東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

中川 威彦 院長

TAKEHIKO NAKAGAWA

インプラントから予防歯科まで
20年親しまれる、患者さんのお口を守りかかりつけ医

北海道大学歯学部卒業後、品川の開業医のもとで経験を積む。1994年中川歯科クリニックを開院。20年以上、地域の方の歯の健康維持に携わっている。(田町駅より徒歩7分)

中川 威彦 院長

中川 威彦 院長

中川歯科クリニック

港区/芝浦/田町駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

歯科治療の辛い体験が歯科医師を目指すきっかけに

中川 威彦 院長

私の小さい頃は虫歯が多かった時代でした。私自身も虫歯の治療では辛い体験をした記憶があります。進路を考える時に歯科を選んだのは、そうしたことがきっかけになっていると思います。同じ苦しみをした人を救ってあげたい、人のためになることがしたいという思いもあったのでしょうね。
大学卒業後は品川にある開業医の先生のもとで臨床経験を積み、1994年に中川歯科クリニックを開院致しました。(JR山手線・京浜東北線「田町駅」、都営三田線・浅草線「三田駅」より徒歩7分)

治療する歯科から予防する歯科へ

中川 威彦 院長

田町をクリニックの開業先に選んだのは、歯科医療を学んだ品川と土地柄がよく似ていたからです。ただ、開業して20年以上経ちますが、昔と比べるとかなり様子が変わりましたね。以前はオフィスがほとんどだったのですが、今ではマンションも建設されて住民の方が増えています。特にお子さんをお持ちのファミリー層の方が増えました。私も今は保育園の園医をさせて頂いています。
クリニックを受診される方はお子さんからご高齢の方まで幅広い世代の方です。昔は虫歯や歯周病で受診される方がほとんどでしたが、ここ数年は虫歯の方は減っていて、代わりにメンテナンスなどの予防歯科として受診される方が増えています。
定期的にクリニックを受診するなど患者さんの意識も大きく変わっています。
治療歯科から予防歯科へという流れは全国で進んでいることですが、港区の方は大人の方もお子さんがいらっしゃる方も、歯に対する意識がとても高いと感じますね。当然、当クリニックの診療体系も治療から予防へとシフトしてきています。

シミュレーションを必ず実施するインプラント治療

中川 威彦 院長

歯を悪くしてしまった方への治療法の一つとしておすすめしているのが、インプラント治療です。入れ歯の取り外しがいや、天然歯のような歯が欲しい、治療以外の歯をできるだけ削りたくない…。そんな方に適している治療法がインプラントで、当クリニックでも専門医として治療を行っています。しかし、私どもの場合、全ての治療にインプラント治療をおすすめするわけではありません。お口の中の状況や持病の状況により、患者さんに適した治療法をおすすめしています。
インプラントの治療は繊細な治療が必要です。時には治療のために骨を造った上で治療をすることもあります。ですから当クリニックでは、どんなに簡単にみえるインプラント症例でもCTをとり、仕上がりを予想したシミュレーションを必ず行います。シミュレーションはインプラント治療の設計図。患者さんに治療後の状態を知ってもらう目的もありますが、治療の際にはガイドの役割も果たす大切なものです。シミュレーションに沿って治療を進めることで事故のない安全安心な治療ができるのです。治療後にはメンテナンスもしっかりと行っています。
当クリニックは日本口腔インプラント学会インプラント専門医の資格を取得しています。治療をお考えの際には、一度ご相談いただければと思います。

自分がして欲しい治療法をイメージ

私が患者さんの治療を行う際には「自分がこの患者さんだったら、どういう治療をして欲しいか」ということを常に考えの中心に置いています。私自身、子供の頃から歯科治療では辛い思いもしてきたということが背景にあるのかもしれません。
まずは患者さんのお話や希望を聞くことが出発点です。その上で自分の医学的知識と経験に照らし合わせて可能な治療法をいくつかご提案し、ご相談しながら治療の方向性を決めていきます。
ただ、将来的に問題が出る可能性や長持ちしないことが予想される場合には、理由をご説明した上でご希望と違う方法をおすすめする場合もあります。歯は長く付き合うものですから、できるだけ長持ちして欲しいですよね。
また、今後港区ではご高齢の方が増えていく状況を考え、医療と福祉介護の地域包括ケアという取り組みが始まってきています。体が悪くて診察に行けない場合などのサポートも始まるかと思います。患者さんのもとへ出向いての診療も患者さんに必要な治療の一つでしょう。当院でもこれからはそうした取り組みにもお手伝いができればと考えています。

これから受診される患者さんへ

港区では無料歯科検診や8020運動など、歯科治療への取り組みが盛んです。ここ20年の当クリニックの患者さんをみても、予防歯科の重要性が浸透してきています。私も歯の治療に来院される患者さんにはメンテナンスの重要性を常にご説明しています。
また、歯のメンテナンスで大切なのは、よいかかりつけ医を持つことです。定期的に口の中の状態をみてもらうことで、自分の気付かない歯の異常を指摘してもらえます。例えば最近見かける症状としては、歯ぎしりで受診される方がいらっしゃいます。歯ぎしりは、最終的には歯が壊れてしまうことにもつながる意外と怖い症状です。しかも、本人には気付かないことの方が多いのです。こうした歯やお口の異常に早めに気付くためにも、歯科医院でのチェックが必要になるのです。
当院では歯のトータル管理として、フッ素入りの薬で歯を磨きあげるPMTCという予防システムを取り入れています。自宅での歯磨きではクリーニングしづらいところも丁寧に磨きあげていきます。歯質の強化や原因菌の殺菌にもなる方法です。もし、定期的に歯のメンテナンスをしていないのであれば、自治体の無料検診などの制度も利用して積極的に歯の健康に気をつけるようにしていただければと思います。

※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中川 威彦 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ
  • 好きな本:東野圭吾氏の小説
  • 好きな映画:ロッキー
  • 座右の銘:一球入魂
  • 好きな音楽:ヒーリングミュージック、バラード系
  • 好きな場所:多摩川

グラフで見る『中川 威彦 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION