り替えられる、保険適用であることです。ただ、お手入れが大変で、見た目も入れ歯だとわかってしまいます。両脇を削りたくない、手術はちょっと怖いという方にはおすすめです。 3つ目は『ブリッジ』です。インプラントと同じように、1回入れてしまえば自分の歯と同じように使え、保険適用である点はメリットとして挙げられます。しかし、両脇の歯を削らなければならないことと他の歯にも負担がかかってしまいます。抜歯した歯の両脇の歯が既に銀歯ならいいのですが、削ったことのない健康な歯を削ってしまうのは、勿体ないですよね。 どの治療法においても、一生使えると保証できるものはありません。手入れをしていかないと持ちませんので、定期的に歯医者に通ってメンテナンスをするようにしていただきたいです。

酒井 亮 院長

アール歯科セントラルクリニック南与野

酒井 亮 院長

  • さいたま市中央区
  • 新中里
  • 南与野駅
  • 歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科

かわい動物病院の先生が解説

犬の外耳炎について

なぜ外耳炎がなかなか治らないのか?慢性化する共通点とは

犬の外耳炎は人でいう中耳炎のことです。外耳炎のサインは耳を拭いたら汚れていた、頭を振る、後ろ足で耳の周囲をよく搔く、寝ている時に急にガバッと起きて頭を振ったり後ろ足で搔いたりすることです。「外耳炎のうちの70%が皮膚病だ」と皮膚病の専門医は言います。皮膚病の一つとして捉える病気であることからも、からだを痒がるような皮膚炎では耳も悪いことが多いのです。もちろんダニや細菌感染といった感染症が原因であれば、それに対応した薬を使うことで治ることも多いのですが、慢性外耳炎、いつも治療をしているけれど治らないケース、病院を変えて様子を見てみようかという人たちに見られる共通点は、「おやつをいっぱい与えている」「果物を食べさせている」ことが非常に多いのです。「糖分の摂りすぎ」は外耳炎や皮膚炎にはよくないことです。特に「単糖類」(お砂糖や果物、果糖)を日常的におやつとして与えているといつまで経っても治療と縁が切れません。食べ物がからだに合わなくて、からだが要りませんというサインを外耳炎として出す、肝臓が悪くなって出すなど、からだのサインにはいろいろなパターンがあります。今の薬は優秀なので使うと良くなるのですが、またぶり返します。できるだけ良質なフードを与えること、極力おやつを減らすこと、もし与えるのであればサツマイモやかぼちゃなどの多糖類などを単糖類を選ぶことで改善が見込めるのではないでしょうか。もうひとつの注意点として、耳の掃除をあまり一生懸命にやらないことですね。他の動物にも同じことが言えますが、こすり過ぎると悪くなるのでお家での耳掃除をほどほどにしましょう。

河合 俊光 院長

かわい動物病院

河合 俊光 院長

  • 川口市
  • 戸塚鋏町
  • 戸塚安行駅
  • 犬 ●猫 ●フェレット ●ウサギ ●ハムスター ●は虫類

ペテモ動物病院 越谷レイクタウンの先生が解説

犬の肺水腫について

寝ている時の呼吸に変化があれば早期に受診を

犬の肺水腫は、犬の肺に水が溜まる状態のことをいいます。主に、僧帽弁閉鎖不全症という心臓の病気が原因であることが多く、肺の圧力が高まることで引き起こされます。心臓の病気以外の原因として、ドライヤーのコードを噛んで感電したり、首や胸を強く抑えたりといった状況が挙げられます。そうすると、空気の通り道が悪くなり、肺水腫につながるのです。これは、陸にいるのにもかかわらず水の中にいるような状態になるでしょう。 肺水腫の治療では、利尿薬を使用します。利尿薬で体内の水分を排出することで、肺に溜まっている水分も引いていきます。 肺水腫は、元気で暴れ回る子や短頭種、心臓が悪い子が興奮すると引き起こしやすい病気です。特に、心臓が悪い子は発症のリスクが高いため、注意が必要です。飼い主さんは、ワンちゃんの寝ている時の呼吸をしっかりと観察し、呼吸が早く浅い場合は、肺水腫の可能性があるかもしれません。すぐに動物病院に受診し、レントゲンを撮るようにしましょう。肺水腫の予防としては、首を掴まないことや強く締め付けないこと、心臓が悪い子は興奮させないことが大切です。治療によって治る子は多いですが、重症化している場合は呼吸が止まるケースもあります。少しでも気になることがあれば、早期に受診してください。

原 光弘 院長

ペテモ動物病院 越谷レイクタウン

原 光弘 院長

  • 越谷市
  • レイクタウン
  • 越谷レイクタウン駅
  • 犬 ●猫

恵比寿デンタルクリニック東京の先生が解説

歯周病について

全身の疾患の予防のためにも歯周病のコントロールが重要

歯周病とは口腔内の歯周病関連菌によって歯槽骨が溶かされたり歯肉に炎症が起きる病気です。早い人では10代から進行することがあり、一度罹患すると根絶が難しい慢性疾患です。 口腔内の歯周ポケットの面積を足すと掌ぐらいの面積になります。つまり歯周病に罹患している方は常に掌ぐらいの面積が炎症を起こしている状態と同じなのです。
 他科の病気との関連性もわかってきており、例えば歯周病に罹患している人は罹患していない人に比べて糖尿病の症状が悪化します。逆に歯周病の治療をしてコントロールされていると血糖値が改善することも解っています。 歯周病菌はポケット内の血管から全身へと回ります。血管内に入り込んだ歯周病菌の刺激によって血管内に沈着物ができ、それにより血管の通り道が細くなり動脈硬化をを引き起こします。 気管や肺に歯周病菌が入ってしまうと誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があり、高齢者など体力が衰えている場合、最悪は死に至ることもあります。 妊娠中の方が歯周病に罹患していると低体重児や早産の危険性が高くなるとも指摘されています。 また近年ではアルツハイマー病と歯周病の関連性も示唆されてきています。 こうした全身にわたる疾患の予防として歯周病のコントロールが非常に重要となっています。

岡本 香穂里 院長

恵比寿デンタルクリニック東京

岡本 香穂里 院長

  • 渋谷区
  • 恵比寿
  • 恵比寿駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
1 PAGE  1577 77