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金 東淳 院長

DONGSOON KIM

歯周病専門医ならではの高いスキルをもって
患者さんの歯をしっかりと守る

日本大学松戸歯学部を卒業後、大学院に進んで歯周病の研究に携わり、博士号を取得。大学の付属病院で3年にわたって研鑽を積み、埼玉県内の歯科クリニックへ。勤務医として診療するほか分院長を経験し、2017年1月、東武「曳舟駅」そばに開業。

※日本歯周病学会歯周病専門医

金 東淳 院長

金 東淳 院長

曳舟デンタルクリニック

墨田区/東向島/東武曳舟駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●小児歯科

母を助けたい想いから、歯周病を専門に研鑽を積む

金 東淳 院長

私は子供の頃から歯のトラブルが少なくて、歯医者さんに通った経験はほとんどありません。ただ、私の母が歯のことでずっと悩まされていた、と言いますか。何度も治療を繰り返している母の姿を目にする中で、「自分の手で何とかしてあげたい」と、そんな気持ちから歯科医師をめざし、日本大学松戸歯学部に学びました。
歯周病を専門にしようと考えたのは、私が大学の3年生のときでした。歯周病と全身疾患との関係性について書かれていた新聞記事を読んで、とても興味深いと感じたんですよね。また、同時期に骨髄の細胞を使用して、歯周病により溶けてしまった骨を再生するという画期的な治療法についての新聞記事を読み、従来の「削る、詰める」といった歯科治療もさることながら。より科学的根拠に基づいた診療をしたいと思っていました。そのため、技術力を磨くとともに歯周病を究めたいと考えて、母校の歯周病学教室の大学院に進んで歯周病の研究に従事し、博士号を取得しました。

どなたでも快適に受診できる駅チカのクリニック

金 東淳 院長

歯周病の研究、治療、教育を中心に母校の歯周病学教室(講座)で7年に渡って研鑽を積んだ後、開業までの7年間はショッピングモール内の歯科クリニックで分院長を務めていました。そして、40歳の節目に、と言いますか。ご縁があって2017年、『曳舟デンタルクリニック』を開設することができました。実家が近いということで、この辺りは全く知らない土地ではありませんでしたけれど、ここ数年で街並みが大きく変わりましたよね。ここは駅から30秒というアクセスのよい場所ですし、クリニックがあるビル2階までエレベーターをご利用いただけますので、ご高齢の患者さんも安心してご来院いただきたいと思います。
靴のままでご利用いただける院内には、個室スタイルの診療室が3つあります。それぞれの診療ユニットにはモニターを備えていて、ここでレントゲンやCTで撮影した画像をご覧いただきながら、今の状態や治療法についてご説明をします。もちろん、患者さんのプライバシーはしっかり確保しておりますので、デリケートなお悩みも安心してお話しいただきたいと思います。

歯周病専門医として、クオリティの高い診療をおこなう

金 東淳 院長

成人の8割が歯周病であると言われ、歯周病は歯を失う1番の原因にもなっています。とは言え、歯周病はこれといった症状がないままに進行する病気であるため、将来的なリスクや治療の必要性について、患者さんにご理解いただくのが大変な面もあります。勤務医をしていた頃には、患者さんから「検査ばかりで今日は治療をしないのか?」と見切り発車を急がされたこともありましたが、歯を支える歯ぐきの状態、お口の中の環境を正しく把握しなければ、長もちする治療はできません。そのため当院では、初診の患者さんであれば検査に30分、カウンセリングに30分という感じに、十分な時間をとって、それこそ私の口の中がカラカラになるまで(笑)お話をします。
それが人としての誠実さ、専門医としての義務・責任だと思っています。歯科クリニックは少なくありませんが、歯周病に関する限り、正しい知識や豊富な治療経験をもつ「歯周病専門医」が診療するクリニックは区内でもほんの数軒というのが実状です。それだけに、当院にお越しになる患者さんの歯は、責任をもって守っていくと、そんな気持ちで日々の診療にあたっています。歯ブラシの練習から始まって、定期的なメインテナンスを続けて、お口の中を健康な状態に導いていく。本当の意味での予防、積極的な歯周病治療をおこなうことで、みなさまの「健口(けんこう)」を叶えるお手伝いをしたいと思います。

食べる楽しみを失うことがないように、患者さんの歯をしっかりと守る

歯科医師となった今、最初の目標どおり母の歯科治療は私が担当していますが、母の存在があったからこそ、根本を見極めることの大切さ、歯を支える土台づくりの大切さに気づくことができたのだと思います。たとえば、日本と違ってアメリカでは、歯周病の専門医がインプラント治療を担当するのが一般的と言われています。なぜなら、歯周病がコントロールされた状態でなければ、埋入したインプラントがふたたび炎症を起こす可能性があるからです。私もこれに倣って、歯周病を究めると同時に、インプラントや噛み合わせについても研鑽を積んできました。そして、これまでに培った経験をふまえて、「土台の悪さを放置したままでは決して無理な治療を行わない」というポリシーのもとに診療しています。
以前、胃を切除した患者さんに、歯周病とインプラント治療をおこなったことがありました。その患者さんは胃の手術後あまり食べられなくなって、すっかり痩せてしまっていたんですね。ところが私の治療によって、「体重が増えたよ」とおっしゃって(笑)。しっかり噛んで食事ができるようになって、十分栄養が摂れるようになったわけです。私たち人間にとって、食べることは一生の楽しみですし、「噛む」ことが認知症の予防につながることもわかってきました。80歳、90歳になったとき、困らないように。8020運動よりもさらに上をめざし、私のことを頼りにしてくださる患者さんの歯を、しっかりと守っていきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『曳舟デンタルクリニック』は、東武スカイツリーライン「曳舟駅」西口から徒歩30秒のビル2階で診療しています。最近は、デンタルIQの高い方も多くいらして、定期的に歯科医院に足を運ぶ方も増えています。ただし、歯石を除去するだけでお口の健康が守られるかと言えば、そうではありません。もしも歯周病であるならば、「予防」ではなく「治療」が必要であり、それを見極めて適切な治療をご提案できるのが、私たち専門医なのです。まずは、お口の状態をチェックする意味でも、お気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2018年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

金 東淳 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:歯科の勉強
  • 好きな本・愛読書:北杜夫、井上靖、村上春樹
  • 好きな言葉・座右の銘:百折不撓
  • 好きな音楽・アーティスト:60~70年代のRock、R&B等

グラフで見る『金 東淳 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION