東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

櫻田 尽 院長

JIN SAKURADA

「人生最後のかかりつけ医」として、責任をもって患者さんに寄り添う

東京医科歯科大学(現:東京科学大学) 卒業。同大学歯学部附属病院 臨床研修医を経て、医療法人社団 歯友会赤羽歯科  川口診療所に入職。同診療所 副院長を務めたのち、2025年10月7日に『東新宿じん歯科』を開院(東京メトロ副都心線「東新宿駅」より徒歩1分)。

櫻田 尽 院長

櫻田 尽 院長

東新宿じん歯科

新宿区/新宿/東新宿駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科

一人ひとりの治療を最後まで見届けたいーー東新宿でスタートした理想の歯科医療

櫻田 尽 院長

正直なところ、歯科医師を志した最初のきっかけには、これといった明確な理由はありませんでした。受験のとき、成績と試験の兼ね合いから自然とこの道に進んだというのが実際のところです。ただ、昔から手先が器用で、ものづくりが好きだったので、「自分には合っているかもしれない」と思ったのは確かでした。
実際にこの世界に入って感じたのは、その奥の深さと、学ぶほどに新しい発見があることです。考えに考え、治療を行い、結果を見て、また次の課題を見つけていく。その積み重ねに終わりがないところが何にも勝る魅力と感じています。
研修を経て赤羽歯科に入職したのは、大学の協力施設だったことがきっかけです。開業医の現場では、大きな病院と異なり、より柔軟で現実的な対応が求められます。そのギャップが非常に新鮮で、「こんな世界もあるのか」と感じたことを今でも覚えています。その後は川口診療所で院長職も経験しました。転々とせず、一つの場所で長く診療を続けたのは、自分の治療の結果をきちんと見届けたいと思ったからです。歯科治療は、良くも悪くも結果が出るまでに時間がかかります。数年経ってどうなったかを自分の目で確かめることで、本当の学びが得られると思っています。

そして、自分のこれからを考えたとき、やはり「自分の責任で、自分のやり方で」診療したいという思いが徐々に強くなっていきました。患者さんを長く見守っていける環境を求め、交通の便が良く、引っ越しても通えるような場所を探した結果、東新宿という地にたどり着きました。住宅街も近く、働く方々の生活圏にもあるこの場所は、まさに理想的でした。

すべての世代に寄り添う、地域の「最後のかかりつけ医」を目指して

櫻田 尽 院長

「その人にとって人生最後のかかりつけ医になること」。それが、私が掲げている医院の理念です。
たとえば、親知らずの抜歯や難しい根管治療など、「うちではできないから大学病院へ」といった流れをできる限り少なくし、ここで完結できる治療を目指しています。引っ越しても通いやすい立地を選んだのも、長く関係を続けていける環境を作りたかったからに他なりません。
これまで、子どもからご高齢の方まで、幅広い世代の患者さんを診てきました。以前の勤務先で、一歳半健診で見ていた子が中学生になり、成長していく姿を見届けることができた経験は印象的でした。人の人生とともに歩めるのが、この仕事のやりがいだと思います。ここ東新宿でも、そうした「長いお付き合い」を続けていきたいですね。

歯を残す治療へのこだわり

櫻田 尽 院長

治療方針の中心にあるのは、「歯をできるだけ残す」という考え方です。難しい状態のケースでは、抜歯の判断がなされることが一般的ですが、私はその“グレーゾーン”にこそ挑戦したいと思っています。その一方で、インプラントは「歯を守るための強力なサポート」として非常に重要です。入れ歯だけでは支えが弱く、他の歯に負担がかかってしまうことがあります。奥歯にしっかりとした支えがあれば、前歯の寿命を延ばすこともできます。インプラント治療は、単に失った歯を補うだけでなく、お口全体の健康を守るための一手段だと考えています。
そのため、より多くの方に選択肢として考えてもらえるよう、費用面のハードルもできる限り下げています。患者さん一人ひとりの状況に合わせ、ベストな方法を提案できるよう努めています。

見えることで、正確に治せる――マイクロスコープと誠実な診療

「見えないものは治せない」。この考えのもと、マイクロスコープは欠かせないツールです。根管治療をはじめ、細部の治療では肉眼では見えない部分が多く存在します。そこを“見える化”することで、治療の精度は格段に上がります。CTとマイクロ、この二つは現代の歯科医療において欠かせない存在と言えるでしょう。
また、治療の精度を支えるのは、設備だけではなく「向き合い方」だと思っています。患者さんとは、一生のお付き合いをしていくつもりで、真摯に、誠実に対応することを心がけています。クレームが多いということは、医療側にも何かしらの原因があるはずです。きちんと説明し、正面から向き合えば、ほとんどの方は理解してくださる。そうした経験を重ねてきました。

さらに審美領域では、「ガミースマイル」の改善にも力を入れています。ガミースマイルは、笑ったときに歯ぐきが見えすぎてしまう症状で、外科的な処置で自然な見え方に整えることができます。若い女性に多く見られる悩みで、実は治せることを知らない方も多いのです。少しの変化で表情が明るくなり、自信を取り戻される方も多い。そうした治療を通じて、笑顔を支えられるのも歯科の魅力だと思います。

これから受診される患者さんへ

この地域に根を張り、長く信頼される歯科医院を目指しています。小さなことでも、気になることがあれば何でも相談していただければと思います。セカンドオピニオンのご相談も歓迎しております。
一度ご縁をいただいた方には、責任を持って一生のお付き合いをさせていただく覚悟でいます。最新の設備と丁寧な診断で、患者さん一人ひとりの健康を支えていきたい――それが『東新宿じん歯科』の想いです。

※上記記事は2025年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

櫻田 尽 院長 MEMO

  • 出身地:兵庫県
  • 出身大学:東京医科歯科大学(現:東京科学大学)
  • 趣味:ドライブ
  • 好きな食べ物:焼肉
  • 好きな観光地:京都
  • 座右の銘:「人間万事塞翁が馬」

櫻田 尽 院長から聞いた
『ガミースマイル』

原因を追求した上で、審美性と健康のバランスをとることが求められる

ガミースマイルとは、軽く笑っただけでも歯ぐきが大きく見える状態を指します。子どものころは多く見られますが、成長とともに歯ぐきが退縮する「受動的萌出」が起こることで自然に目立たなくなります。しかし、特に女性ではこの受動的萌出が起きにくいことがあり、そのまま大人になっても歯ぐきが見えやすい笑顔のまま残ることがあります。このタイプのガミースマイルは、歯ぐきを少し切開し、骨を整える簡単な処置で改善できます。
一方、上顎骨が長いなど、骨格的な原因の場合は、矯正治療や外科手術が必要となりますが、矯正での改善範囲は限られ、費用や時間の面でも負担が大きいのが実情です。さらに重度のケースでは、顎変形症として骨を切る外科手術が行われることもあります。また、唇の動きが強すぎるタイプでは、ボツリヌス菌注射や唇裏側の手術で可動域を抑える方法もあります。
ガミースマイルの治療は審美的な要素が強く、明確なガイドラインは存在しません。健康を損なわない範囲で、患者さんの希望と適応を慎重に見極めることが大切です。

グラフで見る『櫻田 尽 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION