肺血栓塞栓症(ハイケッセンソクセンショウ)の原因
静脈でできた血栓が肺にたどり着き、肺動脈で詰まって血流が途絶えた状態。下肢(骨盤部や脚)にできる血栓が原因の多くを占める。長期間ベッドに寝ていなければならない人や、肥満、妊産婦、経口避妊薬を使用している人は血流が停滞し、血栓ができやすくなる。肺血栓塞栓症(ハイケッセンソクセンショウ)の症状
突然息切れがして呼吸が速くなる。胸痛、咳、発熱などの症状がみられる。肺血栓塞栓症(ハイケッセンソクセンショウ)の治療
ヘパリン、ワルファリンカリウムなど、血栓ができにくくする血液の抗凝固薬が用いられる。閉塞している範囲が広い場合など、必要に応じて血栓を溶かす血栓溶解療法がおこなわれることもある。血栓や塞栓が大きいケース、内科的な治療で効果がみられないケースでは、肺動脈血栓摘除術がおこなわれる。- 受診科目
- 呼吸器内科
- 内科
- 血液内科
この病気について8人の医師の見解があります。
医師から聞いた
肺血栓塞栓症の対処(治療)方法
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終末期における肺がんの治療は知識と経験が不可欠
緩和ケアが必要とされる場面では、息苦しさや呼吸困難の症状が出やすいものですから、特に終末期における肺がんの治療は重要になってきます。方法としてはモルヒネ等の麻薬に加え、昨今は飲み薬も良いものが出てきていますので、そうしたお薬を症状に合わせて適切に用い、コントロールしていくことになります。
「息が苦しい」というのは、痛みへの治療とはまた対応の仕方が異なります。呼吸器内科の専門医でなくても対応はできますが、一定以上、熟練した医師に相談された方がよろしいでしょう。