大山歯科医院
葛飾区/青戸/青砥駅
- 歯科
- 矯正歯科
- 歯科口腔外科
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大山 繁幸 院長への独自インタビュー
歯科医として大事なことは日々の基本治療
高校から進学するにあたり、とにかく手に職をつけたいということで、一時は専門学校に進むことも視野にありました。その選択肢の先にあったのが、この道でした。両親に負担が掛かったことは間違いありませんから、その意味では、“入れさせてもらった”ようなものですね。
歯科医にはなったものの、正直なところ、この仕事を好きにはなれませんでした。私は『大山歯科医院』を1998年に開院したのですが(京成電鉄・青砥駅より徒歩3分)、開業医となって以降もその感情は残ったままでした。インプラントに代表されるような高価な治療。求められておこないながらも、「そうじゃなくて…」長期に維持できる治療は?患者さんの幸せは?という疑問がずっと傍らにありました。
そうした負の感情と呼ぶべきものを払拭出来たと思えるようになったのは、本当にここ、4、5年のことです。40歳も半ばを過ぎ、歯科医として何を大事にしていけば良いのかがやっと見えてきた気がしています。その大事なものとは、日々の基本治療に他なりません。たとえば、1枚のレントゲンをきちんと撮っていく。1本の根の治療を丁寧に行う。など 日々の積み重ねの中にこそ大事なものがあるということに、ようやく気が付くことが出来ました。自分のやっていることはそこに意味があると、心から思えるようになったのです。
治療で終わりではなく、中身をご理解していただけるような診療
当院では初診時に口腔内写真をお撮りし、その場でご覧いただき詳しく説明しております。レントゲンやCTも同様ですが、患者さんに、「病状」「治療の内容」「維持」ということをご理解いただくことから始めていくのです。
もちろん、「早く治してくれればいいよ」という患者さんもいらっしゃいますし、それは仕方のないことでしょう。ただ、出来ることなら、患者さんご自身の病状をわかっていただきたいというのが、私の希望です。なぜこの治療をしなければいけないのか、なぜ治療にそれだけの時間が掛かるのか。患者さんとの長期にわたる誠実なお付き合いは、相互の理解と真のホスピタリティによって成り立つと思っています。これは私にとって、お金より大切なことなのです。ただ治療をして終わりではなく、中身をご理解していただけるような診療を提供していきたいと考えています。
大山繁幸院長は、咬合療法研究会の関東支部長を務めていらっしゃり、歯科医師の先輩としてとてもたよりになる方です。治療の仕方について「このケースはどうでしょうか」などと相談すると、的確なお返事を返して下さいます。