根津すずらん歯科
文京区/根津/根津駅
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菅野 多真 院長への独自インタビュー
子供の頃の記憶と、人の命を助けたい、役に立ちたいという希望から医療の世界に
小さな時から、人の命を助けること、そのための役に立ちたいという希望を持っていました。幼い頃、父の仕事の関係で、ベルギーで暮らしていたことがありました。身体が弱かった私を、現地のファミリードクターのような先生は親身になって診てくれていました。医療方面に携わりたいという思いは、その頃の記憶が大きく影響したような気がします。
大学院を修了後、大学病院、一般開業医での勤務を経て、虎の門病院に10年近く勤めてきました。虎の門病院では、今も週に1回のペースで外来を担当しています。病院では入院患者さんを診る機会も多かったのですが、“病院の中にある歯科”ということもあり、糖尿病や高血圧等の基礎疾患を抱えた患者さんが多くいらっしゃいました。お口の状態が悪ければ全身にその影響が及び、そのまた逆もある。病院勤務時代にそのことを実地に経験したことで、歯科の立場から全身の健康にアプローチすることが私のテーマとなっていったのです。
『根津すずらん歯科』は、2015年に開院いたしました(東京メトロ千代田線・根津駅より徒歩2分)。私自身、密閉された空間は、あまり落ち着かないものですから、天井が高く、明るいこの空間を一目見て気に入ったのです。院内も、壁で仕切るようなことをあえてせず、圧迫感のない、リラックスできる雰囲気となっています。
歯科の立場から全身の健康にアプローチする
歯科の立場から全身の健康に関わるということのひとつに、虎の門病院時代から引き続いておこなっている睡眠時無呼吸症候群の治療があります。
睡眠時無呼吸症候群は、それがあることで夜間に充分な呼吸ができず、結果として高血圧や糖尿病、体重の増加など、さまざまな問題を引き起こします。この病気は子供にも起こるもので、子供の場合は成長に関わってきますから、充分な注意が必要です。
症状としては、いびきや日中の眠気、さらに夜間の頻尿、お口が乾くといったものが見られます。当院では睡眠時無呼吸症候群の簡易検査をおこなっています。この検査で可能性があると判定された場合には、虎の門病院や、睡眠時無呼吸症候群の診療をおこなっているクリニックと連携をとり、治療の道筋をつけてさしあげています。
最近は耳にする機会も多くなったように思いますが、それでもみなさん、「自分は関係ないから…」というのが実感かもしれません。ですが、軽度のものも含めればごく普通に起こりえるのがこの病気であり、改善に向かうことで全身の健康状態が良好に向かうこともあります。いきなり大学病院に、というのは混んでいたり、大変だと思いますし、睡眠時無呼吸症候群における歯科の窓口として、気軽にご利用いただければと思います。
菅野多真先生は、東京医科歯科大学大学院の先輩にあたります。表現が適切かどうか微妙なところですけれど(苦笑)、先生は嘘をつけない方だと思うんです。誠実に、そして丁寧に見てくださると思います。