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岡本 浩 院長

HIROSHI OKAMOTO

スウェーデンスタイルの歯科医療を実践する
歯周病治療の第一人者

日本歯科大学を卒業後、アメリカ空軍病院勤務を経て、ロンドン大学イーストマン病院へ。さらに、スウェーデンのイェテボリ大学に在籍して、歯周病を中心に研鑽を積む。帰国後は日本歯科大学で後進の指導にあたり、歯周病治療の第一人者として講演会などの活動にも尽力。19年間にわたる奥羽大学教授を経て、「人形町駅」そばに開業。

岡本 浩 院長

岡本 浩 院長

TOKYO歯周&矯正クリニック

中央区/日本橋小網町/人形町駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科

得意の英語力をいかし、アメリカ空軍病院で歯科医師人生をスタート

岡本 浩 院長

私の父が歯科医師をしておりましたので、「ほかに選択肢がなかった」、というのが本当のところでしょうか(笑)。私自身は音楽が好きで、高校生の頃は「ロック歌手になろう」と考えていて。ただ、それを知った父がとても悲しんで、「歌は趣味で続ければいい」「とにかく歯科医師になれ」という感じだったんですよね(笑)。私は人の血を見るのも苦手で、音楽で人々に感動を与え、勇気や幸せを届けたいと思っていたのですけれど。何はともあれ、日本歯科大学に学んで、こうして歯科医師になったというわけです。高校生でロックを歌っていたくらいでしたから、英語には自信がありまして。卒業後に診療をはじめたのは、東京・府中にあるアメリカ空軍の病院でした。当時はちょうどベトナム戦争が続いていた頃で、たくさんの米軍関係者を診療しましたが、私にとって何より衝撃的だったのは、アメリカと日本の歯科医療の間にある大きな格差でした。歯科医療における技術・材料すべてアメリカの方が20~30年くらい進んでいる感じで、同じ新卒ドクターでもアメリカの大学に学んだ彼らの方が断然優秀。私が習っていないことも知っていましたし、とにかく頭を殴られたようなショックを受けつつ、彼らの技術を習得しようと毎日頑張っていましたね。

ロンドン、スウェーデンの地で、最先端の歯周病治療を習得

岡本 浩 院長

アメリカ空軍病院で5年にわたって診療を続けて、私の中ではだんだんと「開業」を意識するようになりました。ところがそこで、自分には「歯周病」に関する知識も経験もないということに気づいたんですよね。削って・修復して、という歯科治療には自信があっても、歯周組織へのアプローチの仕方がわからないままでは、責任ある治療をおこなうことはできません。そこで私は、自分の足りない部分を補うべく、ロンドン大学のイーストマン歯科病院への留学を果たしました。それでも、たった1年間の勉強では、まだまだ足りない。歯周病に関する臨床技術と知識を深めたいという想いから、スウェーデンのイェテボリ大学に移り、4年にわたってさらなる研鑽を積みました。帰国後は、母校である日本歯科大学に籍を置き、3年後を目標に開業しようと考えていたんです。ところが、学生たちの指導をするうちに、「教育」の面白さと重要性に目覚めた、と言いますか(笑)。私が英国やスウェーデンで学んできたことを学生たちに講義すると、とにかくみんな熱心に聞いてくれるんですよ。それはそうですよね、これまで抜かなければならなかった歯を、私は「残せる」と話すわけです。彼らは目を輝かせて講義に聞き入り、私としては「何としても自分の持てる知識を伝えなければ」といった、使命感のようなものが大きくなっていったのです。

東京の中心地で、スウェーデンスタイルの歯科医療を

岡本 浩 院長

14年にわたって在籍した日本歯科大学を経て、教授として奥羽大学に迎えられ、この頃には国内外から講演の依頼が来るようになりました。そして、歯周病専門医・指導医である私の知識や経験をお話することが、日本の歯科医療のボトムアップにつながればと考えて、尽力してきました。私もいよいよ70歳になり、この東京の中心で、これまで学んできたスウェーデンスタイルの歯科医療をご提供したいという想いから、『TOKYO歯周&矯正クリニック』を開設。世界最先端の技術力をもって、最善の治療結果につなげるため。また、歯科治療の方法や材料にとらわれずにベストな治療法をご提案するためにも、あえて保険診療はおこなわずに自由診療専門としています。それだけに来院される患者さんはご紹介の方がほとんどで、私がいた奥羽大学がある郡山、西は静岡、大阪と、日本各地からたくさんの方にお越しいただいています。

2名の歯周病専門医による最高のチーム医療で、患者さんの大切な歯を残す

当院では院長である私のほかに、かつての教え子でもある副院長の竹内先生、2名の歯周病専門医が在籍して診療にあたっています。竹内先生はインプラントや矯正治療のスペシャリストでもあり、それぞれが持つ高い専門性をいかしながら、最高のチーム医療をご提供できるものと思います。私はこれまで、歯周病治療について大学で後進の指導にあたり、国内においても数多くの講演活動をおこなってきました。それでもまだ、本当に歯周病をコントロールできる歯科医師は少ないというのが現状であり、当院にも「全部の歯を抜かなければいけない」と言われて思い悩んでお越しになる患者さんが少なくありません。もちろん、患者さんのご要望すべてにお応えすることが難しいケースもあるでしょう。それでも多くの場合で、患者さんの大切な歯を残してさし上げられるのが、私たち歯周病専門医。実際に、全部抜かなければならないと言われていた歯を、そのまま全部残せたこともありますし、矯正治療を並行しておこなうことで、治療期間をグッと短縮できた症例もあります。ですからぜひ、「本当に治したい」とお考えの方こそ、私たちにご相談いただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『TOKYO歯周&矯正クリニック』は東京メトロ「人形町駅」から徒歩2分、「水天宮駅」からも徒歩5分ほどと、とても便利な場所にあります。ひと昔前は、歯科のプロである私たちが治療方法を決め、患者さんはそれに従うというやり方が一般的でした。ですが、時代は流れていま私たちは、患者さんお1人お1人が求めていらっしゃるものを丁寧にヒアリングして、なるべくご希望に沿うようにと考えながら診療を進めています。当院は完全予約制ではありますが、セカンドオピニオンにも対応しておりますので、お気軽にご連絡いただきたいと思います。

※上記記事は2017年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

岡本 浩 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:水泳
  • 好きな作家:ギ・ド・モーパッサン、トーマス・ハーディ、サマーセット・モーム(英国文学やフランス文学)が好きです。
  • 好きな映画:ショーンコネリーやアラン・ドロンの出演作品
  • 好きな言葉・座右の銘:私は地球が終わる直前まで木を植える
  • 好きな音楽・アーティスト:古典音楽、チャイコフスキー
  • 好きな場所・観光地:ロンドン、パリ、プラハ、パタヤ

グラフで見る『岡本 浩 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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