慢性便秘(マンセイベンピ)の原因
腸の病気が原因で便秘になるもの(器質性便秘)、弛緩性便秘、直腸性便秘、けいれん性便秘など、病気以外の要因で便秘となるもの(機能性便秘)がある。器質性便秘がおこる病気は、大腸がんや潰瘍性大腸炎、子宮筋腫など。弛緩性便秘は腸の運動が弱いためにおこり、高齢者に多くみられる。直腸性便秘は薬物や不規則な排便習慣によっておこるもので、けいれん性便秘は、過敏性腸症候群に代表されるように、腸の緊張が原因となる。慢性便秘(マンセイベンピ)の症状
便秘にともない、腹痛や腹部膨満感、ガス貯留などがおこる。便通が回復すれば症状もおさまる。慢性便秘(マンセイベンピ)の治療
器質性便秘の場合、原因となっている病気の治療をおこなう。機能性便秘の場合、食生活を改めるとともに、適度な運動や毎朝トイレに行く習慣を意識することで改善に向かうことが多い。- 受診科目
- 消化器内科
- 内科