新田歯科医院

新田 英行 院長 ＆ 新田 裕介 副院長への独自インタビュー

父の背中を追いかけて医の道へ

【院長】歯科医師になったのは父の影響が強いですね。私が大学5年のときに父は亡くなってしまったのですが、歯科医師として開業していましたので、仕事ぶりはよく見ていました。あとは手先が器用だったことも歯科医師には向いていました。実は帆船模型製作が趣味で、1メートルぐらいの大きいものを何年もかけて作っています。細かい作業の積み重ねに熱中できる性格なのでしょう。当院は私と副院長の長男と二人三脚で診療しています。次男も開業医として同じ歯科の道を選びました。どちらにも特に勧めたわけではないんですが(笑)。親子での診療体制を敷いていると、やり方が違っていたりして大変でしょう、とよく言われます。決してそんなことはないですね。副院長は私の学生時代にはなかったインプラント治療や矯正治療を得意としていますので、分担しながら治療にあたれるのが大きいです。
【副院長】私も父がそうだったように、父の背中を見て歯科医師になりました。他院での勤務医を経て、2005年から当院で診療しています。もう10年以上になりますか。現在は、火・木・土の週3回を当院で、それ以外は先輩医師の病院でも治療を行っています。治療も多岐にわたりますが、環境が変わると刺激にもなるので日々充実していますね。父はベテランで技術も経験も豊富です。一緒に仕事をしていても、特に義歯などの難しいケースの場合では的確にアドバイスをしてくれる。とても頼れる先輩医師でもあります。

街の変化を見てきた病院として、あらゆる患者さんに応えたい

【院長】義父の勧めでこの地に開業して42年、さまざまな方に愛されながら治療を行なっています。開業当時の八丁堀は今とは違い、下町というか住宅街が広がっている地域でした。近所のご家庭やお子さんがよくいらしてましたね。中央区の開発が始まってからは八丁堀もビジネス街へと姿を変え始め、遠方へと引っ越されるご家庭が増えました。それでもありがたいことに、引っ越した先から当院へわざわざ通ってくださる方が多いです。現在も定期健診のために親子、孫の3代で通われる患者さんも数多くいらっしゃいます。
【副院長】現在の八丁堀はビジネス街。このエリアに勤務されている方もよく来られます。昔から通院されていた年配の方や地元の方といった既存の患者さんから新規の患者さんまで、皆さんいろいろな症状を抱えています。当院では虫歯治療、インプラント、矯正、義歯など、患者さんの幅広い治療ニーズに対応。小児歯科も行っています。最近はマンションが多く建ち始め、八丁堀もまた子供の数が増えてきましたね。幅広い治療に対応することで、トータルで患者さんの治療計画を立てられるメリットがあります。なんでもやっているからこそ、専門領域が絡み合った複雑な治療も行うことができます。

続きを読む→