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山田 英貴 院長

HIDETAKA YAMADA

10年後、20年後の歯のために。何よりも諦めない歯科治療。

日本大学卒業後、東京医科歯科大学の口腔外科に進み、有楽町や日本橋のクリニックで研鑽を積む。2007年に浜松町駅より徒歩2分の場所に開業。

山田 英貴 院長

山田 英貴 院長

ルカ歯科医院

港区/浜松町/浜松町駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

歯医者の治療室が遊び場だった子供時代。

山田 英貴 院長

自宅開業だったので、子供部屋の階段を降りていけば、そこがもう治療室でした。治療室は子どもにとって非常に魅力のある遊び場であり、そうした生まれた時からの環境が、この道を選ぶ大きなきっかけになったのは間違いありません。
未だ強く記憶に残っているワンシーンがあります。当時の自宅開業の歯医者さんでは、夜中に患者さんがいらっしゃることも珍しくありませんでした。大変な思いをして夜中の2時、3時に駆け込んで来られ、父の治療を受けたあと、その顔がほっと緩んでいく。帰られる患者さんのその笑顔を見て、私は、「悪くない職業なんだ…」と思ったのです。周囲から薦められたこともありましたが、最後に決めたのは自分の意志でしたね。
日本大学を卒業し、その後は東京医科歯科大学の口腔外科に進みました。ところが、それからほどなくして父が身体を壊してしまったのです。一旦は「このまま閉めようか…」という話になったくらいでしたから、私は急いで戻り、父と診療を共にすることになりました。幸い、休めたことで父の具合は快方に向かいましたが、そのとき私はもっと広く勉強をしていきたいと考え、有楽町や日本橋のクリニックに研鑽の場を求めたのです。
歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の『ルカ歯科医院』は、2007年にこの地(JR・浜松町駅より徒歩2分、都営浅草線、大江戸線・大門駅より徒歩5分、都営三田線・芝公園駅より徒歩10分)に開院致しました。この場所に決めるにあたっては、1つエピソードがあるんです。もともとこの場所に縁が深いわけではなかったのですが、ある歯科の説明会がこの辺りで開かれることになって向かったところ、不覚にも迷子になってしまいました(笑)。「ここはどこだろう?」と探し歩いていたとき、この場所に歯医者さんがあることを偶然に知ったのです。後になり、このお話が舞い込んだ時にはビックリしましたね。さらに、実際に中を見に出掛けたところ、このビルの守衛さんが日大の購買部に居られた店員さんでした(笑)。大げさかもしれませんが運命を感じましたし、すんなりとこの場所に決めました。

”こわがりさん”にベストマッチなこだわり。

山田 英貴 院長

出来る限り痛みを取り除くことが出来るように努めてはいますが、必ずしもすべての痛みをとれるわけではありません。その場合、笑気麻酔によってその痛みを緩和する方法があります。笑気麻酔には、ふわっとするような気持ちの良さに加え、健忘効果といって後に記憶が残りにくくする作用があります。心に染み付くような傷みを軽減するとともに、出来る限り短く治療を終えることができて、非常に有効なのです。
痛みとともに、「歯を削る音が嫌…」という方もいらっしゃいます。ここでは音の少ない器具を選び用いるとともに、“違う音”を使うこともしています。ヘッドフォンで好きな音楽を聴いていただくといったことですね。
開業当初は笑気麻酔の設備もありませんでした。そもそも、そうした方々を対象とは考えていなかったのです。たまたま、こわがりの方がいらして、その方から段々と評判が広がり、今のスタイルが形作られていったのです。

自分の口の中。しっかり見れば怖くない。

山田 英貴 院長

患者さんのご希望を伺ってのことになりますが、出来る限りお口の中をご覧いただくようにしています。ただ、虫歯がありました、削り終えましたといったように、始まりと終わりだけを見ていただくのではありません。治療の工程1つひとつ、出来る限り細やかにご覧いただくようにしています。
その意味するところは、なぜ自分が治療を受けなければならなくなったのか、原因を患者さんと共に追っていき、ご理解いただくためです。「歯ブラシの先端をこう使えば当たるのに、それが充分でなかったからこうなったんですよ」といった風にご説明しています。磨けてないやり方をそのまま継続していけば、治してもまた繰り返すことになります。不本意なリピーターとならぬよう、その答え合わせをやっていくことが非常に重要なのです。
もう1つ、治療の工程を細かくご覧いただくことには、患者さんの恐怖心を軽減する意味もあります。人は、知らないこと、見えないものに恐怖を感じるもの。情報の積み重ねが、痛みの程度をやわらげることにもつながっていくのです。出来る限りの情報を提供することで、歯科治療のハードルが少しずつでも低くなるように努めていきたいと考えています。また来院回数を減らせるよう、セレック治療で当日のうちに詰め物・被せ物もお付けして負担軽減にも対応しております。

徹底した衛生対策も患者さんのため。

タービンを始めとした器具類は1つひとつ減菌をおこなっていますし、さらに特徴的なのは、水道水を用いないことにあります。循環している水であれば問題はありません。ですが、病院が稼動してない状態では、水道水のカルキの塩素は抜けてしまいます。塩素がなくなれば、菌は時間が経つにつれてどんどんど増えていくわけです。ユニットの中には細かなパイプがあり、そこには水が残っているわけですから、カルキ由来の水を使っているとどうしても菌に冒されることになってしまいます。そのため当院では、密閉されたボトルの中の水を1度完全に殺菌し、その水をユニットに供給することで、衛生的な環境を維持しています。
水の問題は、ずいぶん前より気にはなっていました。器具の減菌は色々とあるものの、最後に使う水は果たして大丈夫なのだろうかと。最後のピースが埋まったことで、私たちも安心して患者さんに向き合えることが出来るようになったと感じています。

これから受診される患者さんへ。

歯科治療を受けない方、そして受けられない方はとても不幸だと思います。怖いから、どうしても行けない。その結果、自らの健康を削ることになっているわけです。とはいえ、怖さを感じている人にとって、歯科医院のドアを開くという一歩はとてつもなく重いものでしょう。私たちが開示している情報が、その一歩を踏み出す勇気につながってくれればと思いますし、実際に治療を受けて、「間違いなかった…」と思っていただけるよう、不断の努力をおこなっていきたいと考えています。

※上記記事は2015.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

山田 英貴 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:料理・お菓子づくり、絵画鑑賞
  • 愛読書:専門書、料理本
  • 好きな映画:『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『ノッティングヒルの恋人』
  • 好きな言葉:幸せはとり放題
  • 好きな音楽:80’s洋楽
  • 好きな場所:美術館、スペイン

グラフで見る『山田 英貴 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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