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吉牟田 友惟 院長

YUI YOSHIMUTA

ほんとうに痛くない、怖くないを実現。
治療に通うのを楽しみにしていただけるように

福岡歯科大学卒業。同大学医科歯科総合病院歯科口腔外科研修課程修了。広島、宮崎、東京の複数の医院で勤務医を務める。2022年4月に『Dr.Cherry 歯科室』を開院(JR中央・総武線/東京メトロ東西線「中野駅」より徒歩4分)。特殊メイクスクール JUR 12期卒業。

吉牟田 友惟 院長

吉牟田 友惟 院長

Dr.cherry歯科室 (ドクターチェリー歯科室)

中野区/中央/中野駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

“はいしゃさん”への憧れは、小さい頃から

吉牟田 友惟 院長

小学生の頃に矯正歯科に通い始めました。自分の歯が動いていく様子に感動したのも確かですが、その先生がとにかくカッコよかったんですね(笑)。それまで虫歯の治療に通っていた典型的な歯医者さんとはまるで違っていました。内装はコンクリート打ちっぱなしの空間に間接照明。先生も白衣を着ずにビシッとスーツ。「こういう歯医者さんもあるんだ」と思ったことが直接のきっかけになったのです。ただ、最近になって思うのは、歯医者さんへの憧れは子供の頃からだったのかもしれないということ。舟崎靖子さんが書かれた『もりのはいしゃさん』という絵本があります。周囲に聞くと、丸暗記してしまうほど好きだったらしいのです。数ある“しょくぎょう”が描かれている中で“はいしゃさん”だけを暗記していたのは、何か惹かれるところがあったのでしょうし、矯正歯科の先生への憧れも、それが根底にあったからなのかもしれませんね。
大学卒業後は母校の歯科口腔外科で学び、その後は一般歯科治療とともに矯正治療を学べる環境を求め、多くの歯科医院に勤務してきました。その集大成として2022年春に『Dr.Cherry 歯科室』を開院したのです。

楽しく歯医者さんに通っていただくために

吉牟田 友惟 院長

歯医者さんに対して「行きづらい」「怖い」「痛い」というイメージをお持ちの方はいまだ少なくないと思われます。私の友人にも怖がりさんが多く、聞いてみたのです、「何が怖いの?」と。すると、麻酔やタービンの音をあげる人も多かったのですが、最も多かったのが「入ったら真っ白だから」というものでした。「白」=「ザ・病院」という感じなのでしょう。
中野に「不純喫茶ドープ」というお店があります。なぜ“不純”かと言うと、お酒があるからなのですが、そこが本当に可愛いんです。昭和レトロというか、どこか懐かしい感じで。歯医者さんっぽくないものにしようとした時、まず脳裏に浮かんだのがこの喫茶店でした。さくらんぼをモチーフにネオンも入れて、ちょっと使い古した感じの床にしたのもそうですし、別空間であるトイレも遊び心いっぱい

のものにしました。この“らしくない”空間が、診療を助けてくれているように思います。

当院では、初診の方には1時間をかけてお話をしています。お掃除のこと、病気のこと、それから歯みがきについて、などなど。例えば、「歯周病って何か聞いたことありますか?」と伺うと、ほとんどの方は「聞いたことがない」とお答えになります。それを考えると、ちゃんと説明をされたことがないことも、歯医者さんを敬遠する1つの要因と言えるかもしれませんね。私がYouTubeに取り組んでいるのも、きっかけはなんでもいいので、歯医者さんに行って欲しいという願いを込めてのことです。こちらがちゃんと話せば、みなさん理解してくださる。自分のクリニックを開いて、一番実感したことですね。

歯医者さんから「痛み」を排除

吉牟田 友惟 院長

歯医者さんを苦手に思う一番の理由は、「痛み」だと思います。このため、当院では麻酔に最も気を使っています。麻酔の段階で痛くなければ「億劫だな」という気持ちもなくなると思いますし、「行こう」という気持ちにもなると思うのです。
第一段階として、表面麻酔の際には患部を徹底的に乾燥させます。粘膜に唾液があると薬液が浸透していきませんから十分に乾燥させる必要があるのです。その段階を経ないで表面麻酔をしても、気休めでしかないでしょう。それからあとは、針を刺す場所に、針の入れ方と速度です。薬剤が入ると粘膜が膨らみますから、それが圧痛を生み出すんですね。ですから、一滴ずつ慎重に入れていくことが大切です。当院では麻酔に10分をかけます。その10分を惜しんでいては、患者さんの信頼を得ることはできないでしょう。
笑気麻酔も取り扱っていますが、笑気は精神面をリラックスさせる面が大きく、プラスアルファで用いるものです。麻酔がいらないわけではなく、麻酔が痛くないことが前提で、その結果、怖がりの方も安心して治療に臨めるのです。

患者さんの負担を軽減させるツールも積極的に導入

口腔内スキャナーである「iTero(アイテロ)」を導入しており、矯正治療やセラミック等の補綴治療に用いています。また当院で扱っている「iTero」は虫歯を色で判別してくれる機能もありますから、そのチェックにも役立っています。患者さんに説明する際も3D画像はわかりやすいですし、データの保存が容易で、治療の一貫性を保つことにも一役買ってくれます。また、口腔内スキャナーが最も優れているのは、粘土による型取りがいらないということでしょう。嘔吐反射の強い方は、どうしても型取りが難しいことがあります。採取したデータを即日送ることができ、仕上がりも早い上に患者さんの負担も少ない「iTero」を、非常に有用なツールとして活用しています。

これから受診される患者さんへ

「虫歯はない」と思っていても、痛くならないだけで虫歯があることは珍しくありませんから、定期滴な健康診断やお掃除を受ける習慣を身につけていただければと思います。歯医者さんが苦手な人は多いかと思いますが、そのお気持ちを少しでも和らげるべく、『Dr.Cherry 歯科室』では様々な配慮をしています。当院でなくとも構いません。ご自分のために、まず歯医者さんに行って、話を聞いてみてはいかがでしょうか。

※上記記事は2022年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉牟田 友惟 院長 MEMO

  • 趣味・特技:「特殊メイク!」
  • 好きな本:「もりのはいしゃさん」(舟崎靖子)/法医学
  • 好きな映画:「ソウ」
  • 座右の銘:「人生に無駄なことはない」
  • 好きなアーティスト:氣志團
  • 好きな場所・好きな観光地:渋谷/宮崎、福岡

吉牟田 友惟 院長から聞いた
『むし歯[う蝕・カリエス]』

糖分が口中に停滞している「時間」が長いほど、虫歯は発生しやすくなる

虫歯の菌が歯を壊しているような画像をご覧になったことがあるかと思いますが、あれはイメージにすぎません。実際に、虫歯菌が直接歯を壊しているわけではなく、虫歯には、発生に至るメカニズムがあります。「時間」と「食事」、そして「菌」。これらが合わさることで虫歯が発生します。具体的には、食べ物に含まれる糖分を菌が分解し、酸を生み出します。その酸が歯を溶かしてしまうのです。逆に言えば、菌があっても、糖分がなければ虫歯は発生しないことになります。糖分が口中に停滞している時間が長ければ長いほど、虫歯は発生しやすくなります。それを防ぐべく、「だらだら食べ」や、「だらだら飲み」を避け、正しい歯みがきを続けていくことが大切です。

グラフで見る『吉牟田 友惟 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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