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平嶺 小百合 院長

SAYURI HIRAMINE

小児歯科分野で数々の実績。 その人の希望に出来るだけ添える歯科治療を提供

東京歯科大学卒業。同大学千葉病院・水道橋病院 小児歯科に勤務。東京調布市の開業医に勤務後、1994年に『さゆり歯科医院』を開設(東武東上線「北池袋駅」より徒歩7分、JR「池袋駅」より徒歩15分)。

平嶺 小百合 院長

平嶺 小百合 院長

さゆり歯科医院

豊島区/池袋本町/北池袋駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

多くの先生に影響を受け、今の私がある

平嶺 小百合 院長

この地では長らく父が歯科技工所を開設していました。その父が亡くなり、跡を継いだ叔父も急な病に倒れてしまい、こちらで技工物をつくることは出来なくなってしまいましたが、以前からのつながりで優れた歯科技工士さんを知っているものですから、信頼出来る技工物を製作してもらうことが出来ています。
小さい頃から10数人の仕事をしているお兄さん達を見ていたせいか、逆にその道に進むことにまったく興味を持てないでいました。その意識が変わったのが、高校生のころに通っていた歯医者さんの女性の先生の存在でした。当時は、女性が社会進出を果たすのは非常に難しい時代。その時代に手に職を持ち、バリバリ働かれている姿を見たことで、私も先生のようになりたいと憧れるようになったんですね。
東京歯科大学卒業後は大学病院の小児歯科に籍をおき、その後は東京調布市の開業医の先生の元で勤務医を務めました。そちらの先生は口腔外科ご出身でしたが、補綴やその他の分野にも大変造詣の深い方でした。現在では小児歯科だけではなく、在宅で100歳におよぶ方も拝見しています。先生は非常に厳しい方でしたけども、そのおかげがあって今の私があるのだと思っています。

ご希望に合わせたオーダーメイドの治療

平嶺 小百合 院長

患者さんに合わせた、オーダーメイドの治療を提供したいと思っています。まずその方が何を求めているかを聞き、その希望に出来るだけ添って治療を進めていくということですね。人には生活があります。治療を望んでいても、すべての方がその時に時間や費用をかけられるとは限りませんから、今おかれている状況に応じて、出来る限りのことをしてあげたいと思っているんです。
中には、「痛いところだけやってもらえたら…」という患者さんもいらっしゃいます。当院ではCCDカメラで現状を説明した上で、治療をした方が良いところについて指摘させていただいています。現状を知っていただくことで、たとえここで治療をしなくても、仕事場の近くですとか、通えるところで治していただきたいと思っているんです。

自らの体験をとおして、1人ひとりに事情があることを知る

平嶺 小百合 院長

私は子どもの時、すごく歯で苦労しました。歯科医師を目指し、そして小児歯科を志した理由の1つがそれかもしれませんね。当時はお口に関する知識が不足していた時代ということもあって、母から甘いものを勧められるまま食べていたら、ほとんどの歯が崩壊してしまったんです。小学校の時には16キロほどしか体重がなかったのですが、治療を終えてようやく食べられるようになって成長が追いついていきました。
私の経験から言えば、給食を食べるのが遅い子がいますよね。その子達は別に好き嫌いで食べないわけではないと思うんですよ。しっかり噛めないから、時間もかかるし、食べれるものも自ずと決まってしまう。背景にはそういった事情があるかもしれないんです。
歯は見た目だけではなく、食べることであり、その先の人生につながっていくものです。その点を常に念頭におきながら、1人ひとりに合わせた診療を提供出来たらと思っています。

上辺だけのお付き合いではなく、対等に真摯に向き合っていくことが大切

お子さんの歯を守るには、生活面を見直すことが必要です。せっかく治療が終わっても、ジュースを飲んだり、だらだらと食べ続けていたら、虫歯になるのをくり返すことになります。それがわかっていても、たとえば、同居している祖父母に遠慮されている場合には、今度はおばあさんも一緒に来ていただいて、私から説明を加えていきます。おせっかいかもしれませんが、生活を見直さなければ治っていかないですし、その子の将来を考えてのこととお話しすれば、多くの方が共感してくれるものなんですね。
小児歯科にはさまざまなテクニックがありますが、最も大事なのはその子との信頼関係だと思っています。子どもだから、「よしよしよし」だけではダメなんですね。子どもと対等の立場に立って、言うべきことは言うし、そのかわり、嘘もつかない。そして、出来たらしっかり褒めてあげる。一切泣かせないように治療をするというのは難しいと思います。泣かれて困るからと、治療を中途半端に終えてしまうと、次に困るのはその子自身なわけですから。
こちらに通っていた子どもの何人かが、歯科医師になったり歯科衛生士になったりしています。当時はずいぶん厳しく接していたのですけども(苦笑)、そんな子達を見ると、私の思いを汲み取り、理解してくれていたのかなと思いますね。

これから受診される患者さんへ

私が出来るのは、食べることをサポートすること。出来れば一生自分の歯で食べていただきたいと思いますが、不幸にして歯を失ってしまっても、何らかの手段でしっかり食べられるようお手伝いが出来ればと思っています。お口に関することは、なんであっても構いません。困ったことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2018年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

平嶺 小百合 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ミュージカル&ライブ鑑賞
  • 好きな映画:アクション
  • 好きな言葉:「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
  • 好きな場所:沖縄、札幌、福岡

グラフで見る『平嶺 小百合 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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