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中嶋 亮 院長

RYO NAKAJIMA

安心、安全で分かりやすい「医療としての矯正治療」をお約束

日本大学松戸歯学部卒業。同大学大学院卒業(歯科矯正学専攻)。日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座助手(専任扱)。医療社団法人真美会『銀座矯正歯科』アシスタントドクターを経て、『銀座矯正歯科』院長に就任(各線「銀座駅」から徒歩3分、JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」から徒歩3分)。

中嶋 亮 院長

中嶋 亮 院長

銀座矯正歯科

中央区/銀座/銀座駅

  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

運命に導かれたドクターとの出会い

中嶋 亮 院長

実家は、富山で祖父の代から歯科医師をしており、私はその3代目になる予定でした。しかし、親戚一同、みな医療従事者という中で、唯一、矯正歯科を専門にしている人間がいなかったため、大学に進んだ時点で矯正の道に進もうと心の中で決めました。「誰もやってないことをしたい」という思いが昔からあったのだと思います。
矯正の医局に在籍し、大学院も卒業した頃、当院の先代院長であり、現顧問の深沢先生が書かれた本と出会いました。そこに書かれていたのは、今まで自分が習ってきたこととはまったく違うものでした。具体的には、外科手術と矯正治療を組み合わせることにより治療期間をコントロールするという内容でしたが、周囲の先輩方に聞いても「それは無理だよ」という意見がほとんどだったのです。その数年後、深沢先生と直接お会いする機会がありました。先生は会うなり、模型をドンと目の前に出されました。その模型は治療を終えた患者さんのものでしたが、私がこれまで習ってきた矯正治療の噛み合わせとまったく考えの異なるものでした。なぜそうなっているのか、先生は熱心に、時間をかけて説明してくださったのです。以降、『銀座矯正歯科』に籍を置き、治療を続けながら、先生から矯正学そのものの面白さ、そして、その枠に収まらない様々なことを教わりました。最初の出会いから10年が経ち、私が院長職を引き継いだい現在も、症例について、ディスカッションを常にさせていただいています。失礼な言い方になりますが、いつ会っても新鮮で、新しい発見に満ちている方で、先生に巡り会えたことを本当に感謝しています。

スマイルを最重要視した矯正治療

中嶋 亮 院長

歯並びや噛み合わせ等、機能的な部分についての改善は「当然のこと」と患者さんにお伝えしており、その上で当院が重視しているのは、お顔の美しさ。特に「スマイル」です。実際、患者様の多くは、当初「よく噛めるようになりたい」「きれいな歯並びを作りたい」という要望を持っていらっしゃるのですが、治療後には一様に「自信を持って笑えるようになりました」と仰います。それはつまり、歯を見せてきれいに笑えることに自信が持て、スマイルに対してマインドがポジティブになった証左だと思うのです。
お顔の美しさは、「静」と「動」に分けることができます。お顔が動いていない時の静的な美しさについては、例えば、美容整形の分野であっても作ることは可能でしょう。しかし、お口を開けた時の歯の見え方などの動的な部分については、歯科だからこそ可能なこと考えており、そこにより重きを置いた診療を提供しています。

銀座矯正歯科オリジナルの裏側矯正治療

中嶋 亮 院長

来院される患者さんの約9割が裏側矯正治療を希望されています。他院様で「裏側では難しい」とされた症例であっても、当院顧問である深沢先生が考案・開発されたオリジナルのシステムおよび装置を使えば、まず問題なく治療をおこなうことが可能です。それ以前、裏側矯正に使用されていた装置は外国製のもので、ひと回り大きく、日本人に合うものではありませんでした。東アジア人、特に日本人のお口は非常にデリケートなところがあり、それに適した装置があってしかるべきで、深沢先生が作られたものがベストマッチしているのです。
装置が必要と考え、それを実際に作ってしまうのは、天才の所業と言えるでしょう。どの分野でもしかりですが、0から1を作り得る人たちは本当にごくごくわずかです。私について言えば、残念ながら0から1を作ることはできないと自覚していますが、一方で、1から10を作ることは十分に可能と考えています。縁に恵まれ、深沢先生をはじめとする素晴らしい人達に出会えたことは幸運だと思いますし、その人達をつなげ、より良い歯科矯正治療を形作り、多くの患者さんに利益をもたらすことができれば幸いに思います。

