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宮下 裕志 院長

HIROSHI MIYASHITA

数十年先の歯の健康を考え、患者さん自身が本気で向き合うためのクリニック

九州歯科大学卒業後、開業医のもと一般歯科を中心に診療経験を積み、分院長を務める。1997年、スウェーデンイエテボリ大学大学院に留学、歯周病専門医及び歯内療法専門医を取得。帰国後、千葉及び南青山で開院し、数多くの歯周病と根管治療に携わる。2014年、麻布十番駅近くに東京国際歯科六本木を開院。

宮下 裕志 院長

宮下 裕志 院長

東京国際歯科 六本木

港区/六本木/麻布十番駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●訪問歯科診療

スウェーデンイエテボリ大学公認の歯周病専門医による診療

宮下 裕志 院長

小さい頃からプラモデルなど細かいものを作るのが好きだったので、手先の器用さを活かせる職業をということで親にすすめられたのが歯科医師を目指したきっかけです。九州歯科大学卒業後、開業医のもと一般歯科を中心に診療経験を積み、3年目に分院長に就任し計7年半勤めました。歯周病についての学びと技術を深めるため、1997年にスウェーデンイエテボリ大学大学院に留学し、歯周病専門医及び歯内療法専門医を取得し帰国。千葉市にクリニックを開院しましたが、紹介の患者さんが増え、全国から来る患者さんの利便性を考え、2001年、南青山に根管治療をおこなう紹介専門の「歯内歯周専門室 宮下歯科」を立ち上げました。当時、歯周病と根管治療を自費診療でおこなうクリニックは都内に少なく珍しかったということもあり、デンタル意識の高い患者さんにお越しいただいていました。その後、一般歯科の診療にも幅広く対応できるよう、2014年、麻布十番駅近くに東京国際歯科六本木を開院しました。こちらは、若手の医師の育成をおこなえるよう、セミナールームを併設した一軒家のクリニックです。閑静な住宅地の真ん中にありますが、院内は北欧をイメージした家具やインテリアで統一をし、温かみのあるアットホームな空間になっています。

長期的に健康な歯を維持するため、将来まで考えた歯科治療を

宮下 裕志 院長

当院は、千葉や南青山からお付き合いのある患者さんをはじめ、地域にお住いの方にご利用いただいています。場所柄、自由業の方が多く、外国籍の方も多くいらっしゃいます。40代のお仕事現役世代の方を中心に、お子様からご高齢の方まで様々です。保険診療、自費診療、どちらにも対応しておりますが、長くご利用いただいている患者さんは自費診療をおこなっている方がほとんどで、初診でどのような治療をおこなうべきかお伝えし、納得していただいた上で治療を進めております。
当院では、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、審美治療、矯正歯科治療、インプラント治療(入れ歯)、小児歯科治療、予防歯科治療、また、セカンドオピニオン、訪問診療、原因不明のお口のお悩み(不定愁訴)にも対応しています。中でも、歯周病治療を得意としています。大学時代、スウェーデンの歯科医師、歯周病専門医のヤン・リンデ先生が執筆した咬合性外傷に関する論文を翻訳したことがきっかけとなり、歯周病の勉強を始めました。留学先のスウェーデンは歯科治療が進んでいる国で、最先端の医療を学び、これまで数多くの症例に触れてきました。歯周病はとても完治が難しい疾患です。どんなに技術を持っている先生に診てもらっても患者さんが本気で向き合わないと治らないのが歯周病です。他の病気にも言えることですが、歯周病も糖尿病や生活習慣病と同じ慢性疾患で、出されたお薬を飲み、定期的に治療を受けていても根本的に治すことは難しく、改善させるための意識や習慣を変えることから始まり、患者さんご自身の頑張りが必要です。歯周病の診査診断と治療にはマイクロスコープを使用し、「歯肉縁上・歯肉縁下のプラークコントロール」をおこない、長期的に歯が長持ちするように時間をかけて治療をしています。
また、どのような症状であっても、まずはご自身のお口の中の状態を把握することが治療に向けた第一歩になります。 「木を見て森を見ない」とならないよう、全体を知り治療計画を立てた上で、気になる部分の治療にとりかかります。虫歯や歯周病は部分的に症状がでることはまずあり得ず、お口全体に影響をしていることがほとんどですので、目先の治療に留まらず、問題が置きた原因を突き詰め、今後に活かす診療をしています。

