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田中 さゆり 院長

SAYURI TANAKA

人に優しい治療を第一に考え、その人の立場に寄り添った歯科医療を提供

明海大学歯学部卒業。勤務医を経て、最初の開業を川崎で迎える。その後、家族のいる栃木に医院を構え、2019年2月1日に『ペンギン歯科』を当地に開設(京急本線「雑色駅」より徒歩4分、京急本線「六郷土手駅」徒歩11分)。
※2019/08/28 火災により一時休診中。

田中 さゆり 院長

田中 さゆり 院長

ペンギン歯科

大田区/仲六郷/雑色駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

色濃く思い出の残る土地で、歯科医師として骨を埋めていきたい

田中 さゆり 院長

音楽が好きでした。そのまま音楽の仕事に携われたらと思ってもいたのですが、家族と相談した結果、「歯医者さんがいいんじゃないか」となったんですね。時代の趨勢と言いましょうか、女性も手に職を、という流れがあったのでしょうね。
大学を卒業し、川崎で最初に開業したのは、もう30年以上前のことになります。川崎では18年間診療を続け、その後、栃木県の那須塩原に診療所を移転しました。家族がそろって引っ越したものですから、それについていったということなんですね。栃木では都合13年間、診療をおこなってきましたが、その間にあの震災を経験しました。実家は倒壊。復興に向けて皆が努力をする中、母が亡くなり、父もまた身体に問題が生じたために東京へと戻ることになり、私もこの2月にこちらで診療所を構えるということになりました。
実は、私の祖父はこの街で自転車のブレーキ工場を営んでいたことがありました。そうした意味では地縁もあって、この年になり、ようやく帰ってきたという形になるかもしれませんね。

患者さんからの感謝の言葉を胸に今日も

田中 さゆり 院長

第一号の患者さんは、86歳の方でした。土地柄もあると思いますが、比較的ご高齢の方が多い感じかもしれませんね。
医院のマークは、ペンギンの親子をモチーフとしました。栃木時代から使っている私のオリジナルなのですけれど、ご高齢の方はもちろんのこと、小さなお子さん連れのお母さんもしっかり診ていきたいと思っています。
私が女医であることも1つの理由かと思いますが、栃木にいた頃は多くのお子さんを拝見していました。小さな子供は、男の先生には無意識に恐怖感を感じるものなのかもしれません。他所様で治療できなかったものが、ここに来てできるようになると、親子そろってお喜びになられたものでした。
年齢に関係なく、患者さんからの感謝の言葉が、日々の診療の励みになります。入れ歯がきちんと入って、お顔もガラッと変わって笑顔になる。医療に携わるものとして、患者さんからの「ありがとう」の一言が、何にも勝る活力になっています。

「人に優しい医療」の実現を目指して

田中 さゆり 院長

『ペンギン歯科』では、「人に優しい医療」を提供していきたいと思っています。それは経済的にもそうですし、痛みが極力ないよう努めるということですね。いくら最先端の治療であっても、費用が高いと患者さんとしては躊躇されるでしょうから、ここでは保険診療を軸に治療の提案をおこなっています。それから「痛み」について。歯医者さんの治療はある程度の痛みは避けられない面があるのですが、麻酔については「痛くない」という評判を以前からいただいておりました。コツと言われましても難しいですが、表面麻酔を塗ることはもちろん、力任せに一気に薬液を注入するのではなく、ゆっくりと麻酔をすることで痛みを軽減することが可能になると考えています。
麻酔をゆっくりとやっていますと、その分お時間を頂戴することになるのですが、それは診療にストレスをもたらさないために必要な時間ではないでしょうか。患者さんが入れ替わり立ち替わりでせわしない診療をするのではなく、おひとりおひとりに必要な時間を掛け、丁寧な診療を手がけていきたいと思っています。

患者さんの立場に寄り添った医療を提供

歯科では、治療の選択肢が複数存在します。前歯の場合、審美性を重視する方もいらっしゃれば、金属の銀色が見えても気にならないという方もいらっしゃいますから、よくよく話し合った上で、その方に合った治療を提供していきたいと思っています。
患者さんの希望と治療の手順とにギャップがある場合には、私たちも相当悩まされます。例えば、歯周病です。歯周病があると、新しい歯を入れた後に歯茎が下がることもありますので、疾患を治した上で歯を入れることが原則ということになります。しかし、今歯がなくてお困りの方に、頑固に私の方針を押し付けてしまっては、治療に対するモチベーションそのものが低下してしまうことにもなりかねません。ここでも大切なのはしっかり話し合うことで、患者さんの理解を進めるとともに、希望に添える着地点を一緒に見出していければと思っています。

これから受診される患者さんへ

これまで30数年を歯科医師として過ごしてまいりました。その経験をもとに、患者さんの立場に寄り添った医療を提供できるよう誠心誠意努めてまいります。どうぞ、お気軽にご相談ください。自分では些細に思えるようなことでも、あるいは、費用のことでも構いません。歯のお困りごとを一緒に解決していきましょう。

※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田中 さゆり 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:音楽/弾き語り
  • 好きな作家:太宰治、夏目漱石
  • 好きな映画:『スター・ウォーズ』/コメディ
  • 好きな言葉:「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
  • 好きな音楽:「クラシックからポップス、昭和歌謡まで幅広く」
  • 好きな場所:那須塩原、東京

グラフで見る『田中 さゆり 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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