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加賀山 文雄 院長

FUMIO KAGAYAMA

患者様のライフステージや生活習慣を捉えて
地域に根ざした歯科医療を提供し続ける

日本歯科大学卒業後、祖父、父が開業した『加賀山歯科医院』で勤務する傍ら、兄の歯科医院でも鍛錬を積む。1993年より当院の院長を務め、地元である神田東松下町で30年以上にわたり診療している。

加賀山 文雄 院長

加賀山 文雄 院長

加賀山歯科医院

千代田区／神田東松下町／神田駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

100年以上も続く歯科医療で町に貢献

加賀山 文雄 院長

祖父が千代田区の神田東松下町に開院したのは、明治40年頃のことです。移転はしましたが、同じ町内会での歯科医療を100年以上も続けていることになりますね。代々歯科医師という家系に生まれ、祖父、父、兄と同様に、歴史ある日本歯科大学で学びました。
歯科医師として駆け出しの頃は父の元で働きながら、兄の歯科医院でも修行するという日々でした。7歳年上の兄は兄弟だからといって甘やかすこともなく、先生としてたくさんのことを教えてくれました。年が離れていたこともあり、喧嘩にもならなかったですね（笑）。祖父から父、父から私へと当院のバトンをつないできたわけですが、最初の頃は長年続いてきた病院を引き継ぐことにプレッシャーも感じていたように思います。ただ今は幼稚園、小学校からずっと育ってきた町に歯科医という仕事で携わり、少なからず恩返しができていると感じていますね。

ライフステージに合った治療で歯の健康をサポート

加賀山 文雄 院長

神田はビジネス街ですので会社員の患者様が多いですが、古くからやっているので地元の方の比率も高いです。私が院長として3代目であるように、患者様も3代目、4代目と代々通っていただいているご家庭もありますね。また10年、20年と継続して通院されている方も多いですね。働き盛りだった頃から通い始め、退職して年を重ねていく患者様をずっと診療していると、口も体も歴史を見ているような感覚になります。そういった方の治療で注意していることは、必ず年齢のステージに合わせた治療を行うこと。若いときの治療を高齢になってからもそのまま行うのではなく、体の変化などを踏まえたうえで適切な診療に切り替えるようにしています。
私は千代田区の小学校の学校医も務めていますが、ライフステージに応じた治療は小学生でもとても重要だと思います。小学1年生と6年生では成長の度合いも違うので歯の健康管理も異なりますし、高学年になると永久歯と乳歯が混在し始めたり、勉強が忙しくなって夜更かしや夜食の習慣が生まれることもあり、虫歯の割合はぐっと増えてきます。ほんの6年間といっても、1年ごとの年齢に沿った治療や生活指導が必要になってきますね。

治療の背景にある生活習慣に目を向ける

加賀山 文雄 院長

『加賀山歯科医院』では予防歯科に特に力を入れています。たとえば、歯周病は生活習慣病とも言え、その部分を治療するだけでは良くなりませんし、予防にもなりません。どういう生活をしているのか、どういう仕事をして疲労がたまっているのかなど、歯周病の背景をきちんと把握して治療するようにしています。口の一部分をみるというよりは、生活そのものを感じ取る治療といったところでしょうか。ごくまれですが、歯周病やその原因となる生活習慣が重大な病気につながっているケースもありますので、改善点を積極的にアドバイスすることも欠かせません。小さいお子さんでもご高齢の患者様であっても、歯の症状の後ろに潜む問題をしっかりと捉えて予防歯科に取り組んでいます。
また、私の専門は補綴や審美歯科になりますが、保険診療を選択された場合でも、前歯などのよく見えるところの治療は美しく仕上げるように心がけています。現在は自由診療でさまざまな治療を受けることができますが、患者様によっては保険の範囲内で治療を希望される方ももちろんいらっしゃいますので、その中でベストを尽くすようにしています。

患者様を思いやる気持ちが大切

皆さんそうだと思いますが、歯医者はこわいというイメージが定着していて、当院にも緊張して来られる患者様がたくさんいらっしゃいます。そんなときはこちらから話しかけるのはもちろんですが、患者様からも話してもらうようにしてリラックスしてもらいます。せっかく歯科治療に来ても、思ったことが言えずに終わるという方も多いと思いますので、どんな症状でどうしたいのかという気持ちはしっかりと聞き出しますね。
治療中に大切にしていることは、患者様の体全体を観察しながら進めることです。真正面から施術するわけではないので簡単ではないのですが、顔色や表情を始め、手が力んでいないかなど視野を広げて見るようにしています。注射1本を打つにしても、痛みが出やすいので患者様が少しでも辛そうな場合は、一気に打たずに数回に分けて打つようにしていますね。歯科医師は技術に関しては誰もがスペシャリストのはずですから、何か差が出るとしたら患者様への思いやりの部分だと私は思っています。思いやりの心で患者様と接することが良い治療をする一番の秘訣ではないでしょうか。

これから受診される患者さんへ

『加賀山歯科医院』はJR中央線・京浜東北線・山手線「神田駅」から徒歩2分、大通りに面したビルの2階にあります。開院している以上、誰でも来てくださいというのはとても簡単ですが、歯科医も患者様も人間同士ですから相性というものは必ずあります（笑）。患者様自身が自分に適した歯医者を選んだうえで、納得のいく治療を受けて欲しいですね。
私は神田東松下町の町内会の役員もしていますが、この町もマンションなどの集合住宅が建設されるようになり、だんだんと住民人口が増えてきています。これからも地元に根ざした歯科医療を続けていきますので、近くにお住まいの方はぜひ一度来ていただいて、自分に合う歯科医院かどうか確かめていただければと思います！

※上記記事は2017年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

加賀山 文雄 院長　MEMO

  • 出身地：東京都
  • 趣味：ゴルフ、ギター
  • 好きな本：ビートルズに関する本
  • 好きな映画：スティーブ・マックイーン、ポール・ニューマンの頃が好きで、古い映画をよく見ます。
  • 座右の銘：「吾が道は長しえに悠々たり」
  • 好きなアーティスト：ビートルズ
  • 好きな場所：軽井沢

グラフで見る『加賀山 文雄 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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