何事もまずは心構えから、明確な目標を持って臨んで欲しい

宮下 裕志 院長

歯科だけでなく、全身の疾患に言えることですが、外国籍の方は日本人に比べると自分自身で身体を守ろうという意識がとても高く、医療保険制度に守られている日本人は、長く良い状態を維持しようという意識が希薄です。「病気になった時に治せばいい」ではなく「病気にならないように今できることから始める」ということが大切なことです。これは、歯科治療にあたっての「心構え」にも通じます。治療の直前にだけ念入りに歯磨きをするという患者さんがいますが、先生に怒られないように、その場限りで歯みがきを頑張っても意味はありません。先生のためではなく、自分自身のために歯磨きをしなければ長続きはしません。何のために治療をするのかを明確にするためにも、歯科治療における近くの目標と遠くの目標を持つことが大切です。大事に至らないように健康を意識しようと漠然と思ってる人は多いと思いますが、長くモチベーションを保つのは容易なことではありません。例えば、「今後30年間自分の歯を一本も失わない」と目標を立てるだけで、普段から何をすべきか、どう治療をすべきか明確になります。当院では、患者さんの自立性を養うためにも、歯科でのクリーニングには頼らず、基礎であるブラッシングを重視しています。目標を持ち、正しくブラッシングをおこなうことが、一番の予防になります。虫歯を全部治したとしても数年後にまた再発するようであれば治療をした意味がありません。削るだけの治療であれば、他のクリニックでもできますが、患者さんの意識を変えることが歯科医師としての私の役目だと思っています。何を大事にするかを十分に考えて、患者さんに合うクリニックを選んでいただきたいと思います。

患者さんの訴えに耳を傾け、一番の歯科医師であるために

当院では、アファメーションを取り入れ、朝礼時に医師やスタッフ全員で読み上げている言葉があります。「私たちは、笑顔で挨拶をします」「私たちは、上品なサービスを提供します」「私たちは、信頼性の高い歯科医療の提供をしています」「私たちは、患者さんのお役に立ちます」という4つのおこないがクリニックの診療理念になっています。患者さんにとって一番の歯科医師であることが重要です。患者さんのお役に立つことが歯科医師として大切なことなので、手を抜かずにしっかり向き合う姿勢を心がけています。患者さんとのコミュニケーションは不可欠で、患者さんのお話をよく聞かないと治療は始まりません。患者さんの生活背景まで理解をして、押しつけの医療にならないように、色々なことを考慮した上で接するように努めています。院長には言いづらくても、歯科衛生士や受付のスタッフには本音で言えるということもありますので、チーム医療として患者さんに関する情報共有を怠らないことも、良い治療の一環として徹底しています。

これから受診される患者さんへ

今は何ともなくても将来虫歯や歯周病になるリスクが高い人は多く、病気のなりやすさで治療計画は変わります。先を考えた治療やケアをおこなうためにも、患者さんへ、正確な情報を、上手く伝えるように努めています。本気でご自身のお口の健康と向き合いたい方、長くご自身の歯を大事にしたい方、是非ご相談ください。

※上記記事は2019年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

宮下 裕志 院長 MEMO

  • 出身地:香川県
  • 趣味・特技:水泳(アメリカンクラブの記録保持者です)
  • 好きな本:自己啓発系の本
  • 好きな映画:東宝映画、SF系、ディズニーなど子どもと一緒に見る映画
  • 好きな言葉:『心構え』
  • 好きなアーティスト:ビートルズ、マイケル・ジャクソン、クイーン、Walk Off The Earth
  • 好きな場所・観光地:タヒチ、ハワイ、パラオなど南国の海

グラフで見る『宮下 裕志 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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