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村岡 渡 院長

WATARU MURAOKA

「あご」と「歯」の悩みに寄り添う恵比寿駅近くのクリニック。患者さんと丁寧に向き合いながら、全身の健康をサポートしていく

歯学部卒業後、慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室へ。その後20年以上にわたり大学病院や関連病院で経験を積む。口腔外科や顎関節症における国内外の専門医資格を取得し、一般歯科からインプラントまで総合歯科診療を掲げて2025年7月に『恵比寿あごと歯のクリニック』を開設。

村岡 渡 院長

村岡 渡 院長

恵比寿あごと歯のクリニック

渋谷区/恵比寿/恵比寿駅

  • ●歯科口腔外科
  • ●歯科
  • ●小児歯科

患者さんの全身の健康をサポートする「口腔外科」「顎関節症」を専門に経験を積む

村岡 渡 院長

子どもの頃から「ものづくり」が好きで、手先が器用なところがありました。高校に入り、大学進学を考える段階になったとき、「自分の得意なことで、人の役に立てる仕事」という視点で考え、頭に浮かんだのが歯科医師でした。もともとボランティア活動などにも興味がありましたので、自然と医療の仕事に結びついたのかもしれません。
大学卒業後は医学を総合的に学びたいと考え、慶應義塾大学医学部の「歯科・口腔外科学教室」に所属し、研鑽を積みました。むし歯などの一般的な歯科治療と口腔外科、全身麻酔科などをローテーションし、当直業務などもこなしながらの研修は大変でしたが、今思えば大変恵まれた環境で、このことが現在の口腔外科と一般歯科治療を両立する総合医としての礎になったと思っています。そしてさらに専門外来として選択したのが顎関節症です。学生の時に軽く学んではいたのですが、慶應ではさらにそこから領域を広げた口腔顔面痛という、まだ日本ではほとんど知られていない、当時米国が最もリードしていた医療の導入に取り組んでいました。お腹が痛いという症状に対して内科の先生が丁寧に問診や診察を行って診断・治療にあたるように、歯科においても見た目だけでは分からない痛みについて丁寧に問診や診察を行い診断・治療するという領域です。英語が達者だったわけではない私にとって米国の専門医を取るということは簡単ではありませんでしたが、この経験が患者さんの訴えを傾聴するという医療の基本を築いてくれたと感じています。

恵比寿駅東口から徒歩4分。「あご」と「歯」の悩みに寄り添うクリニック

村岡 渡 院長

複数の路線が乗り入れる恵比寿の街に『恵比寿あごと歯のクリニック』を開いたのは2025年7月でした。私が専門にする顎関節症の治療は非常に専門性が高く、対応できるクリニックはまだまだ少ないのが現状です。大学病院で診療していた頃は、遠方からも多くの患者さんが来院されていましたが、その際、顎関節症などの専門治療だけでなく一般的な歯科治療も両方診てもらうことは出来ないかといったお声を多く頂き、そのことが開業を考えるきっかけにもなりました。そしてまだ少ない専門医として、東京都内外からのアクセスも良好な恵比寿での開業を決めました。
クリニック名を「あご」「歯」の順にしたことも、自身の専門性へのこだわりの表れです。私は口腔外科と顎関節症の専門医資格に加えて、日本とアメリカの口腔顔面痛専門医資格も取得しています。あご・歯、さらにお口全体に関わる専門的な知識や治療技術をもとに、適切な診断・治療をご提供できることが当院の一番の特徴と言えます。

