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田口 亜希子 院長

AKIKO TAGUCHI

1970年代に父が開業した歯科医院。父に負けないくらい皆さんに愛される歯医者さんを目指して

日本歯科大学歯学部卒業。日本矯正歯科研究所に勤務。2011年に『田口歯科医院』院長に就任(東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」1番出口より徒歩1分、JR埼京線・京浜東北線・上野東京ライン・湘南新宿ライン「赤羽駅」北改札東口より徒歩6分)。

田口 亜希子 院長

田口 亜希子 院長

田口歯科医院

北区/赤羽/赤羽岩淵駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

父の背中と笑顔を見て、歯医者になろうと思いました

田口 亜希子 院長

父が歯医者さんであったことが、この道を目指すきっかけとなりました。家で過ごすときの父とは違う、医院で働いている父の姿や患者さんとのやりとりを見て、「いい仕事だな」と子供ながらに感じていたのでしょう。小中学生くらいの頃から、ずっと「歯医者さんになりたい」と思っていた気がします。
実際になってみますと、大変な仕事だということをつくづく実感します。あらゆる医療の中で患者さんがもっとも不快に感じやすいのが歯科だと思うのです。痛いこともありますし、歯を削る音も耳触りが良いとは言えませんからね。だからこそ、歯医者さんが苦手、という人が多いのでしょう。少しでもそう感じさせないためには気を使わなければなりませんし、お口の中を傷つけることがないよう治療中は細心の注意を払う必要があります。大変は大変なのですが、それでも、お口の中にこれまであまり関心を払ってこられなかった方が治療をきっかけに定期的に検診にいらしていただけるようになるとやはり嬉しくなります。ありがたいことに予防で通院されている方が当院は多いものですから、それは励みになりますね。

大学卒業後は矯正治療を専門とする医院に籍を置きました。女性ということもあり、比較的、時間を選んで働ける印象があったのと矯正自体に興味を抱いたことが理由でした。ただ、当時は矯正の先生は矯正治療しか扱わないことが多かったんですね。やがて父の医院を継ぐことが念頭にありましたので、以降は様々な分野を学びつつ、徐々に父と一緒に仕事をするようになっていきました。その父が亡くなり、院長に就いたのは2011年のこと。治療台などは取り替えましたけども、入り口の家具や間取りは当時のままです。父を懐かしんでくれる方も多かったですし、私としても、父が開いた医院であることの名残りを残したかったのでしょうね。

お口全体の説明からすべては始まっていく

田口 亜希子 院長

初診時にはお口の中の写真を細かくお撮りし、お口全体の説明をおこなっていきます。患者さんが気になるところだけではなく、現在の状況と、ここにいたった原因。そして必要な治療についてメリット・デメリット含め、余すところなく説明させていただきます。お口の中のことを十分に理解していただいてから治療を進めていくということです。逆に言いますと、理解がないことには治療を進めていけませんし、通っていただくことも難しいでしょうからね。また、日々のブラッシングについても1人ひとりに合わせた指導を衛生士が中心となっておこなっていきます。治療が終わった後、気になるところがなくてもメンテナンスにいらしていただけるように、ということです。すべてが最初の説明からつながっていくのです。

街の歯医者さんとして、入れ歯を含め、様々な治療に対応

田口 亜希子 院長

本当に「街の歯医者さん」という感じですから、赤ちゃんから90代を迎えるご高齢の方まで、あらゆる層の患者さんが来院されています。必然的に様々なことが出来ないといけませんので、何かに特化するということはありません。ですが、あえて申しあげますと、義歯(入れ歯)については、比較的多くの症例を手がけています。今まで入れ歯が全然合わず、本当に苦労されて当院に辿り着かれる方も多いんですね。合わないからと、「自由診療の入れ歯を勧められて作ってみたけども……」という方も少なくありません。こちらではまず保険で出来る範囲からやってみることを勧めています。それで具合がよろしくて、なお一層の素材感を求める方には自由診療の入れ歯の製作も承っています。ただ、ほとんどの方が最初で満足されるので、それ以上に進むことはあまりないのですが(笑)。
入れ歯は正解がありません。高さが何センチ、ですとか、数値で表せるものではないものですから。私の場合、矯正歯科からキャリアをスタートさせたことがプラスに働いているのかもしれません。筋肉のバランスや骨格を見ることは通じるところですし、最初に自分に足りないものを自覚し、様々なものを取り入れようと勉強してきたことが良かったのでしょう。その積み上げたものが経験と感覚につながり、多くの患者さんにご満足いただける結果になっていると思っています。

矯正治療は「この先生に」と思えるまで相談をしてから

女性だからこそ、特に審美的な面では“気づき”を提供できているかもしれません。たとえば、歯の形や色、バランスなどです。考えてみれば、それも矯正歯科からつながってきていることかもしれません。小さなお子さんを抱えたお母さんから矯正治療の相談を受けることが多くあります。当院の場合、ここだけではなく、必ず矯正専門で治療をされている医院に相談に行くことをお勧めしています。矯正治療には様々な要素があります。始める時期、やり方、そして、先生との相性も重要です。矯正治療はスパンが長いですし、始めてしまってから「やっぱり別のところで」というのは難しいですからね。「この先生に治療してもらいたい」。そう思えるまで、繰り返し相談をされるべきと思います。

これから受診される患者さんへ

歯医者さんが苦手な方も多いですし、そうなりますと、痛いところがない限り、足を運ぶこともなかなかないですよね。北区では、歯科検診の事業をおこなっています。そうした機会も上手に利用していただきたいのです。「痛い」となった時には、残念ながらむし歯が進行しているケースもありますので、まずはチェックから始めてはどうでしょうか。『田口歯科医院』では、丁寧に治療を進めてまいります。歯医者さんが苦手という方も、一度ご相談だけでもいらしてみてください。

※上記記事は2024年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

田口 亜希子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 好きなこと:自然との触れ合い
  • 好きな本・作家:ミステリー/東野圭吾

田口 亜希子 院長から聞いた
『むし歯[う蝕・カリエス]』

むし歯の進行度合いは人によって千差万別

むし歯の進行度合いは、人によってまったく異なります。歯質が弱い方はあっという間に大きくなることもありますし、逆に慢性的なむし歯となり、まったく進行しない方もおられます。お口の中の環境や生活習慣によっても違ってきますので、一概に言えない面はあります。1つ言えるのは、生活習慣に左右される面が大きくありますので、定期的なチェックは受けたほうが良いということ。気がつかなくても歯の中で大きくなっていることがあり、そうなると治療の時間もかかり、費用もかかっていくことがあります。少なくとも年に1回をめどに、定期的なチェックと歯石取りに歯医者さんを受診する習慣をつけていただきたいですね。

グラフで見る『田口 亜希子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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