たけのうち歯科クリニック

竹之内 大助 院長への独自インタビュー

歯周病治療とは口腔内の環境を基礎からつくり上げる作業

子どもの頃、歯科医院にかかる機会が多かったのですが、元々手を動かして物をつくることが好きだったこともあり、歯科医師の仕事を何だか面白そうだと思ったのがきっかけです。やがて高校生になり進路について考えるようになったとき、歯科医師の仕事に対して良いイメージがあったのと、あとは人から感謝される職業である点が決め手となり、この道を本格的に志すことを決めました。
大学卒業後は大学病院（歯周病科）に勤務しました。歯周病科を選んだ理由は、尊敬できる教授がおられたのがひとつ。もうひとつの理由は、歯周病治療というのは口腔内の環境を基礎からつくり上げるものであり、それを患者様と一緒になって成し遂げていく点に大きなやりがいを感じたからです。
大学病院で7年ほど専門的な診療に携わったのち、今度は地元密着型の歯科医院に勤務。そこで3年にわたって院長職を務めて自信もついたので、2010年に、西武池袋線・石神井公園駅から徒歩1分のこの場所に歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の『たけのうち歯科クリニック』を開業しました。

歯の基礎・土台のことを考えた治療提供

歯周病の原因がプラークであることは皆様もよくご存知かと思いますが、その他にも実はさまざまな「リスクファクター」というものが存在します。当院の歯周病治療の特徴は、唾液検査や細菌検査を含めた診査・診断をしっかりと行ったうえで、患者様お一人おひとりのリスクを踏まえた治療を行っていることです。そのために、CTを始めとした検査機器の類なども充実させていますが、患者様のメリットとしてそれ以上に大きいのは、歯周病専門医による専門的な治療を受診していただくことができる点にあると言えるでしょう。とは言え、歯周病治療というのは歯科医師だけで行えるものではありません。質の高い治療を提供するためには、それをサポートしてくれるスタッフの存在・役割が重要です。当院には非常に優秀で勤勉なスタッフがそろっており、私としてもたいへん助かっています。
なお、「歯周病専門医による歯周病治療」を大きな特徴として掲げてはいますが、当院は歯周病治療に限定した歯科医院ではありませんので、その他さまざまな症状を抱えた患者様も来院されます。ただし、その場合にも「歯がないからインプラントを入れる」「着色した歯を単純に白くする」といった処置ではなく、歯周病治療的なアプローチ、つまり歯の基礎・土台のことを考えた処置を行っています。冒頭で「歯周病治療というのは口腔内の環境を基礎からつくり上げる作業」だと述べましたが、当院ではまさにそうした視点で、インプラントや審美といったその他の治療もさせていただいています。

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