今井 佳佑 院長
KEISUKE IMAI
患者さんお1人お1人に最良の治療をおこなうことで
「幸せな人生」をサポートしていく
日本大学歯学部卒業後、神奈川県横浜市にある『ワタナベ歯科医院』に入職。同医院で副院長を務め、2017年7月に『とどろき今井歯科』を開院(東急大井町線「等々力駅」より徒歩1分)。
今井 佳佑 院長
とどろき今井歯科
世田谷区/等々力/等々力駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
これまでのご経歴や、等々力に開業した経緯などをお聞かせください
日本大学歯学部卒業後、大学病院での研修を経て横浜市にあるワタナベ歯科医院で診療をはじめました。虫歯や歯周病をはじめ、ケガによる外科治療や審美歯科など。24時間365日休みなく診療する歯科医院で、7年にわたって幅広い症例に携われたことは、今につながる貴重な経験になっていると思います。また一方で、より質の高い歯科治療をご提供していくために、咬合のスペシャリストである藤本先生の勉強会に所属して、補綴治療や噛み合わせなどについても勉強してきました。
開業にあたってこのエリアを選んだのは、1人1人の患者さんと長いお付き合いをしていきたいと考えたからです。転勤やリタイアなどで患者さんの移り変わりが激しいオフィス街では、患者さんの20年後、30年後までサポートするのは難しいかな、と思いまして。地域の「かかりつけ医」として、責任ある治療をしたいと考えていたので、住宅地での開業を選んだんです。世田谷区にお住いの方はデンタル意識が高いと感じますし、ご高齢の方もご自分の歯を大切にされていて、歯科医師会から「8020運動」の表彰を受ける方が多くいらっしゃるんですよ。こうしたデンタル意識の高い患者さんは、たくさんの選択肢の中からご自分にあった、価値のある治療を受けたいと考えていらっしゃるはず。そのため院では、保険診療から高度精密治療まで、それぞれの患者さんのご希望にお応えできる体制を整えているんです。
保険治療と自費治療は、何がどのように違うのですか?
日本の保険制度の大きなメリットは、1割から3割の自己負担額で、誰もが平等に医療を受けられることです。たとえ歯を失ってしまった場合にも、保険治療で入れ歯を作ることができるわけですね。歯を失ったままでいると、健康な歯に悪影響を及ぼすことがありますから、治療費を安価に抑えられる制度があることは素晴らしいと思います。とは言え、保険が適用となる治療が「最良の治療」であるかと言えば、そうではないんですね。
治療に使う道具や材料が制限されてしまうことは、保険治療のデメリットです。自費治療はこうした制限がないので質の高い治療ができますが、どうしても治療費が高額になってしまうわけなんです。私たちの歯は毎日必ず使う道具であり、一度失ってしまうと取り戻すことができない大切な器官です。だからこそ、患者さんには後悔のない選択をしてほしいと思いますし、保険治療と自費治療に関する正しい知識を持っていただけるように、丁寧に言葉を尽くすことが大切だと思います。
医院の設備について、こだわりのポイントを教えてください
歯の健康を考えたとき、3ヵ月から半年に1度のペースでメインテナンスを続けていくことがとても大切です。ですが、歯科治療に苦手意識をお持ちの方などは、歯が痛くならないと「歯科医院に行こう」とは思えないでしょう。そんな方たちにも、普段から気軽に足を運んでいただけるようにと考えて、いろいろと工夫をしているつもりです。たとえば、クリニックの外観や内装はサロンのような落ち着いた雰囲気にして、美容室に通うような感覚で受診できる、居心地のよい空間づくりを心がけました。また、治療中には「どんな治療をしているのか」「あと何分くらいで終わるのか」などをこまめにお伝えして、患者さんが不安な気持ちにならないように配慮しています。
一方で、精度の高い治療をおこなうため、院内の衛生管理を徹底するほかに、治療に使う機器類などもこだわって選びました。もしも自分が患者さんだったら?と考えると、治療を受ける環境が「清潔」であることは絶対です。自分の口の中で使用する道具を、使い回してほしくないですからね。当院では、器具を使うごとに必ず、ヨーロッパの最も高い衛生基準である「クラスB」の滅菌器を使って滅菌しています。また、治療をすることで自分の体の1部がつくられるわけですから、僕ならば出来るだけ良い治療をしてもらいたいと思います。ですから、自分が受けたいと思える治療を患者さんに対してもおこなえるように、最高峰のマイクロスコープや良質な材料を揃えたんです。マイクロスコープは、術野を最大21.3倍に拡大して処置することができるので、一般診療はもちろん、根管治療(歯の神経の治療)をする際などには欠かすことができないツールです。マイクロスコープを使うことで、歯の根の深い所の汚染や、歯にひびが入っていないかなど、細部の問題をしっかりと確認できて、正確かつ精密な治療が可能になります。
患者さんを診療するにあたって、大切にされていることは何でしょう?
勤務医をしていた頃には、患者さんのお口全体を再構築する、いわゆる「全顎治療」や「咬合再構成」といった大がかりな治療にも数多く携わってきました。年単位で長い時間をかけておこなう治療や、数百万円にもなる高額な治療など。こうした治療を受けるために治療費を準備なさったり、忙しい時間をやりくりして治療時間を確保されたりと、それぞれに覚悟を決めて取り組まれる患者さんも少なくありませんでした。僕たちのことを信頼して、治療と向き合う患者さんに対して、僕たちも最善を尽くさなければなりません。
中途半端な知識や技術で治療するのではなく、科学的根拠に基づいた質の高い治療をおこなえるように。今も日々、「本当にこれで大丈夫か?」と自問しながら、より良い治療につなげられるように努めています。治療が終わったあと、毎日の食事を楽しめるようになることは、患者さんの「幸せな人生」にもつながります。僕は、患者さんの「幸せ」を叶えるためにも、責任ある治療をしていきたいと思います。
これから受診される患者さんへ
歯科治療が終わって、「3ヵ月後にメインテナンスに来てください」と言われた経験がある、という方も多いのではないでしょうか。そして「なぜ3ヵ月後」なのか、よく分からないという方もいらっしゃるはずです。実は、この「3ヵ月」という数字は信頼できる研究結果に基づいたもので、歯に付着した歯石が歯周組織に悪影響を及ぼさない期間が「3ヵ月」なんですね。僕としては、患者さんには「理由」まで含めてお伝えしたいですし、何よりも「歯科医院として正しくあること」をモットーに診療したいと思っています。「正しくある」とは、患者さんに向けて正しい情報をお伝えして、精度の高い治療をおこなうこと。これを実現するために、必要な設備を充実させ、僕自身の知識も高めていきたいと考えています。来院される患者さんを中心に、ここで働くスタッフや、僕自身も笑顔でいられるような、そんな歯科医院をめざしたいですね。一般歯科や予防歯科はもちろん、小児歯科や矯正治療、セカンドオピニオンにも対応していますので、何か気になる症状があるときにはお気軽にご相談ください。
※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
今井 佳佑 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:読書・フットサル
- 好きな本:ビジネス書、小説、歯科関連書籍、7つの習慣…etc。興味のあるものはなんでも。
- 好きな映画:
- 好きな言葉:
- 好きな場所:等々力渓谷、京都、ハワイ
グラフで見る『今井 佳佑 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION