胃潰瘍(イカイヨウ)の原因
胃液によって胃の粘膜が溶け、胃粘膜から筋層にかけて穴が生じた状態。ヘリコバクター・ピロリ菌の発見以来、胃潰瘍の原因は胃酸とともに、ピロリ菌感染であるという説が有力になっている。胃潰瘍のもうひとつ大きな要因として、非ステロイド系抗炎症薬やステロイド薬、抗がん剤などがある。胃潰瘍(イカイヨウ)の症状
みぞおちの痛み、吐血、胸やけ、吐き気や嘔吐、黒色便などの症状がおこる。痛みは食後におこりやすい。胃潰瘍(イカイヨウ)の治療
ピロリ菌を除菌すると、多くの場合、胃潰瘍が治癒するだけでなく、再発の可能性も圧倒的に低くなる。ピロリ菌の除菌は1週間ほど抗菌薬を用いるのが一般的である。症状を改善するには、薬物療法と並行して正しい食生活を送ることも大切。- 受診科目
- 消化器内科
- 外科
- 内科
- 胃腸内科
- 内視鏡内科