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この病気について2人の医師の見解があります。
医師から聞いた
起立性調節障害の対処(治療)方法
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この病気について2人の医師の見解があります。
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子どもが学校に行けないときは、何らかの病気が隠れている可能性も
子どもが朝起きられなかったり、「学校に行きたくない」と言ったりすると、親御さんたちはさぞご心配でしょう。「子どもが登校拒否になった」と慌てて、精神科や心療内科の受診を検討なさるかもしれません。しかし子どもたちが学校に行けない背景には内科系の疾患が隠れているケースも否定できません。精神科や心療内科の前に、ぜひ内科クリニックを受診してみてください。
子どもの登校拒否を引き起こす代表的な病気として、起立性調節障害があります。起立性調節障害は朝起きようとすると脳の血流が低下して頭痛や立ちくらみなどが生じるため、たとえ本人に登校する意思があっても起き上がることができません。またこの病気は朝方に症状が強く現れ、午後からは徐々に回復する特徴があるため、「ずる休みをしている」と誤解されてしまうことも子どもたちを追い詰めます。親御さんにはぜひ、こうした病気があることを頭の片隅に置いておいてほしいと思います。
なお、登校拒否の原因が子どもたちのメンタルに起因する場合、精神科での治療はおおむね1~2年に及ぶとお考えください。また親御さんから見て治療がうまくいっていない様子があれば、担当医を変更するなど適切な対応をとることをおすすめします。