東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

セラミック治療(セラミックチリョウ)の概要

セラミックは歯科で扱われる材料の中で最も生体親和性が高いとされ、色調も自然歯に最も近いとされる。金属の表面にセラミックを焼き付けた被せ物であるメタルボンドや、歯の表面のエナメル質を薄く削りセラミックを装着するラミネートベニア、オールセラミッククラウンなど、様々な技法が存在する。近年はセラミックそのものの強度や色調が向上したのに加え、接着剤の質の向上もあり、その適用範囲が広がってきている。
受診科目
歯科

この病気について7人の医師の見解があります。

歯科医師から聞いた
セラミック治療の対処(治療)方法

7件中1~7件を表示

セラミック治療とは?──白く美しい歯を取り戻すための選択肢

セラミック治療とは、虫歯などで削った歯にかぶせ物(クラウン)や詰め物(インレー)をする際に、セラミック素材を使って修復する治療法です。陶器のような白く美しい素材で、天然の歯に近い見た目と質感を再現できるのが大きな特長です。
保険診療で使われる銀歯は目立ちやすく、時間が経つと変色したり、歯ぐきが黒ずむ原因になったりすることがあります。一方、セラミックは変色しにくく、長期間きれいな状態を保ちやすいのが魅力です。
また、セラミックは金属を含まない「メタルフリー素材」として使えるため、金属アレルギーの心配がないのも安心材料の一つです。歯や歯ぐきへのなじみも良く、体への負担が少ない治療法といえます。
「銀歯を白くしたい」「歯の色や形を整えたい」「自然な見た目にこだわりたい」と考える方にとって、セラミック治療はとても有効な選択肢です。前歯から奥歯まで、幅広い症例に対応できます。
見た目の美しさだけでなく、かみ合わせや耐久性にも配慮しながら治療できるのが、セラミックの大きな利点です。

吉武 礼子 院長
グランティース武蔵小山歯科
吉武 礼子 院長
品川区/小山/武蔵小山駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●訪問歯科診療

その歯科医院のセラミック治療にはどんな特徴があるか。治療を受ける前にぜひ確認を

セラミック治療と聞くと、保険の効かない高額な治療を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。そのため、できるだけ安くできるところを探されている方が多いように感じます。歯科医療は、その職業的特性から『歯科医師の技術力 × そのマテリアル(材料)に対する知識や症例に対しての適切な選択 × 製作を担う技工士の技術と理解』によって質が変わると考えています。
そのため、例えば同じジルコニアクラウンやセラミックインレーであっても、その製作過程(形成・印象・技工所・歯面処理・合着方法)によって予後は全く異なる結果となってしまいます。セラミック治療と一言にいっても、その細部にわたる配慮(ラバーダム防湿などで細菌感染を防ぎ、接着力を高める工夫をしているか)や品質の高い材料を用いた丁寧な製作過程(型取りの材料は何を用いているのか)、またその歯科医師の技術力(適切な形態で形成できているのか)に対する価値が、それぞれの歯科医院における自由診療の価格設定となっています。

いたずらに高いものを選べば間違いないということでもないですが、その歯科医院のセラミック治療にどのような特徴があり、その金額に値する結果や満足度が得られるとご自身で納得できるかが選択の鍵になると考えています。せっかく大金を叩いていい治療をしたはずなのに、よく外れる・すぐ割れる・またむし歯になってしまったなどといったご経験がお有りの方はよく考えてみてください。本来質の高い良い歯科医療とは、やり直しを限りなく減らすことで、歯の温存(保存)を試みることです。信頼できる歯科治療を受けるには、価格や見た目だけでは判断のできない側面もあるということです。ぜひ歯科医師にその違いの説明を求めてみてください。

岩崎 慧 院長
Revira dental office 池尻大橋(レヴィラデンタルオフィス)
岩崎 慧 院長
目黒区/大橋/池尻大橋駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科
1 PAGE 1/1 1