野崎 院長 & 正東 歯科医師 & 林 歯科医師
YASUHIRO NOZAKI & SHUHEI SHOTO & KOTARO HAYASHI
ご自分の歯で食べる喜びを感じていただくために。虫歯や歯周病にならない予防歯科を
日本歯科大学を卒業後、医療法人社団医恵会に勤務し経験を積む。平成8年、蔵前駅から徒歩30秒の場所に自身のクリニックを開院(都営浅草線「蔵前駅」A2番出口より徒歩30秒、都営大江戸線「蔵前駅」A6、A7出口より徒歩3分)
野崎 院長 & 正東 歯科医師 & 林 歯科医師
ジェイエムビル歯科医院
台東区/蔵前/蔵前駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●矯正歯科
- ●訪問歯科診療
歯科は、痛みから開放してくれる「ありがたい場所」
【野崎 院長】
高校生にもなりますと、適職診断というようなアンケートがおこなわれますよね。私の場合、何度それをやっても必ず、医療か福祉という答えが返ってきました。そういうことが続きますと、次第に「こっちに向いてるんじゃないか」と思うようになっていくものです。それから、歯医者さん自体にもマイナスのイメージを持っていませんでした。通ったことがないわけではなく、むしろ逆で、しょっちゅう通っていたのですが(苦笑)、痛さから開放してくれる「ありがたい場所」という記憶が残っていて、そのポジティブなイメージがプラスに働いた結果だと考えています。
日本歯科大学を卒業後、『医療法人社団医恵会』に勤務し、平成8年(1996年)に『ジェイエムビル歯科医院』を開設致しました。ここはもともと勤務していた法人の診療所の1つだったところで、縁あって私がそれを引き継いだという形になります。当院は私1人ではなくて、複数の歯科医師が在籍しています。
【正東 歯科医師】
中高と通っていた学校が医療系に進学する学生の割合が多かったことも関係しました。周囲の環境もあり、将来は医療系に進みたいと考えるようになっていったのです。ちなみに私の兄が薬剤師でありました。私もそれを受けて当初は薬学部への進学を考えていたのですが、「お金のことは心配しなくても良い。やりたいことをやりなさい」と両親に励まされ、歯科医師への道を志すようになりました。薬剤師も歯科医師も大変な仕事であることに違いはありませんが、私としてはより身近に患者さんと接することが出来るという点に興味を引かれ、この道を選択したという次第です。
私も野崎先生と同じく日本歯科大学を卒業し、臨床研修を経て、こちらの歯科医院にお世話になっています。
【林 歯科医師】
父が歯科医師だったことで、子供の頃からこの職業を身近に感じていました。患者さんと父のやりとりを待合室で見る機会もあって、自然と、父のような街の歯科医師になりたいと考えるようになっていったのです。痛みや悩みを抱え、待合室で曇った表情をされていても、問題が解決することですっきりしたお顔で帰られるところを何度も見てきました。人のためになれる仕事。それを日々実感できるこの仕事に大きなやりがいを感じています。
歯医者に求められることはいたってシンプル
【野崎 院長】
そもそもなぜ病院に行くのでしょう。「痛い」からですよね。ならば歯医者はまずその痛いのをとってあげなければなりません。それからまた、噛めないものを噛めるようにしてあげること。それを出来るだけ早期に実現すること。歯医者の根本的な役割はそのようなシンプルなものであると考えます。複雑な治療理論等は患者さん側から見ると必要のないものなのかも知れません。
一方、歯の治療はそのほとんどが再治療に至ることになります。といいますのも、歯は削れば二度と元に戻ることはありませんから、再治療は絶対ついて廻るものなのです。であればなおのこと、削ることがないように努めなければなりません。つまりは予防こそが大事ということであり、その点において患者さんのご理解とご協力が不可欠ということになります。
ばい菌がある状況で治療したら、ばい菌を詰めている様なもの
【正東 歯科医師】
患者さんのお顔をしっかりと見て話をすることを心がけています。説明をしている最中に不安な様子がうかがえれば、言い方やニュアンスを変えて繰り返し説明をおこないます。また口腔内を撮った写真をご覧いただき、実際はどうなっているかを目で見て確認いただけるようにもしています。治療の内容をしっかりご理解いただけるように、また、ご自分の歯に興味を持っていただけるよう様々なツールを用いながら、誠実に対処することが大切です。その結果、患者さんにとって頼りになる歯科医院と思っていただけるようにしたいですね。
【野崎 院長】
歯に興味を持っていただくには、治療の流れが重要になります。例えば虫歯が見つかったとしましょう。痛みをとってさしあげても、すぐに被せ物をするわけにはいきません。その歯に歯周病が潜んでいれば、同じことがまた起きてしまいます。それを考慮せずに何回も削るということを繰り返していると、やがては神経を抜くことになり、抜歯に至ってしまう。悪い階段をどんどんと上っていくということになるのです。