専門的な知識と豊富な経験をもとに「顎関節症治療」に取り組む

村岡 渡 院長

一口に「顎関節症」と言っても、いくつかのタイプがあります。たとえば、顎の関節そのものに痛みが出る場合もあれば、顎を動かす筋肉に痛みを感じるケースもあります。そのため、治療にあたっては顎関節症のタイプを正しく見極めたうえで、それぞれの患者さんに適した治療やケアをご提案しなければなりません。また、軽度な症状であれば安静を保つことで自然治癒が期待できることもありますから、丁寧な診察と適切な検査・診断をもとに、今後の見通しなども分かりやすくお伝えしたいと考えています。
当院では、歯から顎関節まで立体的に撮影できる歯科用CTを導入し、適切な診断に役立てています。また、これまでの経過や症状などについて詳しくお話を伺うなど、患者さんのお気持ちに寄り添った診療を心がけています。医学的な根拠に基づいた治療方針をご提案するのはもちろんですが、患者さんのご希望や生活スタイルなどにも配慮し、クリニックならではの個別の治療プログラムや予防メインテナンスなどもご提案出来ますので、症状が悪化する前に早めに受診していただくことをおすすめします。

患者さんと丁寧に向き合いながら、全身の健康をサポートしていく

大学病院や総合病院の「口腔外科」部門で診療していた頃は、難しい親知らずの抜歯やインプラントをはじめ全身麻酔の手術や、顎関節症・口腔顔面痛の専門外来や研究をメインにしていました。おかげで口腔外科や顎関節症に専念することができましたが、むし歯や歯周病の治療が必要な患者さんは、ほかの部門の歯科医師にお願いしなければならず、心苦しく思う場面も少なくありませんでした。
しかし開業医となった今は、顎関節症に対してよりきめ細やかな治療が行えるようになり、さらに顎関節症の患者さんの歯科治療にも対応できるようになりました。自分が思い描いていた「1人の患者さんとより深く関わり、全身の健康をサポートする」という理想が、少しずつ形になってきているように感じます。当院には、むし歯や歯周病などの一般歯科から親知らずの抜歯、インプラント、口腔顔面痛、顎関節症、そして長期的な予防ケアまで、お口の中を総合的に診療できる体制と設備が備わっておりますので、どのようなお悩みも遠慮なくご相談いただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

私は「痛みの専門家」でもありますので、治療に伴う痛みには十分に配慮し、不安なく治療を受けていただけるよう努めています。また患者さんに安心して快適にお過ごしいただけるよう、院内は白とグレーを基調に、清潔感がありながら落ち着きのある空間づくりを心がけています。どなたにも安心して通っていただけるクリニックを目指し、これまで病院では出来なかった「痛くならないように守ること」を目的とした“予防”に取り組み、これからの人生の健康をサポートさせて頂けましたらと考えておりますので、お悩みやご心配なことがありましたら、ぜひお気軽にご来院ください。

※上記記事は2025年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

村岡 渡 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味:仕事(?!)
  • 好きな映画:『グランブルー』、『GATACA』、『レミーのおいしいレストラン』
  • 好きな音楽:ジャズ(ビル・エバンス)、ボサノバ(ジョアン・ジルベルト)
  • 好きな場所:コーヒーショップ、書店、自転車で行ける広い公園

村岡 渡 院長から聞いた
『顎関節症』

口を開けると痛い、カクカク音がする「顎関節症」とは?

顎関節症とは、硬いものを食べ過ぎたなどのほかに、歯ぎしり・食いしばりなどによって顎に過度な負担がかかり、関節や筋肉に痛みなどが出ている状態をいいます。主な症状は、口を開けると痛い、ものを噛むと痛む、口が開けにくい、開けたときにカクカクと音がする……などがあります。
治療法は、顎の関節に痛みがあるのか、筋肉に痛みがあるのかによっても異なりますが、いずれの場合も「顎の負担を軽減する」ことが基本方針です。たとえば、硬い食べものを控える、大きな口を開けないようにするといった生活習慣の見直しから始まります。セルフケアは顎関節症の予防にもつながりますから、日頃から顎をリラックスさせ、入浴時などに顎まわりをマッサージする習慣を持つとよいでしょう。症状が続いたり、繰り返す場合には、マウスピースの装着やお薬の内服など専門的な治療が必要になります。

グラフで見る『村岡 渡 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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