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三村 博 院長

HIROSHI MIMURA

患者さんの満足を喜びとして。 世界一流レベルでのスタンダードの治療を目指して

日本大学歯学部卒業。東京医科歯科大学大学院歯学研究科博士課程(歯科矯正学専攻)修了。同大学歯学部附属病院歯科矯正科に勤務。松本歯科大学歯科矯正学講座助手、講師を歴任。1995年に『みむら矯正歯科』を開業(西武池袋線「ひばりヶ丘駅」南口より徒歩3分)。

三村 博 院長

三村 博 院長

みむら矯正歯科

西東京市/谷戸町/ひばりヶ丘駅

  • ●矯正歯科

矯正治療のダイナミックさに惹かれて

三村 博 院長

父が歯科医師でした。当然のように後を継ぐことを期待されたわけですけれども、大学受験前に父は病で亡くなってしまったのです。それまでは歯学部よりも医学部に心が傾いていたのですが、父がいなくなり、昔からの患者さんから父の話を色々聞いていくうちに、やはり「歯科医師を目指そう」と考えるようになったんですね。
一般歯科医ではなく、矯正歯科医を目指したのは、そのダイナミックさに魅了されてのことでした。建築用語で「スクラップ&ビルド」というものがありますが、自分で新しいものを描き、作っていくことにより興味を覚えたのです。不正咬合のある方は、きれいな補綴(入れ歯、被せ物等)ができず、歯周病にもなりやすい傾向があります。矯正によって根本から環境を変えることが、その方の人生により貢献できるのではないかという想いがそこにはありました。
『みむら矯正歯科』は1995年に開院いたしました。都心型のオフィスには成長期のお子さんが少ないという懸念がありました。成人の方はもちろん、成長期の顎の発育のコントロールができる治療も手がけたいと考えていましたので、郊外型を目指したということなんですね。

お子さんの矯正は始める時期が大切

三村 博 院長

最高齢の方が60歳前後。成人でいえば女性の比率が高く、中で最も多い患者さんの層となりますと、やはり小中高生ということになります。
お子さんの矯正については、時期が重要です。その人その人によって始める時期に差はありますが、1つ言えることは、早すぎることに意味はないということです。早く始めるメリットとしてよく言われるのが、抜歯をせずとも矯正ができるというもの。では、なぜそもそも歯を抜くかといえば、歯が並んでいる部分の骨の大きさと歯の大きさのアンバランスを解消するためです。昨今、これを是正するため、“あごを広げる”目的で拡大床と言われる装置がよく用いられるのですが、実は、これによってあごが広がるということはあり得ません。歯が傾斜して歯列が拡がるにすぎないため噛み合わせが甘くなり舌で歯を押す癖がつく、咬む位置が安定しないなどの問題が生じ、矯正治療を再びおこなうというケースが最近は増えています。また骨格の不調和をカモフラージュするために抜歯をすることもあります。
治療を開始するのに適切な時期を見極めるためには、矯正歯科の専門医に見てもらうことが大切になります。いずれにせよ、あせる必要はありません。お子さんが装置をつけるのを嫌がるのであれば、本人が受け入れられるまで待つのもいいでしょう。専門家と相談し、その時期をゆっくり見極めていくのが正解だと思います。

世界一流レベルでのスタンダードの治療

三村 博 院長

私が「英国矯正認定医試験(MOrth RCSEd)」に合格したのは、1999年のこと。その当時、日本ではまだ矯正の専門医制度が確立されていないことから思い立ったことでした。矯正歯科医の力量は、同業の専門家に評価されなければわかりません。いまの自分の力量はどの程度なのだろう、ということから始めたことなんですね。
その後、「ヨーロッパ矯正上級専門医試験(EBO)」にアジアで初めて合格し、2013年には「AJODO(アメリカ矯正歯科学会雑誌)」に投稿した論文で「CDABO(アメリカ矯正上級専門医会)」の年間最優秀症例賞を受賞するにいたりました。世界に問うことで、自分の力量がどこに出しても恥ずかしくないレベルに達していることがわかったわけです。
当院では、世界一流レベルでのスタンダード治療を目指しています。世界の潮流も変わりますから、一概には言えないことですが、これまでに培ってきた経験と知識をベースに、ぶれることのない最上級の治療を提供していきたいと思っています。

1人ひとりの患者さんに満足してもらえる医療を目指して

その方が「どこまで治したいか」というご希望を深く伺うことが大切です。例えば、骨格の不調和があった時に、歯でカムフラージュするレベルまででいいのか、それとも手術をして完全に治すのか。私たちはマジシャンではありませんから、限界はありますけれど、できる限りその方の希望を実現できるようにしていくことになります。
出っ歯を主訴として来院された方がおられました。その患者さんの年齢はちょうど二十歳でしたが、画像を解析してみると、あごが後ろに逃げている状態だったんですね。出っ歯を治すだけであれば矯正治療のみで可能でしたが、じっくりお話をうかがっていくと、どうやらご本人はあごが後ろに逃げていることが気になっている様子でした。相談の結果、骨格を治すために手術をすることを決断されたのです。どの部分をどうしたいのか。本当の想いを引き出すことが重要ということを改めて私も痛感することになりました。
当院では矯正歯科以外の分野(歯周病・歯科補綴・歯科口腔外科)の専門医とタイアップし、共同で治療をおこなっています。あらゆる手段をその道のスペシャリストと提携しておこなえるという点も、矯正歯科医の総合力が問われるところで、その意味で、素晴らしい人材と巡り会えたことを大変ありがたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

患者さんの体験談であったり、症例数の多さは目安の1つになるでしょう。ただ、これも一概には言えないことですから、間違いがないのは、日本矯正歯科専門医機関が認定する日本矯正歯科専門医と、日本矯正歯科学会が認定する認定医・臨床指導医の資格を得ている人の中から選ぶようにしてくださいということです。自分の歯で一生美味しく食べるために。大切な我が子の将来のために。後悔のない選択をしていただきたいですね。

※上記記事は2020年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

三村 博 院長 MEMO

  • 出身地:長野県
  • 好きな作家:浅田次郎、新田次郎、藤原正彦
  • 好きな言葉・座右の銘:艱難汝を玉にす
  • 好きな音楽:ジャズ
  • 好きな場所・観光地:ニース/八重山諸島

グラフで見る『三村 博 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
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