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田野 絵里 院長

ERI TANO

通いやすい歯科医院を目指して
患者さんの要望に合わせた治療を提供

尊敬できる医師との出会いをきっかけに、当時通っていた美大を中退して歯科の道へ。研修医を経て東京医科歯科大学で博士号を取得。その後、衆議院議員会館内歯科医院などで経験を積んだのち、2015年5月に「麹町えりデンタルクリニック」を開業（半蔵門線・半蔵門駅から徒歩1分、有楽町線・麹町駅から徒歩2分）。

田野 絵里 院長

田野 絵里 院長

麹町えりデンタルクリニック

千代田区／麹町／半蔵門駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

美大から歯科の道へ

田野 絵里 院長

高校から大学の歯学部に進んで歯科医になったという先生方が多いと思うのですが、私の場合は少し違っていて、子どもの頃から絵を描いたり物をつくったりするのが好きだったこともあり、高校卒業後は美大に進学し、そこで彫刻を学んでいました。美大での勉強や生活はとても充実していたのですが、一方で「将来何がしたい」というビジョンが持てずに悩む自分もいました。そうしたときに、とある小児科の女医さんに出会ったんです。いろいろと貴重なお話を伺うなかで、特に患者さんのために精一杯尽くし、また患者さんからも非常に信頼されている先生の働き方・生き方に深い感銘を受けました。その先生に対する憧れの気持ちが、医療の世界を志すようになったきっかけです。
診療科については先生と同じく小児科も考えたのですが、元々細かい作業が得意で、また美大での経験も活かせると考え、歯科を選びました。美術から医療の世界へ、取り巻く環境が大きく変わることになるわけですから、歯学部に入り直した当初は多少の戸惑い等もあるかなと思っていたのですが、実際には、むしろ未知の分野について学ぶ楽しさの方が大きく、すぐに歯科の世界に馴染んでしまいました（笑）。

治療計画・治療内容は患者さんに合わせて決めていく

田野 絵里 院長

当院に来院される患者さんは、麹町という場所柄、やはりビジネスパーソンの方が多い傾向にあります。周辺のオフィスにお勤めの方を中心に、最寄りの半蔵門・麹町どちらの駅からも徒歩1～2分とアクセスにたいへん恵まれていることもあり、転勤してしまったあとも出張や帰国したついでに立ち寄られる方などもいらっしゃいます。一方、周辺のオフィスがお休みの土曜日には近隣にお住まいの患者さんの割合がぐっと増え、小さなお子さんを連れて来られる方などもいらっしゃいます。
ビジネスパーソンの方は皆さん多忙で、治療に関しても様々な要望を持っていらっしゃいます。たとえば頻繁に通うことが難しい方であれば「１回の治療時間を長く、その代わり通院回数は減らしてほしい」、あるいは始業前や昼休みを利用して通う方であれば「回数は多くてもかまわないので１回の治療時間を短くしてほしい」といった具合です。歯科医院というのは、ただでさえあまり通いたくない場所。ですから最初に患者さんのお話をしっかりと伺い、治療に関するご要望にできる限りお応えすることで、通院に対する心理的・物理的な障壁を少しでも低くしたいと考えています。

歯医者嫌いのお子さんを減らしたい

田野 絵里 院長

診療を開始する前にしっかりと意思疎通を図るのは、多忙なビジネスパーソンの方に限ったことではありません。たとえば患者さんが小さなお子さんの場合にも、まずはきちんと話を聞く／話をするといったことが非常に大事になってきます。お子さんの治療に際して当院では、初回はお話だけ、あるいは練習だけで終わることも決して珍しくありません。できるようになったら次のステップに進み、それもできるようになったらまた次へ。そのようにして徐々に自信をつけ、治療に慣れていってもらえればと思っています。これは以前担当した患者さんの話なのですが、その子も最初は歯医者が嫌いで通院するたびに号泣していました。しかし回を重ねるごとに治療にも慣れ、小学生になった今では「将来は歯科医になって、先生（私）と一緒に働く！」と言ってくれているんですよ（笑）。このように無理強いのない誠実・丁寧な治療を通じて、ひとりでも多くの子どもたちに歯医者を好きになってもらえればうれしいですね。
また、子ども・大人を問わず歯科医院特有の雰囲気を苦手にされている方は多いので、院内にはできるだけ薬品のにおいをさせない。あるいは内装にはふんだんに木を用いることで、見た目にもリラックスしていただけるような空間にするといった工夫もしています。美大に通っていましたので幸いなことに建築やデザイン関係の知人も多く、そうした方たちに協力してもらい、良い意味で歯科医院らしくない、居心地の良い環境を整えることができたと思っています。待合室の雰囲気やトイレ・パウダールームの使い勝手などは、実際に患者さんからもとても好評です。

予防意識を高めるためのホワイトニング

大学院ではホワイトニングに関する研究で博士号を取得しましたので、当院でもホワイトニングには力を入れています。ただし歯の表面をいかに白くきれいにしたとしても、歯の土台の状態が良くなければ、真に美しく健やかな口腔環境を手に入れることはできません。また、併せて患者さんの意識も変えていかなければ、せっかくのホワイトニングが無駄になってしまうこともあります。その意味で当院では、ホワイトニング以上に、その大前提である予防に力を入れています。予防がしっかりとできれば、歯を削る必要も抜く必要もありません。歯科医院は怖い／痛いから苦手という方も多いと思うのですが、定期的に歯科医院に通って予防をしっかりとすることこそが、実は怖い思いや痛い思いをしないための一番の近道です。
「最初から治療だと抵抗があるので、まずはホワイトニングから」というのでも、もちろん良いと思います。敬遠しがちな歯科医院に足を運ぶためのひとつのきっかけとして、ホワイトニングをぜひご利用いただければと思っています。

これから受診される患者さんへ

当院では患者さんとご相談のうえ、治療計画や治療内容について決めさせていただいています。ご要望やご都合はもちろん、「以前、こんな治療をされて嫌な思いをしたことがある」といった過去の治療経験なども、どうぞ遠慮なくお伝えいただければと思います。
半蔵門線の半蔵門駅から徒歩1分、有楽町線の麹町駅から徒歩2分と、当院はたいへん便利な場所にありますので、痛みなど何もないときでもぜひ定期的にお口の健康チェックにいらしていただければ幸いです。小児歯科も得意としていますので、小さなお子さん連れの方のご来院も大歓迎です。

※上記記事は2016.9に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田野 絵里 院長　MEMO

  • 出身地：愛知県
  • 趣味・特技：読書、スキューバダイビング
  • 好きな本・作家：小説
  • 好きな映画：アクション映画
  • 好きな音楽：クラシック、ボサノバ
  • 好きな場所：図書館

グラフで見る『田野 絵里 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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