甲状腺疾患(コウジョウセンシッカン)の原因
甲状腺は首の中央にある臓器で、蝶が羽を広げたような形をしている。甲状腺の主な役割は代謝や成長に関わる甲状腺ホルモンをつくり出すことだが、何らかの理由で甲状腺ホルモンの産生に異常が生じるとさまざまな症状を引き起こす。甲状腺疾患(コウジョウセンシッカン)の症状
甲状腺のはたらきが低下して甲状腺ホルモンが不足することを甲状腺機能低下症と言い、代表的なものに橋本病がある。疲れやすさや寒さを感じるようになったり、顏のむくみや便秘などが生じたりする。一方で甲状腺ホルモンが過剰に産生される状態を甲状腺機能亢進症と言い、代表的なものにバセドウ病がある。脈が速くなって動悸がしたり、汗をかきやすくなったりするほか、筋力低下がみられることもある。甲状腺疾患(コウジョウセンシッカン)の治療
治療法は病気の種類や重症度によって異なる。軽度な甲状腺機能低下症では経過観察となる場合もあるが、ホルモン剤を用いた薬物療法が選択されることもある。甲状腺機能亢進症では抗甲状腺薬による薬物療法を行うことが一般的で、時に手術が選択されることもある。- 受診科目
- 内分泌内科
この病気について7人の医師の見解があります。
医師から聞いた
甲状腺疾患の対処(治療)方法
7件中1~7件を表示
1 | < | PAGE 1/1 | > | 1 |
甲状腺疾患と類似した病気を探す
- 狭心症
- 不整脈
- 自律神経失調症
- 貧血
- 低血糖症
- 高血圧症
- 低血圧症
- 心不全
- 心臓弁膜症
- 甲状腺機能亢進症
- 不安神経症[パニック障害]
- 心臓神経症
- 更年期障害
- 月経前症候群
- 月経困難症
- ビタミン欠乏症
- 肺血栓塞栓症
- 肺結核
- 肝炎
- 妊娠
- 洞不全症候群
- 先天性心疾患
- 塵肺
- 心筋炎
- 起立性低血圧症
- 急性心膜炎
- 期外収縮
- 褐色細胞腫
- WPW症候群
- 心房粗動
- 胸部打撲
- 安定狭心症
- 感染性心内膜炎
- 慢性腎臓病
- PMS(月経前症候群)
- 心房細動
- 適応障害
- 線維筋痛症
- 虚血性心疾患
- 高カリウム血症
- うっ血性心不全
- 冠攣縮性狭心症
- 起立性調節障害
- 原発性アルドステロン症
- RSウイルス感染症
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)
日々の体調チェックが重大な病気を防げる
日本の高血圧の患者さんの数はおよそ4300万人程度と言われており、これを読んでおられるご自身もしくはそのご家族が血圧を下げる薬(降圧薬)を飲んでいるという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。しかし高血圧という状態の危険性を真剣に受け止めて日々の生活を改善したり薬の内服を“意識的に“している方はかなり少ないと思われます。健康診断で降圧薬を内服している方には必ず薬の名前を尋ねるようにしています。即答できる方は大体100人に聞いて2人程度、うる覚えの方が10人いるかといった感じです。処方する側の医師の説明不足も大きな一因と考えられますが、高血圧症の危うさの理解不足が表れているように思えます。これは高血圧それだけでは基本的にはすぐに症状が出ないことが原因でしょう。しかし長い時間が経過すると血管に負担がかかり続けることで大動脈解離や心筋梗塞、脳出血・脳梗塞といった致死的な病気を発症してしまう可能性があります。腎臓の血管も硬くなり透析導入の原因となることがあります。つまり症状が出た時には命に関わる病気となってしまっているのが高血圧症です。そうならないためには日々のメンテナンスが重要です。高血圧と言われたことがある方や降圧薬を内服している方は血圧を記録しましょう。
①ご自宅で血圧を1日2回測定し記録。座って2分程度落ち着いてから測定。
朝測定:起きたらトイレに行ってその後すぐに測定。
夕測定:寝る前に測定。測定前にタバコ・飲酒・カフェイン摂取はダメ。
②1週間の平均値が135/85 mmHg を超えていたら、その記録を持ってクリニックへ。
注:面倒だなと思った方はまだ高血圧の怖さが分かっていないと思われます。
誰でもすぐにできるメンテナンスとしては禁煙・減塩(1日6g)・運動(1日30分か週180分)・節酒(1日量の目安:ビールなら500ml、焼酎なら1杯、ワインなら3杯程度)などがあります。症状がなくても今始めないと結果は重大です。できることからすぐに始めましょう。