3次元情報(デジタル情報)を有効活用した矯正治療

従来の矯正治療は、主に患者さんの横顔のレントゲン写真から角度や距離を分析し、治療を検討していくものでした。そこには、蓄積されたデータに基づいた分析の基準というものがあります。例えば、下の前歯をこのくらいの角度に収めると術後の安定性に優れる、といったものですね。ところが、そのデータというのが1970年代のものなのです。1970年代のデータを現代の日本人に当てはめることに疑問を感じますし、そもそも皆さんがなりたいお顔は十人十色ですから、データに基づいた「基準」を唯一のものとすることには無理があります。
機能という部分に関して言えば、従来のやり方で十分なのかもしれません。ですが、矯正歯科治療は、審美が問われる分野です。例えば、お顔の正中に対して、歯の正中がどこに位置するのか。笑った時に上の前歯がどのくらいの高さで見えるのが適切なのか。そうしたことについては、フェイススキャナーをはじめとする3次元情報が不可欠であり、実施に画像等で確認をしていきながら、患者さんと一緒に治療のゴールを決めていく手法を採っています。

これから受診される患者さんへ

『銀座矯正歯科』では医療コーディネーター制度を導入しています。ドクターには話しづらいことであっても、コーディネーターには伝えられる、といったこともあると思いますし、ドクターを含め、話す相手、チャンネルが複数あることによって、患者さんが伝えることのボリュームは増していくと考えています。当院では、安心で安全な、医療としての矯正治療を提供することをモットーとしています。そのためにも、治療を理解していただく必要があり、コーディネーターがその部分でもお役に立てると思っています。もちろん、気になることがありましたら、その都度、コーディネーターや私たちドクターに気軽にお伝えください。常に話し合いをおこない、患者さんに安心していただいた上で治療を進めてまいります。

最後に、繰り返しになりますが、当院では患者さんのスマイルを重要視しています。お顔の美しさの価値、スマイルの魅力というものを治療の中でお伝えしていければと思っておりますし、心からご満足いただける治療を提供してまいります。

※上記記事は2023年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中嶋 亮 院長 MEMO

  • 出身地:富山県
  • 趣味:今は家内と過ごす時間/体を動かすこと
  • 好きな作家:花沢健吾
  • 好きな映画:『ジョン・ウィック』『ウォーキング・デッド』
  • 好きな音楽:オールジャンル聴きますく/ぺろぺろきゃんでー「尖ってなく、ポジティブな気持ちになれるのが好きです」
  • 好きな場所:四国
  • 好きな言葉:「徐々に色褪せるより燃え尽きたほうがいい」(ニール・ヤング)

中嶋 亮 院長から聞いた
『ガミースマイル』

複雑な要因をしっかり見極める診断こそが重要

笑った時に歯ぐきががばっと見えてしまう症状をガミースマイルと言います。矯正歯科を訪れる患者さんの主訴の中でも非常に多いものです。その原因は多様で複雑ですが、大別するとやわらかい部分とかたい部分とに分けることができます。やわらかい部分というのは、お口周辺の筋肉や歯ぐきの長さ、厚みなどが原因の場合です。例えば歯ぐきが増殖し歯が隠れてしまっているような場合には、歯ぐきを部分的に切除する方法が考えられます。かたい部分というのは、歯の長さや骨の高さが原因と見られるもので、仮に骨の長さが原因と見られるケースでは、骨を手術で短くする方法が考えられます。矯正治療の分野で考えてみますと、例えば、上の前歯が出ている状態では、笑った際に上唇が“降りてこれない”ことがありますので、このケースでは歯を後ろに下げてしまう治療が検討されます。
重要なのは、原因が異なるのに、見当はずれの治療をおこなうとまったく意味がないものになることです。ですので、原因をしっかり見極める鑑別診断が非常に重要になります。ガミースマイルは、歯の位置が問題になることが多いため、矯正治療がお役に立てることは多々あると考えています。

グラフで見る『中嶋 亮 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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