新田 裕之 院長
Hiroyuki Nitta
神楽坂の一員として、患者さんを家族のように想いながら、定期健診と予防歯科に尽力。
大学卒業後、臨床研修医を経て、高島平にある歯科医院に勤務。その後、2015年に神楽坂駅の矢来口から徒歩1分の場所に開業。
新田 裕之 院長
新田歯科医院
新宿区/矢来町/神楽坂駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
なじみの深い神楽坂への開業を目指す。
私は、祖父、父、そして兄も歯科医という歯科系の家に育ちました。父の診療所は自宅とは離れたところにあったのですが、時折遊びに行っては父が診療する姿をよく眺めていましたので、そうした経験がやはり、この道を志すうえで一番のきっかけになったと思います。幼稚園生くらいの頃には「寿司屋の板前になりたい」と思っていた時期もあったのですが(笑)、父の仕事を理解するようになってからは「自分も将来は歯科医になる」と、自然と考えるようになっていましたね。
大学卒業後は臨床研修医を経て、高島平にある歯科医院に勤務。そこは約20台のユニットを備えた大規模な歯科医院でしたので、日々来院される患者さんの数も非常に多く、そのぶんさまざまな経験を積むことができ、それが今の私の糧になっていることは間違いありません。最終的には副院長まで務めさせていただきました。
当院が開業したのは2015年の5月のこと。幼稚園から大学まで、すぐ近くの飯田橋に通学していて土地勘があったのと、あとは京都や鎌倉に通じる趣ある街並みが好きだったため、最初から「開業するなら神楽坂」と決めていました。
同じ神楽坂の住人として、地域医療での役割を果たす。
東京メトロ東西線・神楽坂駅の矢来口から徒歩1分、神楽坂下から続く早稲田通りに面した場所に「新田歯科医院」はあります。当院の建物は元々はガラス工場として使われていたらしく、なかは吹き抜けの構造になっており、天井が高く開放感のある雰囲気が特徴です。そのため、皆さんが苦手とされる歯科医院特有の、あの閉鎖的な感じはまったくないと思います。
さて当院には、近隣にお勤めの方やご紹介等で遠方からお越しになる方などもおられますが、患者さんの半数以上はやはり、神楽坂周辺にお住まいの方々。このあたりには、単身の方、小さなお子さんを持つファミリー、さらには古くから住んでいるご高齢の方などもおられ、そのぶん当院の患者層もたいへん幅広くなっています。
実は、私自身も神楽坂の住人のひとり。職場と普段の生活環境が近接しているため、顔なじみの患者さんも少なくありません。とても親しくさせていただいていることには感謝しつつも、近所に買い物に出かけた際にバッタリお会いすることもよくあり、休憩時間や休日でも気が抜けないのが悩みの種です(笑)。
デンタルIQの高い神楽坂で、予防歯科に尽力。
臨床研修医時代の勤務先も開業前の勤務先も、どちらも大規模な歯科医院だったので、さまざまな症状を抱えた患者さんが日々来院されていました。そうした診療経験がベースになっているため、私自身、一通りの治療に対応することが可能です。そのなかでも、歯内療法の認定医の資格を持つ父の影響もあって、私も歯内療法にはこだわりを持っており、当院におきましても治療に必要な器具・設備などは十分に整えています。
また、神楽坂周辺にはデンタルIQの高い方が比較的多く、こちらからご案内しなくても、自発的にクリーニングやメンテナンスに来られる患者さんがたくさんおられます。そうしたこともあって当院では、予防歯科にも力を入れています。スケーリング(歯石取り)のあとには歯肉のマッサージを行っているのですが、これが患者さんには非常に好評でして、あまりの気持ちよさに途中で寝てしまう方もいるほど(笑)。
「怖い」「痛い」を理由に、歯科医院を苦手にしている方は大勢いらっしゃいます。しかし歯科医院に通うことで「さっぱりとした」「気持ちよかった」と感じていただけるのなら、それは歯科医院に定期的に通うモチベーションになる、ひいては歯の健康を長く維持することにつながると、私は考えています。
温かなコミュニケーションが真の「Face to Face」を生む。
「患者さんを家族のように想う診療」。これは、私が父からもっとも学んだことであり、また当院の診療方針として掲げていることでもあります。この言葉は「患者さんの立場に立って考える」と言い換えても良いかと思います。
たとえば家族の付き添いが必要なほどご高齢の患者さんが、「歯が痛い」といらっしゃったとします。レントゲンを撮ってみると、治療が必要な歯が10本以上ある。治療すべき歯はすべて治すのがセオリーではありますが、患者さんの体力やご家族の負担を考えると、必ずしもそれが最適とは限りません。そこはご希望をしっかりと伺ったうえで、ご相談しながら治療内容を決めていく必要があります。
今述べたのは少し特殊なケースかもしれませんが、しかし基本的な考え方はどのような患者さんでも同じ。治療内容や、そのためにかかる期間や費用については十分な説明と納得が欠かせません。
患者さんとのコミュニケーションを重視している当院では、原則として初診の場合には1時間、それ以外の場合には30分の診療時間を確保。そして周囲を気にせずに何でもご相談いただけるように、ユニットはすべて個室となっています。併せて、患者さんとお話をするときにはマスクを外す。マスク越しではない、真の「Face to Face」をスタッフ一同、心がけています。
これから受診される患者さんへ。
当院の診療時間は10時から20時(土曜日は17時)まで。途中にお昼休みも設けていませんので、ご連絡をいただいた段階で空いていれば、急患にも対応することが可能です。また「20時から診てもらいたい」といった診療時間に関するご相談にも柔軟に対応することができますので、ご希望がありましたらお気軽にお問合せいただければと思います。
さて開業から1年が経ち(2016年6月現在)、おかげさまで毎日、大勢の患者さんにご来院いただいています。予防歯科に対する皆さんのニーズにさらにお応えしていけるよう、クリーニング・メンテナンス専用のスペースなども将来的には増設したいと考えています。神楽坂に住み、この街と人を愛する歯科医として、文字通り「地域に根差したかかりつけ医」となれるように今後も努力してまいります。
※上記記事は2016年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
新田 裕之 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:サッカー、ゴルフ
- 好きな本・雑誌:山崎豊子の本、雑誌『Safari』
- 好きな映画:『ザ・エージェント』
- 好きな言葉・座右の銘:ケセラセラ
- 好きなアーティスト:エリック・クラプトン、ジャック・ジョンン
- 好きな場所:南の島
グラフで見る『新田 裕之 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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