抗加齢医学(コウカレイイガク)の概要
抗加齢医学はアンチエイジング医学とも言い、究極の「予防医学」のことを指す。従来の医学は「病気」を治療対象としていたが、抗加齢医学は「健康な人がさらに健康になる」ための医療だと言える。 抗加齢医学は、誰もが健康で長寿を全うすることを目指す論理的・実践的科学であり、老化のメカニズムを解明し、病的老化を予防・治療することを目的とする。抗加齢ドック(老化度を判断する検査・診断)などの結果を踏まえて、抗加齢医学に基づく全身的医療が行われる。- 受診科目
- 内科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 皮膚科
- 婦人科
- 泌尿器科
- 外科
この病気について1人の医師の見解があります。
医師から聞いた
抗加齢医学の対処(治療)方法
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疾患・疾病を予防し、健康の維持増進を図る医療
「アンチエイジング」と聞くと、「美容でしょ?」と大半の方が思われるかもしれません。アメリカで誕生したアンチエイジング(抗加齢医学)は、「元気で長寿を享受することを目指す理論的・実践的科学」と定義されています。一言で言うなら、「病気にならずに健康長寿を目指す」ということで、まさに予防医療の一分野であるわけです。これまでの医学・医療が、病気、疾患を見つけて治す、マイナスをゼロにする医療(=保険医療)だったのに対し、抗加齢医学は、健康体を維持させ病気にならずにゼロ以上にプラスを上げオプティマルヘルス(最高の健康状態)を目指すための新しい医学のスタンスとも言えるでしょう。 アンチエイジング医学に基づく医療は、体内器官、機能の老化度も含めた現在の心身の“健康の状態”をアンチエイジングドックなどの新しい検査システムを用いて診断し、その時点における体の種々の弱点を明確にした上でアンチエイジング医学的な介入を行い、病的老化による疾患・疾病を予防し、健康の維持増進を図る医療なのです。