脂質異常症(高脂血症)(シシツイジョウショウ)の原因
脂質異常症は、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が多すぎたり、善玉(HDL)コレステロールが少なすぎたりする状態を指す。発症には、過食、肥満、運動不足、喫煙、ストレスなどが関わっているとされる。腹部に脂肪がたまりやすい内臓脂肪型肥満の場合は、脂質異常症を発症しやすいとされる。脂質異常症(高脂血症)(シシツイジョウショウ)の症状
脂質異常症は、指標となるLDLコレステロールの数値が高いなどのほかに目立った症状が現れることはない。ただし、放置すれば動脈硬化を招き、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症などを引き起こすため、適切な治療介入が求められる。脂質異常症(高脂血症)(シシツイジョウショウ)の治療
動脈硬化を進行させないことを目的に、患者の状態に応じた治療が行われる。脂質を抑えた食事指導を基本に、スタチン系の薬剤を用いた薬物療法が選択されることが多い。また重症例では、LDLコレステロールを吸着・除去する治療が検討されることもある。- 受診科目
- 代謝内科
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医師から聞いた
脂質異常症(高脂血症)の対処(治療)方法
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原因不明が多く完治が困難。息切れや咳があればすぐ受診を
肺というのは小さな風船が集まっているような状態で、その小さな風船同士を繋いでいる部分を間質と言います。その間質に炎症が起きるのが間質性肺炎という症状です。関節の痛みなど体にダメージを与える膠原病やリウマチに起因することが多く、抗体が間質へ向けられることで炎症が起きます。しかし特発性で原因のわからないケースも多く、ウイルスによる感染症で間質性肺炎になる方もいます。症状としては、少し動いただけでもひどい息切れになる、乾いた咳が出るなどがあります。治療方法は、まず原因となっている病気があればしっかりと治療をすること。原因不明の場合は、炎症を抑えたり間質が硬くなりにくくなる薬を服用することですが、間質性肺炎は完治が難しい疾患で、薬はあくまでも進行を抑える役割となります。早期に診断して治療ができれば、病状が悪化するまでの時間を稼ぐことができますので、息切れや咳などの症状があればすぐに受診することが大切です。