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甲状腺疾患(コウジョウセンシッカン)の原因

甲状腺は首の中央にある臓器で、蝶が羽を広げたような形をしている。甲状腺の主な役割は代謝や成長に関わる甲状腺ホルモンをつくり出すことだが、何らかの理由で甲状腺ホルモンの産生に異常が生じるとさまざまな症状を引き起こす。

甲状腺疾患(コウジョウセンシッカン)の症状

甲状腺のはたらきが低下して甲状腺ホルモンが不足することを甲状腺機能低下症と言い、代表的なものに橋本病がある。疲れやすさや寒さを感じるようになったり、顏のむくみや便秘などが生じたりする。一方で甲状腺ホルモンが過剰に産生される状態を甲状腺機能亢進症と言い、代表的なものにバセドウ病がある。脈が速くなって動悸がしたり、汗をかきやすくなったりするほか、筋力低下がみられることもある。

甲状腺疾患(コウジョウセンシッカン)の治療

治療法は病気の種類や重症度によって異なる。軽度な甲状腺機能低下症では経過観察となる場合もあるが、ホルモン剤を用いた薬物療法が選択されることもある。甲状腺機能亢進症では抗甲状腺薬による薬物療法を行うことが一般的で、時に手術が選択されることもある。
受診科目
内分泌内科

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医師から聞いた
甲状腺疾患の対処(治療)方法

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若い女性に多くみられる甲状腺疾患。体の不調を感じたら早めの受診を心がけてほしい

バセドウ病をはじめとした甲状腺の病気は、若い女性に多くみられます。汗をかきやすい、疲れやすいといった身体症状のほか、気分が落ち込むなどのうつ症状が現れたり、会社の健康診断で甲状腺の腫れを指摘されたりして医療機関を受診し、甲状腺の病気が見つかることも少なくありません。病気の原因はさまざまにあり、中には遺伝が関係しているケースもあります。一方で甲状腺の病気に対する治療はすでに確立されており、適切な治療によって症状の改善を期待できます。しかし甲状腺を専門的に診る医師は少ないため、適切な医療を受けられないでいる方も少なくないようです。最近は検査技術が大幅に進歩しているため、受診したその日のうちに検査をして診断がつき、すぐに治療を始めることも可能になっています。ほかの病気と同じように甲状腺の病気も早期発見・早期治療が大事ですから、体調不良が長引くときには「甲状腺を専門にしているクリニック」を選んで受診していただくとよいでしょう。

山田 朋英 院長
蒲田駅前やまだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック
山田 朋英 院長
大田区/蒲田/蒲田駅
●内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●健診・検診
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