舌痛症(ゼッツウショウ)の原因
明らかではないが、カンジタ菌(カビの一種)の増加も関係していると考えられている。また、中高年の女性に多い傾向があり、ホルモンのアンバランスや精神的な要因の関与も指摘されている。舌痛症(ゼッツウショウ)の症状
傷や粘膜の異常がみられない舌に生じる痛みのこと。午前より午後に多く発症し、時に味覚異常をおこすことがある。舌痛症(ゼッツウショウ)の治療
金属によるアレルギーや、補綴物や歯列矯正具などが要因と見られる場合には、これを除去する。味覚異常のある場合は、亜鉛を補うと改善されることもある。- 受診科目
- 歯科
- 歯科口腔外科
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歯科医師から聞いた
舌痛症の対処(治療)方法
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舌に感じるピリピリとした痛みは歯科医院にて治療が可能
舌痛症とは文字どおり、舌にピリピリした痛みや違和感が生じる病気です。原因としてはストレスや精神的な不安、ドライマウスなどさまざまにあり、中にはかみ合わせの乱れから舌痛症が起こるケースもあります。
治療ではレーザーや漢方薬が使用され、痛みに対して鎮痛薬が処方されることもあります。また舌痛症の原因がかみ合わせであれば、お薬による治療と並行して筋機能療法を行うなど、患者さんの状態や生活パターンに合わせてオーダーメイドの治療が行われます。
舌痛症は30代以降で発症する割合が高く、長期にわたって抗うつ薬を服用している場合に発症リスクが高まることが分かっています。治癒までは長い時間を要することが少なくありませんが、信頼できる歯科医師を見つけて根気よく治療を続けていただければと思います。