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山田 英貴 院長

HIDETAKA YAMADA

10年後、20年後の歯のために。何よりも諦めない歯科治療。

日本大学卒業後、東京医科歯科大学の口腔外科に進み、有楽町や日本橋のクリニックで研鑽を積む。2007年に『ルカ歯科医院』を開業( 「JR浜松町駅」南口改札より徒歩2分、東京メトロ大江戸線/都営浅草線「大門駅」B5またはA1出口より徒歩3分)。

山田 英貴 院長

山田 英貴 院長

ルカ歯科医院

港区/浜松町/浜松町駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

”こわがりさん”にベストマッチなこだわり

山田 英貴 院長

出来る限り痛みを取り除くことができるよう努めてはいますが、必ずしもすべての痛みをとれるわけではありません。その場合、笑気麻酔によってその痛みを緩和する方法があります。笑気麻酔には、ふわっとするような気持ちの良さに加え、健忘効果といって後に記憶が残りにくくする作用があります。心に染み付くような傷みを軽減するとともに、出来る限り短く治療を終えることができて、非常に有効なのです。
とは言え、笑気麻酔は対症療法に過ぎない、という見方もできます。説明がつかないほどの恐怖やトラウマを抱えている方は笑気を吸うこと自体が難しいケースも少なくなく、そもそも診療室のドアを開けることが怖くて仕方がないという方もおられるのです。ヒプノセラピーと言いますが、そうした方々に向けてヒーリングに類する接し方を工夫するなどし、治療ができない方が治療に臨めるような取り組みも行なっています。
開業当初は笑気麻酔の設備もありませんでした。そもそも、そうした方々を対象とは考えていなかったのです。たまたま、こわがりの方がいらして、その方から段々と評判が広がり、今のスタイルが形作られていったのです。

自分の口の中。しっかり見れば怖くない

山田 英貴 院長

患者さんのご希望を伺ってのことになりますが、出来る限りお口の中をご覧いただくようにしています。ただ、虫歯がありました、削り終えましたといったように、始まりと終わりだけを見ていただくのではありません。治療の工程1つひとつ、出来る限り細やかにご覧いただくようにしています。以前は写真をご覧いただくだけでしたが、現在はその場で動画を撮り、ご覧いただくこともできるようになりました。削った結果、こうなりましたよ、という説明も容易になりましたし、削る部分を見ていただき、患者さんの気持ちを伺いながら診療を進めていくこともできるようになりました。
治療の工程を細かくご覧いただくことには、患者さんの恐怖心を軽減する意味もあります。人は、知らないこと、見えないものに恐怖を感じるもの。情報の積み重ねが、痛みの程度をやわらげることにもつながっていくのです。できる限りの情報を提供することで、歯科治療のハードルが少しずつでも低くなるように努めていきたいと考えています。

患者さんの負担の軽減にも力を

山田 英貴 院長

当院では来院回数の軽減にも努めており、詰め物・被せ物をその日のうちに製作・取り付けが行えるセレック治療を採用しています。このセレックも以前は詰め物など、用途が限られていた面がありましたが、新たに機器を導入したことで、ジルコニアという素材も扱えるようになりました。ジルコニアもセラミックの一種ですが、一般のセラミックとは異なり、硬質なことが特徴的な材料です。強度の問題があり、ブリッジなどは金属にセラミックを焼き付けたものを使用しておりましたが、ジルコニアが扱えるようになったことで、よりシンプルに、そして短時間で自然で透明感のある補綴治療が可能となりました。
負担の軽減という意味では、CTの導入も大きく貢献してくれています。インプラント治療の場合、CTがない時代は外部に撮影に行っていただいておりましたが、自院で撮影が可能になったことで、患者さんにお手数をおかけすることもなくなりました。今後もより利便性高く、安全で安心な歯科治療を提供すべく、最新の機器や治療の導入を積極的に行なっていきたいと考えています。

徹底した衛生対策も患者さんのため

タービンを始めとした器具類は1つひとつ減菌をおこなっており、コロナ禍以後はプラズマ滅菌機を導入し、これまでは消毒だけを行なっていた口腔内カメラなども滅菌を行えるようになりました。当院の衛生対策としてさらに特徴的なのは、水道水を用いないことにあります。循環している水であれば問題はありません。ですが、病院が稼動してない状態では、水道水のカルキの塩素は抜けてしまいます。塩素がなくなれば、菌は時間が経つにつれてどんどんど増えていくわけです。ユニットの中には細かなパイプがあり、そこには水が残っているわけですから、カルキ由来の水を使っているとどうしても菌に冒されることになってしまいます。そのため当院では、密閉されたボトルの中の水を1度完全に殺菌し、その水をユニットに供給することで、衛生的な環境を維持しています。水の問題は、ずいぶん前より気にはなっていました。器具の減菌は色々とあるものの、最後に使う水は果たして大丈夫なのだろうかと。最後のピースが埋まったことで、私たちも安心して患者さんに向き合えることが出来るようになったと感じています。

これから受診される患者さんへ。

開院当時と比べ、大きく変わったのが患者さんのプロファイリングがより詳細に行えるようになったことです。むし歯ではないし、歯周病でもない、でも、患者さんは痛みを覚えているというケースが多々あります。それが歯自体を触診したり、データに照らし合せて口腔内を仔細に観察することで、寝ている時の姿勢や、食いしばりによる悪影響を診断することが可能となりました。その対処策としても以前はマウスピースによる“守り”が主流でしたが、過剰な筋肉の働きを抑制するボツリヌス治療の採用により、複数の選択肢を提案することができるようになりました。そのボツリヌス治療にしても、筋電計や口圧計により、治療前と治療後の筋力の変化を目に見える形でご覧いただけるようになっています。

歯科治療を受けない方、そして受けられない方はとても不幸だと思います。怖いから、どうしても行けない。その結果、自らの健康を削ることになっているわけです。とはいえ、怖さを感じている人にとって、歯科医院のドアを開くという一歩はとてつもなく重いものでしょう。私たちが開示している情報が、その一歩を踏み出す勇気につながってくれればと思いますし、実際に治療を受けて、「間違いなかった…」と思っていただけるよう、不断の努力をおこなってまいります。お口に関するお悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

山田 英貴 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:料理・お菓子づくり、絵画鑑賞
  • 好きな本:歯科専門書籍、料理の本
  • 好きな映画:『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『ノッティングヒルの恋人』
  • 好きな音楽:80’s洋楽
  • 好きな場所・観光地:美術館/スペイン
  • 好きな言葉・座右の銘:「幸せはとり放題」/「知行合一」

山田 英貴 院長から聞いた
『粘液嚢胞』

お口の中に日焼け後の水ぶくれのような症状が起こる

下唇をめくると、その裏側に水ぶくれのような嚢胞ができていることがあります。犬歯に引っかかってできることが多く、真ん中よりやや左右にずれた部分に起きることが多いものです。小唾液腺というものがありますが、その部分に傷がつき、再生する過程で穴が塞がってっしまい、唾液が出ない状態となって膨らんでしまうもので、日焼け後の水ぶくれを連想いただくとわかりやすいかもしれません。
粘液嚢胞は再発することが多く、歯ぎしりが強い人や歯が鋭く尖っているなど、なりやすいタイプの方がおられます。その場合、噛み合わせを整えたり、歯が鋭利すぎる場合、先端を少し削るなど、再発を防ぐ対処も行われます。

グラフで見る『山田 英貴 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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