セラミック治療(セラミックチリョウ)の概要
セラミックは歯科で扱われる材料の中で最も生体親和性が高いとされ、色調も自然歯に最も近いとされる。金属の表面にセラミックを焼き付けた被せ物であるメタルボンドや、歯の表面のエナメル質を薄く削りセラミックを装着するラミネートベニア、オールセラミッククラウンなど、様々な技法が存在する。近年はセラミックそのものの強度や色調が向上したのに加え、接着剤の質の向上もあり、その適用範囲が広がってきている。- 受診科目
- 歯科
この病気について1人の医師の見解があります。
歯科医師から聞いた
セラミック治療の対処(治療)方法
1件中1~1件を表示
1 | < | PAGE 1/1 | > | 1 |
セラミック治療では環境が何より重要
セラミックは、「環境」が重要です。セラミックを接着する際、水分や血液、汚れが少しでも残っていると接着の精度は確実に落ちてしまうからです。窓ガラスに息を吹きかけると、あっという間に曇りますよね。お口の中はそれくらい水分が含まれている状態なのです。それを遮断する方法の1つとして、ラバーダムというゴムのシートを用い、接着する方法が現在、主流になってきています。せっかく治療した歯を長く保たせてあげたいですし、そのためにも、細部にわたって「環境」に配慮することが重要なのです。