ヒトパピローマウイルス感染症(ヒトパピローマウイルスカンセンショウ)の原因
ヒトパピローマウイルスは性交渉によって感染する。ウイルスは性器の小さな傷から侵入し、感染を起こす。ヒトパピローマウイルスは200種類以上のタイプがあり、このうち、良性疾患であるいぼや尖圭コンジローマの原因となるのは主に6、11型、がんの原因となるハイリスク型に16、18型などがある。ヒトパピローマウイルス感染症(ヒトパピローマウイルスカンセンショウ)の症状
ヒトパピローマウイルスの感染を原因として、様々な疾患が発症する。いぼ、尖圭コンジローマ、子宮頸がん、膣がん、肛門がん、陰茎がんなど。ヒトパピローマウイルス感染症(ヒトパピローマウイルスカンセンショウ)の治療
良性か悪性かによって治療法は異なる。いぼや尖圭コンジローマなどの良性疾患では、外用薬を用いる治療や外科的治療がある。がんについては、一般的に手術、放射線治療、化学療法の3つがあり、種類や進行度によって治療方針は変わってくる。子宮頸がんの予防のためHPVワクチン接種が推奨されるほか、定期的に子宮頸がん検診を受けることも大切。- 受診科目
- 婦人科
- 泌尿器科
この病気について1人の医師の見解があります。
医師から聞いた
ヒトパピローマウイルス感染症の対処(治療)方法
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男性も積極的な予防を。男女ともに注意するべき「ヒトパピローマウイルス感染症」とは
ヒトパピローマウィルスというのは大人の多くが感染していると言われていて、誰にでも掛かる可能性があるウィルスなんです。症状がない人でも感染していることがありますし、症状が出る場合はがんや性感染症が起こることもあります。男女比としては女性の方が多いですね。
女性の場合は子宮頸がん、男性の場合は尖圭コンジローマになりやすいんですが、女性のほうが発がんする可能性が高いので、現在の予防接種は「子宮頚がワクチン」と言われていて女性が対象なんですね。
ただ、性行為でも感染するわけだから男性から感染するということも多いんですよ。男性の場合はは感染しても女性と比較すると症状が軽いので、あまり深刻に考えないんですが。
だから若い女性だけじゃなくて男性にも予防接種をすればいいんじゃないかな、と思っています。
治療としては薬や液体窒素で焼く方法があるけれども、がんになったら切除する必要があるので、今せっかくワクチンがあるのだからまずは予防接種をちゃんと受けて、予防することが大切ですね。