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難波 修 院長 & 崇 副院長

OSAMU NANBA & TAKASHI

お口の健康を守ることを通じ、全身の健康をも維持し健康的な生活を送るお手伝いを。

明治42年から続く歯科医院。現在は三代目院長である難波修と副院長の難波崇が、それぞれの得意分野を活かしながら診療をおこなっている(東京メトロ「赤坂見附駅」より徒歩3分、東京メトロ 「永田町駅」より徒歩8分、東京メトロ「赤坂駅」より徒歩6分)。

難波 修 院長 & 崇 副院長

難波 修 院長 & 崇 副院長

難波歯科医院

港区/赤坂/赤坂見附駅

  • ●歯科

1909年創業の歯科医院を引き継いで

難波 修 院長 & 崇 副院長

【難波 崇 副院長】
小さな頃は、診療室にあるさまざまな道具を「面白そう」と思って見ていた記憶があります。私が歯科医師を志したのは、両親を始めとして、歯科医師が多かったという環境が影響したことは確かでしょう。といって、誰に何を言われたわけでもないのですが、ごく自然に、医院を引き継ごうと考えるようになったのです。

【難波 修 院長】
副院長と同じで、私も歯科一家に育ち、それを自然のものとして受け入れ、この世界に入ったようなものです。私が大学院を出たのが、1970年。卒業と同時に1909年に創業されたこの医院を引き継ぎました。私で三代目、副院長で四代目ということになります。
患者さんもまた、代々いらっしゃっている方が大勢おられます。私の代になり、遠方からはるばる来院されている方も増えてきましたが、中には子から孫へと引き継がれ、三代に渡って通われている方も多数いらっしゃいます。

歯科におけるオーソドックスな治療を提供

難波 修 院長 & 崇 副院長

【難波 修 院長】
『難波歯科医院』では、保険診療に限定するのではなく、あくまで歯科の理論の基づいたオーソドックスな診療をおこなっています。ここで言うオーソドックスとは、その時点で学問的に正しいとされることを優先し、結果として再治療にいたる可能性を少なくする方法を選択するということです。

【難波 崇 副院長】
保険に限定しないということは、材料の違いもありますが、各工程をどれだけ丁寧にやっていくかということに1番の意味があります。要するに、時間を掛けれるかどうか、ということですね。
歯というものは、一度削ってしまえば、元に戻ることはありません。その時は費用も安く、時間も早く治療が済んだとしても、それを繰り返してしまえば、最終的には歯を失うリスクが高くなります。もちろん、自費診療をすれば一生保つのかといえば決してそうではありませんが、再治療にいたる間隔が20年、30年となっていけば、一生が終わるまで歯を残していける確率は高くなるのです。
実際、ここで院長がおこなってきた治療の結果を見れば、それは明らかです。患者さんはすでにご高齢になられている方も多く、一般には入れ歯になっていても不思議はないのですけども、ご自分の歯で噛めるという方をたくさんお見受けします。
当院では治療の意味を理解していただくために、初診時には必ず患者さんのお口からとったプラークを顕微鏡でご覧いただいています。何が原因で、その結果、今こういう状態になっているということを目で確認していただくのです。患者さんに“教える”というのはおこがましいのかもしれません。しかし、悪くなった原因をお知らせし、どうすれば良いお口の状態を保てるかといった情報を提供するのも、私たちの大切な役割だと考えています。

異なる専門分野を持つものが知恵を持ち寄り、患者さんにとって最大の利益を 生み出せるように

難波 修 院長 & 崇 副院長

【難波 修 院長】
副院長は歯周病で大学院を出ており、私は保存科の大学院を出ています。専門の異なる2人の歯学博士が、それぞれ違う観点からお口を診ていけるのは、当院の1つの特徴だと思っています。科によって見方はまったく違うものなのです。その違うモノ同士が議論を闘わせることで、よりベターな選択肢を患者さんに提供できると思っています。
私はまた、いわゆる歯科技工物の8割程度を自作しています。私の世代くらいの歯科医師は、みな同じようなものです。自分のできるものは自分でおこない、分を越えるものは技工士さんにお願いするという形ですね。これにより、治療に掛かる時間が節約できることにもなりますし、患者さんに資するものも大きいのではないかと考えています。

インプラント治療により、残っている自分の歯を守っていく

【難波 崇 副院長】
歯周病のケアで大事なのは、なにより歯科衛生士の存在です。当院でも彼女たちが中心となって患者さんとコミュニケーションをはかり、日々のケアに力を注いでいます。
私は大学で歯周外科を専門としてきましたが、直接ではないものの、その経験がより役立っているものとなれば、それはインプラント治療になるかと思います。
インプラントは「危ないもの…」と思われている方も多いかもしれませんが、正しいやり方をおこなえば、非常にメリットがある治療です。多くのメリットがある中で、1つ挙げるとすれば、咬み合わせの高さを確保できることでしょう。あごの高さは、奥歯で決まってきます。ですから、その奥歯を失ってしまうと、歯は前に向かって傾くことになり、結果として前歯にダメージが集中するのです。これは典型的な歯を失うパターンといってもいいでしょう。
少し前までは、奥歯に入れ歯をあてがうことで、その前傾を防ごうとしていました。しかし、入れ歯はやわらかい粘膜の上に乗っかっているものですから、時間が立てば沈んでしまい、歯を守ることは難しかったのです。それに対してインプラントは骨にダイレクトにくっつているものですので、失った奥歯に替わる新たなストッパーとなり、歯を失っていく連鎖を止められる可能性が増すことになります。むろん、骨の状態や全身の状態を考えずにインプラント治療をおこなうのは得策ではありません。また、残せる歯を抜いてまでインプラントというのも、私の趣旨に反します。その辺りを見きわめ、患者さんの真の利益となるようにしていきたいものですね。

これから受診される患者さんへ

【難波 修 院長】
せっかく当院にいらしていただいたのです。こちらの知識やテクニックがないばかりに患者さんに損をさせるようなことはあってはなりませんし、そのようなことがないよう、これからも研鑽を続けていきたいと思っています。

【難波 崇 副院長】
ご高齢の方の直接の死因は肺炎が最も多いのですが、このうちの誤嚥性肺炎には、口腔内の環境が大きく影響します。「細菌と共生できなくなれば、人は死を迎える」 これは大学の微生物の先生が仰っていたことですけども、まさにその通りだと思います。歯科を通し、その方が口腔内の環境を良い状態に維持できるように努め、できる限りお元気で一生を過ごせるお手伝いをさせていただきたいと思っています。

※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

難波 修 院長 & 崇 副院長 MEMO

  • 出身地:[院長]神奈川県 [副院長]東京都
  • 好きな本もしくは好きな作家:[院長]時代小説・上田秀人 [副院長]Newton
  • 好きな映画:[院長]歴史物 [副院長]サウンド・オブ・ミュージック
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:[院長]一生懸命 [副院長]いつも通りに頑張る
  • 好きな音楽:[院長・副院長]クラシック
  • 好きな観光地:[院長]フィレンツェ、ボローニャ、ウィーン [副院長]金沢

グラフで見る『難波 修 院長 & 崇 副院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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