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与謝野 明 院長

AKIRA YOSANO

小さいお子さま(0歳から)から大人の方まで健康で幸せに導いていけるように

日本大学歯学部卒業。東京歯科大学大学院歯学研究科(口腔外科))博士課程修了。同大学千葉病院口腔外科学講座医員、山崎歯科医院(東京都東大和市) 勤務を経て、『荻窪あかり歯科』を開院。2022年、西荻窪の地に『0歳からのあかり歯科』を新たに開設(JR中央線「西荻窪駅」より徒歩8分)。

与謝野 明 院長

与謝野 明 院長

0歳からのあかり歯科

杉並区/西荻北/西荻窪駅

  • ●小児歯科
  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

より多くの方に予防歯科を身近なものに感じていただけるように

与謝野 明 院長

『荻窪あかり歯科』を開院したのは2012年のこと。それから10年が経ち、新たに『0歳からのあかり歯科』を当地に開院いたしました。ありがたいことに本院(『荻窪あかり歯科』)では多くの患者様に「予防歯科」を目的に通っていただいており、より多くの方々に予防歯科の重要性を伝えるべく、新たにクリニックをオープンすることになったのです。クリニックのコンセプトは、ジブリ映画に出てくるような「森の中の歯医者さん」。お子さんが通いやすく、楽しみになるような雰囲気をイメージしました。業者さんが内装のデザイン案を出していただいた際、「これです!」と思いました。私の心の中を読んでくれた気がしましたね(笑)。

子ども達を健康で幸せにできるように

与謝野 明 院長

予防歯科でみなさんを健康で幸せな生活に導くこと、そして、子ども達の未来を良くするための医療を提供すること、最後に、子ども達に誇れる仕事を実現すること。この3つが当院の理念です。このうち、3つ目の子ども達に誇れる仕事を、ということが、実は新しいクリニックをオープンした大きな理由でした。当院ではたくさんの“お母さん”がスタッフとして働いてくれていますが、経験や技術や知識を持った彼女たちが産休や育休明けに戻ってこられる場所を用意したいと考えたのです。
今、日本の子ども達の幸福度は先進諸国に比べて低いと言われています。その理由の1つとしてあげられているのが、子ども達から見て大人が輝いていない、幸せそうではない、ということ。子ども達に対して、「お母さんはこういう仕事をしてるんだよ」と胸を張って言えるように。その点、予防歯科は子ども達を健康に導く素晴らしい仕事と言い切れるものと考えていますし、誇りを持ってみんなと取り組んでいきたいと考えています。

Cure(治療)からCare(予防)へ

与謝野 明 院長

予防歯科において何が最も重要かと申しますと、それは原因を突き止め、リスクを除去していくことです。虫歯がありました、では治しましょう。それだけで終わっていては、また繰り返してしまうだけです。現在、日本において歯科医院を受診する方の3分の2が再治療と言われています。歯は、削れば削るぶんだけ寿命が短くなっていきます。「治療」という言葉を使っていますけども、実際には補填しているだけで、完全に治しているわけではないのです。ですから、できる限り虫歯や歯周病にならないことが大切です。そこのところを患者さんに理解していただき、共有していくことも重要になります。自らのお口のことを把握し、守る方法を知っていただくこと。当院を家族みんなでお口のことについて学ぶ場所として機能していければと考えています。

「お口の学校」で子ども達の未来をより明るく

現代の子供は、お口の使い方が十分でないように感じられます。食べ方、話し方、飲み込み、呼吸。それぞれが本来の機能に及ばない子が多いのです。その要因は生活環境にあると思われます。例えば、私たちの時代は風船をふくらませるといったことをよくしていましたが、今のお子さんはどうでしょうか。ふくらませることができる子は少ないと思われますし、風船ガムなど知らない子も多いのでしょう。ものが溢れている現在、そうした機会が失われているのです。それから、お子さんのことを思って、食べ物を小さく切って与えるお母さんも多くいらっしゃいます。しかし、そのことが「かじる」ですとか、一口の大きさを覚えるなど、自然と身についていく成長の機会を損失している場合もあります。それは知らないがゆえのことであり、悲しいことです。診療の間にもお口のことについて話しますが、それだけでは十分ではありません。「お口の学校」では、お子さんはもちろん、お母さんやお父さんに向けて、楽しみながら知識を得る“授業”を提供していきたいと考えています。

口腔機能不全症という疾患があります。いわゆるオーラルフレイルの一種であり、年齢を経ていくに従い、お口が機能しなくなるというものです。身体の機能が次第に衰えていくのはある意味仕方のないことですが、お口についていえば、そもそもお子さんの時期にお口の機能を十分に獲得できてないことが要因になっていると考えられているます。「お口の学校」で知識を得ていただくのと並行し、必要に応じて「マイオブレイス(Myobrace)」や「ランパ治療」などの予防矯正治療をおこない、本来のお口の機能を高めるお手伝いもここでは提供していきます。

これから受診される患者さんへ

お口の発達を考えると、2・3歳からアプローチするのでは遅い面があり、「0歳から」と医院名を付けました。お子さんの将来をより良くするために、早い段階から知識を身につけ、アプローチしていくのが大切です。同時に、子ども達にとって最も身近なモデルであるお父さんお母さんのお口の健康も重要です。文献によれば、歯が10本に満たない人は、20本以上ある人に比べ、介護のリスクが約15倍に達するという報告もあります。自分のお口を守ることが、自身の健康のため、そして未来ある子ども達のためになると考え、歯に関心を持っていただければと思います。痛いのはもちろん、何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2022年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

与謝野 明 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味&特技:映画鑑賞
  • 好きな本:『ワンピース』『キングダム』
  • 好きな映画:邦画全般
  • 好きな音楽:バラード(邦楽)
  • 好きな場所:自然が感じられるところ

与謝野 明 院長から聞いた
『口腔機能発達不全症』

お口のことで困らないために

年齢を経ていくと次第に身体の機能は衰えていきますが、飲み込めない、1人で食べれないといったような状態を口腔機能不全症と言います。オーラルフレイルの1つと考えていいと思いますが、その根本の問題は、お子さんの時期に十分なお口の機能を獲得できてないことにあると思われます。お口をちゃんと閉じれない、鼻で呼吸ができない、自然に飲み込めない。これらの現象が見られるものを口腔機能発達不全症と言います。
原因は様々考えられますが、1つには生活環境の変化があげられるでしょう。例えば、私たちが小さい頃にやった「にらめっこ」などの“顔遊び”をする機会が減っていること。他愛もない遊びが自然とトレーニングになっていたのですが、そうした機会がなくなったことも原因の1つと考えられます。
現在、主にご高齢の方の口腔機能不全症については認識が広まってきていますし、取り組みも盛んになってきました。しかし、その根本である子ども達の口腔機能発達不全症については、まだまだアプローチは十分とは言えません。今後は、未来を担う子ども達の将来を見据えたアプローチがより重要性を増していくものと考えられます。

グラフで見る『与謝野 明 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION