東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

前立腺肥大症(ゼンリツセンヒダイショウ)の原因

前立腺が肥大するはっきりした原因は明らかになっていないが、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが中年以降に変化することに関係があるといわれている。

前立腺肥大症(ゼンリツセンヒダイショウ)の症状

尿が細く、排尿に時間がかかる。夜間の頻尿や残尿感をともなうことがある。前立腺が老化などにより肥大化し、尿道を圧迫することによっておこるもの。

前立腺肥大症(ゼンリツセンヒダイショウ)の治療

初期には排尿促進作用のある漢方薬を含めた薬物療法がおこなわれるが、症状が進行した場合、高温度治療、もしくは内視鏡や開腹手術が必要になることもある。
受診科目
泌尿器科

この病気について4人の医師の見解があります。

医師から聞いた
前立腺肥大症の対処(治療)方法

4件中1~4件を表示

おしっこの不調を感じたら、早めに医療機関に相談を

前立腺は膀胱の下に位置し、精液を作るなどの様々な役割を持つ臓器ですが、様々な要因で年齢を経るに従い、大きくなってくることがあります。問題なのは、前立腺はおしっこが通る道でもあり、前立腺が大きくなることで、出口を塞いでしまい、結果、おしっこが出づらくなったり、近くなったり、様々な排尿のトラブルを生じさせることです。年齢を経てこうした傾向が出やすいのは確かですが、現在では薬物療法や外科的治療など、適切な処置を行うことで劇的に改善することが期待できます。

元来、膀胱は伸縮自在なやわらかな臓器です。ところが、おしっこが出づらい状況が続いてしまうと、膀胱の圧力が高まった状態が続くことで、膀胱が硬くなってしまうことがあります。硬くなってしまった膀胱は、元に戻ることはありません。つまり、すでに硬くなってしまった状態で手術等を受けたとしても、思うように改善しないケースがあるのです。ですから、おしっこが近いといった症状を自覚されたら、早めに医療機関を受診して相談されると良いでしょう。

長坂 直樹 院長
いけふくろう腎・泌尿器科クリニック
長坂 直樹 院長
豊島区/西池袋/池袋駅
●泌尿器科
1 PAGE 1/1 1