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柳澤 邦博 院長

KUNIHIRO YANAGISAWA

最新の技術と設備をいち早く取り入れ、
体全体の健康を改善する医療を提供。

昭和大学歯学部卒業。地元である高円寺に1990年に『柳澤歯科クリニック』を開院 (JR「高円寺駅」より徒歩7分、東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」より徒歩6分)。現在にいたる。

柳澤 邦博 院長

柳澤 邦博 院長

柳澤歯科クリニック

杉並区/高円寺南/東高円寺駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科

苦にならないからこそ続けられるし、より努力をしようと思える

柳澤 邦博 院長

従兄弟に歯科医師が1人いまして、それから、通っていた学校がたまたま医歯薬系に進む生徒が多かったことがこの道に進むきっかけになったのかもしれません。
今振り返りますと、この仕事は自分に合っているように思います。細かい作業が求められるところや、それからこれは表現が難しいのですが、自然に受け入れることができていて、苦にならないと申しましょうか…。私は訪問診療もおこなっているのですが、「痛いから診てくれ」と言われれば、深夜になっても行きますし、クリニックでも毎晩遅くまで診療をおこなっています。おそらく性格なんでしょうね。患者さんの求めに応じることや必要とされることにやりがいや生きがいを強く感じる方だと思います。

体全体の健康を診ていくことが大切

柳澤 邦博 院長

開院当初より方針として、歯だけを診るのではなく、その人の体全体を診ていくことを心掛けています。私自身は歯周病の認定医、インプラントの専門医であるのですが、やはり、トータルで診ていく視点が必要です。歯周病の治療だけができていれば良いわけではなく、歯の根の治療にも精通していなければなりませんし、被せるもの、詰めるものも、すべてに通じていなければ充分な治療は望めません。ですから、あらゆる分野に関し、一定以上のレベルを維持・向上させていくことを常に心掛けています。
昨今は、歯周病と全身の病気との関連が広く知られるようになってきました。この例を見るまでもなく、病気は体全体とつながっています。ですので、1つの歯を治して満足するのではなく、お口の中全体、ひいては体全体に思いをきたし、その人を丸ごと診ていく姿勢を持つことが重要と認識しています。4、5年前より、訪問歯科に携わっています。元々、クリニックの患者さんである医師の方から依頼を受け、病院に出向くようになったのが始まりでした。ご高齢の方はお口の状況が即、全身のことにつながっていきますので、治療に携わるものの責任も重大になります。
最近は行政が主導する形で、医師や歯科医師、薬剤師やケアマネジャーが一同に集まっておこなう、ケア会議が頻繁に開催されています。専門分野が異なる人達が知恵を持ち寄り、より効果的な対応をケース毎に検討していくのです。そういった意味で、今や医科や歯科、またその他の職種に関する垣根というものが、なくなってきているように感じます。さまざまな職種の人の助けも借りながら、その人を丸ごと診ていくということをもっと深化させていきたいものですね。

先進的な医療技術を積極的に導入

柳澤 邦博 院長

CTやCAD/CAM、あるいはマイクロスコープなど、いわゆる先端医療に関わるものは積極的に導入してきました。たとえばマイクロスコープですが、根の治療にはとても重宝しますし、本当に細かいところまで見えるものですから、治療の大きな助けとなります。また、スコープにはカメラが付属していますから、自分が診たものをモニターに映し、患者さんへの説明もおこなえるところも非常に大きなメリットになっています。
それからCTですが、これがあるとないとでは、ずいぶん違います。CTがあれば最初から神経と血管の位置を確認できるものですから、それなしでは1時間も掛かるような難症例の抜歯が、15分から20分でおこなえることになります。それだけ患者さんの負担が減るわけですし、CTがあることで、私自身、治療が上手くなったような気になってしまいます(笑)。
今後も患者さんの利益になるものは、積極的に取り入れていきたいと思っています。

歯周病と矯正治療の深い関係

歯周病を改善しようと思えば、矯正治療は必須です。歯周病は、歯ぐきや歯のまわりの骨を治療するイメージがありますが、それだけでは改善しないケースも実は多いのです。たとえば、歯並びが悪いために噛む力のコントロールが上手くできてないケースでは、歯並びを改善されることで歯ぐきの状態も良くなっていきます。また、歯周病で無くなってしまった骨が元に戻ることはありませんが、矯正治療によって歯を支えている骨を適切な位置に移動し、機能を補完する効果も期待できます。

クリニックでは、小さなお子さんの矯正もおこなっています。乳歯が好ましい位置に生えてこないと予測できた場合、誘導装置をつけることで正常な位置への発育をうながすもので、これにより、永久歯の矯正を短時間で終わらせることが可能になります。また、子供の時期に矯正をおこなうことで、意識が変わっていくことも望めるでしょう。歯を大事にしたい、という意識ですね。
そういったこともあってか、クリニックの患者さんは、みなさん歯がとてもきれいです。歯科衛生士の努力の賜物であり、同時に、みなさんの歯への意識の高さがあらわれているように思います。

これから受診される患者さんへ

ご自分の体のことを気遣ってあげてください。訪問診療に行くようになってつくづく感じることですけども、寿命が延びた半面、思うようにならない体に苦しまれている方が多いのです。一生を健康で終えるために、お口の中や体全体に対して気を配っていただきたいと思いますし、そのためのサポートを努めさせていただければと思っています。

※上記記事は2016年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

柳澤 邦博 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ランニング、映画鑑賞
  • 好きな本:歴史物(人)
  • 好きな映画:タイタニック、ロード・オブ・ザ・リング
  • 好きな言葉:「人間は年齢を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。」(『青春の詩』サミュエル・ウルマン)
  • 好きなアーティスト:セリーヌ・ディオン
  • 好きな場所:善福寺川緑地

グラフで見る『柳澤 邦博 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION