早期のうちなら、漢方薬で腎機能の維持・回復が期待できる
糖尿病腎症は糖尿病に起因する合併症の一つで、腎臓の機能が低下することでさまざまな症状を引き起こします。具体的には、体にたまった水分や老廃物を体外へ排泄できず、食欲低下・むくみ・疲労感などが生じます。
糖尿病治療ではHbA1cを確認しながら血糖値を適切にコントロールしますが、治療を続けながらも腎機能が悪化するような場面では、合併症の進行抑制に漢方薬が役立つケースも少なくありません。一般に、腎機能の指標となる「クレアチニン」が6~8mg/dl以上になると透析治療が必要になるとされていますが、早い段階で治療を開始できれば腎機能を維持できる可能性が高まります。腎臓が「少し悪い」と言われた段階での早めの受診をおすすめします。
- ベイサイドクリニック
- 萬谷 直樹 院長
- 横浜市西区/南幸/横浜駅
- ●内科 ●糖尿病内科 ●消化器内科 ●皮膚科 ●アレルギー科 ●リウマチ科 ●循環器内科