当院においては前提として、まずは歯周病の検査をお勧めします。その検査数値を自分の目で確認してもらい、歯を悪くする要因に考えをめぐらせていただくのです。順番と説明がしっかりなされれば、最近はほとんどの方が興味を示されます。自分の歯に興味を持っていたければ、予防への取り組みも以前に増して力が入るという形ですね。
【林 歯科医師】
治療には様々な方法があります。ですが、必要のない治療を勧めるようなことは厳として慎むよう心に決めています。例えば、そこまでのきれいさを求めておられないのに、歯を削り、セラミックを入れるケースもあると聞きます。そんなものは、もはや治療とは言えないでしょう。もちろん逆もあります。患者さんが保険診療の材料で見た目に納得ができないのであれば、セラミック治療を提案することもあります。重要なのは、患者さんの意思を最大限尊重することだと思うのです。
入れ歯から肺炎予防まで。訪問診療にも尽力
【野崎 院長】
歯科医師の訪問診療自体、まだそれほど周知に至っていないというのが実情であり、ご存知の方であっても「入れ歯を作るのよね」と思われているのではないでしょうか。無論、入れ歯の製作や修繕も大事なことですが、もっと重要度の高いことが事故をなくすように努めることです。
寝たきりになり、口の中の機能が失われていくと、口の中はどんどんと汚れていきます。そうなってきますと当然のことながら、お口の中に菌がたまっていくということになるのです。その菌が肺に入り込んでしまうのが誤嚥性肺炎であり、肺炎による死亡率が高止まりになっている要因となっています。
まずは口の中の環境改善をはかることが訪問診療の一番重要な要素であり、それとともに、ご家族の方に口腔ケアの必要性について提案していかなくてはなりません。台東区では口腔ケアセンターが訪問歯科医療の相談窓口となっています。訪問歯科をご希望の方はどうぞお気軽にご相談ください。
これから受診される患者さんへ。
【林 歯科医師】
当院が「初めての歯医者」という方は少ないものと思われます。中には、様々なところで治療や説明を受けてきたけども、納得できているわけではなく、不安なまま通院を続けておられる方もいらっしゃることでしょう。そうした方々に「来てよかった」と思っていただけるような医院を目指してまいります。
【正東 歯科医師】
歯の着色ですとかホワイトニングについてですとか、皆さん何かしらお口のことで気になることをお持ちだと思うんです。どうか、「くだらないことだから…」と思わず、興味のあることは何でもお聞きになってみてください。お口に関する疑問にお答えするのも私たちの仕事なのですから。これだけ多くの歯医者さんがある中で、当院を選んでいただいたことには感謝しかありませんし、だからこそ、「ここに来てよかった」と思ってお帰りいただけるよう精一杯を尽くさせていただきます。
【野崎 院長】
長年通われている方は、ふらっと入ってらっしゃいます。「ちょっと気になることがあったから…」と(笑)。本当にそれで良いのです。疑問があれば相談しに来るところだと思っていただきたいですし、それで治療をするかしないかはまた別の話。お帰りになる際は疑問が解消できるよう精一杯努めさせていただきます。疑問があればどうぞお気軽にお尋ねください。
※上記記事は2023年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
野崎 院長 & 正東 歯科医師 & 林 歯科医師 MEMO
- 出身地:[野崎]東京都 [正東]埼玉県
- 趣味:[野崎]食べること [正東]食べること
- 愛読書:[野崎]歯科関連書籍 [正東]歯科関連書籍
- 好きな映画:[野崎]ブルー・スリー主演作品 [正東]宮藤官九郎 作品
- 好きな言葉:[野崎]怨親平等 [正東]克己
- 好きな音楽:[野崎]B’z [正東]J-POP
- 好きな場所:[野崎]診療所 [正東]自宅
野崎 院長 & 正東 歯科医師 & 林 歯科医師から聞いた
『訪問歯科診療』
症状の出る前から、予防のためのスキンケアが大切
訪問歯科診療では、設備の整ったクリニックと同じ治療をすることは難しいものがあります。入れ歯の修繕等はもちろんしますけども、まずそれ以前に、食べる機能が患者さんに残っているかどうかを確認することです。そこの正確な評価をしないまま入れ歯を作っても使えないままですからね。機能が失われていても、口腔体操等の口腔リハビリで改善が期待できるなら、その説明をご本人もしくはご家族にしていくことになります。正確な状況をしっかりとお伝えし、これからどう過ごしていくかを一緒に考えていくのが訪問歯科診療の大きな役割となります。
グラフで見る『野崎 院長 & 正東 歯科医師 & 林 歯科医師』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION