あるす歯科
杉並区/堀ノ内/方南町駅
- 歯科
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古川 能史 院長への独自インタビュー
開業医として充実した日々を過ごす
元々好き嫌いが激しく、興味のあることは突き詰めてやるけれど、そうでないことはまったくやらない――。たとえば学校のテストなども、好きな教科は満点、嫌いな教科は0点を地で行っていました(笑)。そんな私の性格をよくわかっていたのでしょうね、進路に関して両親から「ああしろ、こうしろ」と言われたことは一度もありませんでした。
大学の志望を決める際にはいろいろと迷いましたが、理系で、かつ将来独立できる職業ということで歯科医の道を選びました。その頃は、歯科というものに対してとりわけ深い考えを持っていたわけではありませんが、実際に歯科医となった現在は非常に大きな満足感と充実感を得ながら日々診療に臨んでいます。
開業医になることは、歯科医を目指した当時から考えていました。勤務医として十分な経験を積んだのち、当院を開業したのは2016年7月のこと。「自宅から近い場所であれば、患者さんのためにより多くの診療時間を割くことができる」と考え、開業場所として方南町という街を選びました。
今できることはきっちりとやる
私が大学を卒業するちょうどその頃、世間では医療事故に関するニュースが耳目を集めていました。診断を誤ることの怖さを知った私は、大学院時代は放射線学講座に在籍。そこで、より専門的な診断知識・技術を身につけました。そうした専門性を活かして、当院ではCTやデジタルレントゲン、口腔内撮影用カメラやCCDカメラなどの機材を完備し、精度の高い診断を行っています。
こうした機材を用いた診断には、治療前の「検査」という側面のほかに「記録」という側面もあります。継続的に記録をとり続けることによって、小さな変化や異常にも気づきやすくなります。言わば、お口の定点観測ですね。また記録した画像をお見せすることで、単に言葉のみで説明するよりも患者さんの理解は深まりますし、それが治療のモチベーションにつながることもあります。
正確な診断には手間暇がかかります。しかしそこをおろそかにしてしまうと、後々になって問題が生じ、結局二度手間になってしまうことも……。それはひいては、患者さんに余計な負担を強いることになりかねません。「今できることはきっちりとやる」というのが、診断に限らず、私の基本的な診療姿勢です。