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欠損補綴(ケッソンホテツ)の概要

欠損補綴とは、失った歯を補う人口歯の総称。義歯(入れ歯)、ブリッジ、インプラントの3つに大別される。義歯は部分入れ歯と総入れ歯とがあり、素材や仕組み、形状などの違いから保険適用のものと自由診療のものがある。ブリッジは失った歯の両側の歯を支えにし、代用の歯を取り付けるもの。土台となる両端の歯を削る必要があり、歯の寿命が短くなることもある。インプラントは失った歯の部分の顎の骨にインプラント体(人口歯根)を埋め込み、その上に上物となる代用歯をセットするもの。義歯やブリッジに比べ、審美面や機能面に優れるが、多くは保険外の治療となるため、治療費が高額となるのがデメリットと言える。
受診科目
歯科

この病気について4人の医師の見解があります。

歯科医師から聞いた
欠損補綴の対処(治療)方法

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歯を失った場合、3つではなく4つの選択肢がある

歯を失った時の選択肢として、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあげられます。入れ歯は歯を削らなくて済むのがメリットですが、取り外しが容易なため、使わなくなってしまいがちです。ブリッジの場合、使わなくなることはありませんが、健康な両隣りの歯を削らなくてはなりません。インプラントは他の歯を削ることもなく、自分の歯のように噛めるという利点がありますが、外科処置であることに加え、保険診療に比べて費用がかかるというデメリットがあります。
先に3つの選択肢をあげましたが、歯を失った際には、「何も入れない」というもう1つの選択肢があります。見た目の問題もあり、それが前歯であれば入れたほうがベターですが、例えば一番奥の歯であれば、一考の余地があります。奥の歯を大臼歯と言いますが、大臼歯は2本ありますので、1本ないだけで噛み合わせがしっかりしていれば、入れ歯やブリッジを必ずしも入れなくても問題ないケースもあるのです。無理に入れる必要はなく、そういう考え方もあるということですね。

白倉 由貴 院長
白倉歯科クリニック
白倉 由貴 院長
町田市/原町田/町田駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

失った歯を補う治療法は3種類

欠損補綴とは、むし歯や歯周病のために失った歯(欠損)を補う(補綴)治療のことをいい、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つの方法があります。

インプラントは外科手術を伴うものの、健康な歯を削る必要がなく、天然歯を守りながらしっかり噛めるようになることが特徴です。ブリッジは外科手術を必要としませんが、欠損した歯の両隣の歯に負担をかけることになり、健康な歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。入れ歯はブリッジよりも歯を削る量が少なくて済みますが、ほかの2つの方法に比べると噛む力が大きく劣ります。

インプラントにはさまざまなメリットがある反面、治療には保険が適用されず、費用はすべて患者さんご自身に負担していただくことになります(自費診療)。一方のブリッジ・入れ歯は基礎疾患のある方でも治療を受けられ、保険の範囲内での治療も可能です。これらの治療は、歯が入った瞬間に治療が終わるのではなく、治療後も定期的なメンテンスを続けて良好な状態を維持していくことが大事になります。

飯塚 広樹 院長
アスク歯科・矯正歯科 千歳船橋
飯塚 広樹 院長
世田谷区/船橋/千歳船橋駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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