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井上 幸一 院長

KOICHI INOUE

地域の皆さまの「かかりつけ歯科医院」として
患者さん一人ひとりにベストを尽くす

大学卒業後、歯内療法を専門に研鑽を積む。大学病院を中心に7年にわたって経験を重ね、「住吉駅」そばに開業。

井上 幸一 院長

井上 幸一 院長

井上歯科クリニック

江東区/猿江/住吉駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

幼少期の体験をきっかけに歯科医師になり、歯内療法を専門に研鑽を積む

井上 幸一 院長

私は、小さなころから医療系に興味を持っていました。その中で、なぜ歯科医師になったのかと言えば、幼少期に歯医者さんに通う機会が多かったせいかもしれません。弟の歯は丈夫だというのに、兄の私は何かしら歯科医院にお世話になることが多く、いつの間にか、診療室の謎めいた機械の数々と漂う不思議な匂いに、子供心に惹かれていたようです。今でもかかりつけだった診療室の間取りをはっきり覚えているくらいですから(笑)。こうして何度も治療を受けるうちに「自分でもやってみたい」と考えるようになったのです。もともと図工が得意で手先は器用な方だと思っていましたし、細かい作業が必要になる歯科医師は自分に向いているかもしれない、と。高校時代、「美」や「調和」と歯科がかかわり深いと感じたことも一因だと思います。そんな訳で、この世界に飛び込んだのです。
大学では歯の根っこの部分にアプローチする歯内療法を専門にし、大切な歯を残すための技術を身につけました。大学院時代を含め7年にわたって、患者さんの診療にあたる臨床、後進の指導をする教育、研究などに従事し、『井上歯科クリニック』を開設したのは1990年でした。その後、ご高齢の患者さんが増えたことでビルの2階からこちらの1階へと場所を移し、引き継ぎ地域の皆さまのお口の健康を見守っています。

開業から30年あまり、地域に根ざした診療を続ける

井上 幸一 院長

開業から30年にもなりますと、小さなお子さんが立派に成人なさっていますし、カルテの番号も7000、8000という数になってきました。カルテ番号ひと桁の患者さんが顔を見せてくださることがあったり、思い出話を聞かせてくださることがあったり。患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら診療を続けるうち、今ではすっかり口コミやご紹介でいらっしゃる方ばかりになりました。
人間は何かに集中すると、食事をするのも忘れて取り組んでしまうことがありますよね。私の場合は歯科治療がまさにそれで、今の自分が持てる力を発揮するべく、常に全力を尽くしたいのです。これほど長年診療を続けていても、そこだけは譲れないと言いますか。心はいつも少年のまま(笑)、患者さんが喜んでくださる笑顔を楽しみにして、日々頑張っているという感じです。

しっかりした土台づくりを中心に、大切な歯を守るお手伝いを

井上 幸一 院長

私が専門とする歯内療法は根管治療とも呼ばれ、歯を支える根っこの部分にアプローチする治療です。どれだけ高価な被せ物をしたり、白い歯を入れたりしても、土台部分がしっかりしていなくては長持ちしませんからね。まずは、大切な歯を支える土台づくりから始めて、きれいで長持ちする治療をしてさし上げたいと考えています。
とはいえ、歯科医療は日進月歩。日々新しい技術や材料が開発されていますので、いくつになっても学ぶ姿勢を忘れてはいけません。私自身、今もセミナーなどに参加して新しい情報をキャッチするように努めていますし、患者さんのためになる治療があれば積極的に取り入れ、地域の皆さまに還元したいと思っています。歯科医師としては、患者さんに喜んでいただけることが何より嬉しいことですからね。皆さまと長いお付き合いをさせていただきながら、お口の健康を支えていきたいと考えています。

自分の大切な人を治療するように、一人ひとりにベストを尽くす

私が目標としているのは、この地域に根ざした「赤ひげ先生」のような存在になることです。何か一つの分野に特化して最先端の治療をおこなうことも大切ですが、この地域に根ざして、地域の皆さまのさまざまなお口の悩みを広く解決してさし上げたいと思っています。患者さんのご希望をしっかりと伺って、皆さまの期待にお応えできるように力を尽くしたいですね。
診療の際に心がけるのは、患者さんを「自分の大切な人」だと思うこと。少々疲れているときでも、母親や弟に対する治療であれば手を抜くことはできませんからね(笑)。「この位でいいかな」と手を緩めることなく、常に自分のベストパフォーマンスをしたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『井上歯科クリニック』は、「住吉駅」B1出口から徒歩1分の場所にあります。
私は、歯科医療を通して地域の皆さまの「楽しい人生」を支えていきたいと思っています。私たちの口は健康の入り口であり、お口の健康管理は全身の健康につながっていくもの。だからこそ、患者さん一人ひとりのお気持ちや悩みに寄り添い、解決策をご提案したいと思います。お口まわりに気になること、何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

井上 幸一 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ、陶芸(好きな焼き物:桃山の志野)、写真
  • 好きな本・作家:藤沢周平、吉村昭(好きな小説:『大晦日は合わぬ算用』井原西鶴)
  • 直近読んで面白かった本:『承久の乱』中公新書 坂井孝一著/次に読みたい本:『承久の乱』文春新書 本郷和人著
  • 好きな映画監督:黒澤明
  • 自戒の言葉:「諦観」/物事に取り組む際意識する言葉:「古人の糟粕」/好きな言葉「明眸皓歯」
  • 好きなアーティスト・画家:ビートルズ、ショパン/エドワード・ホッパー
  • 近頃よく聴く曲:「灰色と青」米津玄師+菅田将暉
  • 好きな場所・観光地:山、海、メルボルン(オーストラリア)、京都

CLINIC INFORMATION