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島倉 洋造 院長

YOZO SHIMAKURA

「歯を守り、残す場所にしたい」。
その想いは、今もかわらず。

日本歯科大学新潟歯学部卒業。勤務医を経て、2000年より現職(各線「大手町駅」より直結、各線「東京駅」から徒歩4分)。

島倉 洋造 院長

島倉 洋造 院長

大手町デンタルクリニック

千代田区/大手町/大手町駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

形あるものに関わっていきたい。そしてそれが人の役に立つことなら……

島倉 洋造 院長

血筋なのかもしれませんが、小さな頃から手先が器用なところがありました。絵や工作が好きで、小学校の時には、私が描いた絵がテレビで紹介されたこともあったのです。しかし、そちらの方面に進もうとはついぞ考えませんでしたね。それよりももっと実用的で、形の残るものに携わりたいと思っていましたし、なおかつそれが人の役に立つことなら、という気持ちで歯科を選んだのです。
大学卒業後は複数の歯科医院に勤務し、お世話になった先生のご紹介があり、現在のクリニックの前身たる『日本ビル歯科』に勤めることになりました。私の前の院長先生ということになりますが、先生は柔軟な考え方をお持ちで、「良いものならば自由にやっていいよ」という方針でした。それまで勉強を積んで得てきたものをそのまま生かせるというのは、勤務医の立場としては非常に贅沢なことだったのです。その先生からお話をいただき、二代目を継いだという形になります。
クリニックは地域の再開発にともない、2014年に大手町ファーストスクエアへと移転し、名称も新たにしました。今後も「歯を守り、残す場所にしたい」という想いはかわらず、良質な歯科医療を皆様に届けていきたいと考えています。

“もう歯で悩まない”ために。総合治療(一口腔単位の治療)に力を

島倉 洋造 院長

当クリニックでは歯周病治療をベースとした一口腔単位の治療、すなわち、総合治療をおこなっています。歯の治療には、さまざまなジャンルがあります。虫歯の治療や歯ぐきの治療(歯周病治療)、あるいは歯の根を治療する根管治療。どれ1つを欠いても、歯を長持ちさせることはできないのです。
また、お口の病気には、その人その人で異なる“流れ”というものがあります。虫歯の傾向が強い方や歯周病の傾向が強い方。あるいは、咬み合わせにより問題のある方など、病気の系統はまるで異なるのです。私は趣味で盆栽をするのですけれど、お口の病気もそれにたとえることができるかもしれません。木は、その種類によって成長の仕方がすべて違ってきます。桜に松の育て方をしても意図する成長は望めません。それは歯も同様です。分析をして、その人のお口にあった対応をしないことには、歯を長く保たせることはできないのです。となればやはり、守備範囲が広くあることが前提になります。
チェーンを考えてみてください。一ヶ所でも弱いところがあると、引っ張ればそこから切れてしまいます。もし自分に弱いと自覚する分野があれば、無意識のうちにそれを避けてしまうこともあるでしょうし、結果として治療の選択肢を狭めてしまうことになりかねません。もうお口で悩まないために。あらゆる要素を考慮して進めていくのが、当クリニックが志向する総合治療ということになります。

患者さんの想いを組み込んでこその総合治療

島倉 洋造 院長

初診でいらした患者さんには、最初にお口全体の検査をおこなっていきます。レントゲンや口腔内写真をはじめ、さまざまな角度から詳細な検査をおこない、今の状態から、今後想定される状況を類推し、その方に合った治療を提案していくのです。
その治療計画を立てるには、患者さんの想いを知ることが大切になります。たとえば、結婚式が迫り、歯を白くすることを希望されるケースもあるでしょう。その場合、虫歯の処置は後に回し、式が終わってから抜本的な治療をおこなう提案が可能になります。総合治療についてお話ししましたが、その総合の中には、人の想いが含まれています。またそれなしでは、治療計画を立てることはできないのです。
人は、歯の治療のために生きているわけではありません。そうであれば、歯で悩まないことがベストと言えるでしょう。その目標に従い、その人その人で異なる計画を提案していくのが、私のポリシーです。

複数ある選択肢の中から、よりその方に合った治療を提供していく

方向性は1本の道であったとしても、そこに至る道は無数に存在します。クリニックでは、考えられる治療の選択肢をメリット・デメリットとともに詳しくご説明し、患者さんにお選びいただいています。
その選択肢の1つとして、テレスコープ義歯(コーヌス義歯)というものがあります。これはインプラントと入れ歯のちょうど中間に位置するものとお考えください。テレスコープ義歯はバネがないために見た目もよく、咬み心地も従来の入れ歯とは比較にならないほどしっかり噛めるという利点があります。それに加えてこの義歯は修理が容易なものですから、1度作れば、ずっと同じものを使っていただけるということもメリットですね。インプラントは外科処置になりますので、全身疾患をお持ちの方には適応できない場合があります。その場合、テレスコープ義歯は充分な代替案となりますし、また、今お使いの入れ歯にご満足できない場合の選択肢としても有用です。
患者さんが望むものと、こちらが良いと思うものには開きがある場合があります。医学的に患者さんの不利益になる場合には、医療者としてそれを患者さんに勧めることはできませんから、そうしたケースでも引き出しが多ければ多いほど、よりその人に合った治療が提供できるということになってきます。

これから受診される患者さんへ

予防に勝る治療はありません。悪くなって治療をすることは仕方がないにせよ、治療が一旦終了すれば、今度は再び病気にならないよう予防に努めることが大切です。
繰り返しになりますが、歯科治療のために人は生きているわけではありません。仕事や趣味、子育て…etc。みなさん、本当に自分がやりたいことがあるはずです。それを充分に満喫するためには、何よりも健康が重要になります。もう二度と歯で悩むことがないように。予防で始まり、予防で終わることを考えていただければ幸いに思います。

※上記記事は2017年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

島倉 洋造 院長 MEMO

  • 出身地:新潟県
  • 趣味:スキー、読書、ジョギング、盆栽
  • 好きな本:実用書「経済からIT関連、先人のことわざまで幅広く」
  • 好きな映画:ライフイズビューティフル
  • 座右の銘:無知の知
  • 好きな音楽:洋楽
  • 好きな場所:晴天のスキー場、海

グラフで見る『島倉 洋造 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION