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受診科目
内分泌内科

この病気について3人の医師の見解があります。

医師から聞いた
男性更年期障害の対処(治療)方法

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つらい症状を抽出し、その人に合った治療を模索していくことが大切

男性更年期障害は加齢性変化のひとつで、男性ホルモンであるテストステロンが低下することで起こる様々な症状を指します。主な症状は身体症状、精神症状、性機能症状の3つに大別されます。具体的には、疲れが取れない、疲れやすい、ほてりや発汗、不眠、不安感、性欲低下、夜間勃起現象(朝勃ち)の消失、勃起不全などが挙げられます。40歳頃からこうした症状に悩まれる方が増えると言われています。当クリニックを受診した際には、まず、ご本人の訴えを客観的に評価するためAMS(Aging Male Score)、QIDS-J、SHIM、EHSという専用の質問票により、男性更年期に伴う症状の程度と抑うつ傾向について評価します。更に、血液検査でテストステロンの値を測定し、その値によってテストステロンを補充する治療計画を考慮します。テストステロン補充療法以外には、疲労回復注射やプラセンタ投与、漢方薬やED治療薬の併用も症状の改善に有効であり、ご本人の症状に合わせて提案します。抑うつ傾向が強い場合には、ご本人の安全をまず考慮し、心療内科や精神科への受診をお勧めさせていただく場合もあります。治療以外にもテストステロンの自己分泌を促すために、運動や競争意識を感じるような趣味を模索していただくなど日常生活においても指導を行います。
当クリニックでは、周囲には相談しづらい悩みをお話しいただき、ご自身の問題に向き合っていただくことも治療の一つと考えています。知っていただき、次にどうすべきかを選択できる環境を提供することで、男性の健康をサポートする一助となれれば幸いです。

橋本 雪司 院長
泌尿器科バウムクリニック
橋本 雪司 院長
川口市/栄町/川口駅
●泌尿器科 ●女性泌尿器科 ●小児泌尿器科 ●性感染症内科

加齢による男性ホルモンの低下は、パフォーマンスの低下にもつながる

男性ホルモンにはさまざまな種類がありますが、もっとも分泌量が多く、社会生活を送る上で重要な役割を担っているのがテストステロンです。このため加齢によってテストステロンの機能低下が起こると、意欲・集中力の低下が生じるほか、イライラ、疲労感などさまざまな症状が現れるようになります。これが男性更年期障害といわれるものです。また、それにより老化や生活習慣病など、未来へのリスクを知らず知らずのうちに抱えることにもなります。

男性更年期障害の症状はうつ病と重なる部分も多いため、適切な診断がつかず、治療をしても症状の改善がみられないケースも少なくありません。そういった場合には、テストステロンを計測し適切な治療を行うことで症状が改善することも多くあります。

男性更年期障害(加齢性腺機能低下症)との診断がついた場合、テストステロン(注射薬)を補充する治療を行います。外から補充するだけではなくテストステロンの分泌を促進するような治療を併用するとよりよいでしょう。なお男性更年期障害に対する治療は現在、注射薬のみが保険適用となっており、内服薬や塗り薬は自費診療となります。ご自分にはどのような治療が適しているのか、専門家に相談してみることをおすすめします。
(※テストステロン補充療法に関しては、当院ではすべて自費診療となっております。)

荘子 万可 院長
to clinic shibuya(トゥークリニックシブヤ)
荘子 万可 院長
渋谷区/桜丘町/渋谷駅
●美容皮膚科 ●内科 ●泌尿器科 ●皮膚科
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