狭心症(キョウシンショウ)の原因
心筋に酸素と栄養素を運ぶ冠動脈がスムーズに流れなくなることで、心筋に血液が充分に供給されなくなった状態。高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満、ストレスなどが原因として考えられる。発生状況により、労作性狭心症と安静時狭心症とに分かれる。狭心症(キョウシンショウ)の症状
胸や下あご、左肩、みぞおちなどが締めつけられるような痛みをおぼえる。発作は数分から10分程度でおさまる。狭心症(キョウシンショウ)の治療
なるべく安静にし、水分補給とニトログリセリンの補給をおこなうことが大切。症状が改善しない場合、血栓溶解薬を使用するか、経皮的冠動脈形成術(PCI)、冠動脈バイパス手術などで血行を回復させる。冠動脈の部分的けいれん(スパスム)が原因となる狭心症の場合、カルシウム拮抗薬が有効となる。- 受診科目
- 心臓血管外科
- 循環器内科
この病気について3人の医師の見解があります。
医師から聞いた
狭心症の対処(治療)方法
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「狭心症」の治療で生活面を整えて健康な体作りを
狭心症とは、心臓の冠動脈という太い血管が細くなり血液が流れなくなる疾患です。
胸の痛みや不快感で気づくことが多く、年齢を重ねるとともに発症する方も増えますが、若い方にも起こりうる症状です。なかでも、労作性狭心症というのは「運動すると胸が痛くなる」のが症状で、主な治療は「投薬、運動、食事」です。適切な運動や食事を整えることで高血圧などの改善も期待できるため、健康的な体作りにつながります。狭心症だからと後ろ向きにならず、生活面を改善する機会だと捉えて適切なコントロールをしていただきたいです。