急性腎炎[急性糸球体腎炎](キュウセイジンエン)の原因
鼻炎や咽頭炎、喉頭炎といった上気道の感染症をきっかけに、溶連菌をはじめとした細菌が感染して起こる。菌が感染すると、それに対して抗体がつくられ、免疫複合体という結合物がつくられ、それが腎臓に入り、糸球体に沈着して炎症を起こす。2~8歳の子どもに多くみられる疾患。急性腎炎[急性糸球体腎炎](キュウセイジンエン)の症状
乏尿、たんぱく尿、血尿、むくみ、など。むくみは特に目のまわりに出る。成人の場合は症状がでないことも。急性腎炎[急性糸球体腎炎](キュウセイジンエン)の治療
安静と、たんぱく制限を中心とする食事療法が治療の中心となる。細菌感染による扁桃炎があれば抗菌薬を用い、高血圧やむくみがひどい場合には、それぞれ降圧剤や利尿薬を用いることもある。- 受診科目
- 腎臓内科
この病気について4人の医師の見解があります。
医師から聞いた
急性腎炎[急性糸球体腎炎]の対処(治療)方法
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加齢とともに患者数が増加する「前立腺肥大症」とは?
前立腺肥大症とは文字どおり、前立腺が大きくなることでさまざまなおしっこの症状が現れる病気です。前立腺の中央付近には尿道が通っているため、前立腺が大きくなればなるほど尿道が狭くなり、尿を出しにくい、すぐにトイレに行きたくなる、残尿感がある、などの症状を引き起こします。
前立腺肥大症の明確な原因は分かっていないものの、長期にわたり男性ホルモンに曝露(ばくろ)されることで発症すると考えられています。治療では尿道を広げる作用のある内服薬、あるいは前立腺を小さくする内服薬を使用することが一般的です。また、薬物治療で症状をコントロールできない場合には手術が選択されることもあります。