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この病気について5人の医師の見解があります。
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ガミースマイルとして広く知られる上下顎前突症は、口元が全体的に前に出ている(前突・口ゴボ)ために歯茎がめくれ上がり、笑った時などに歯茎が過剰に露出してしまう状態を言います。主な問題点としては「見た目の悪さ」が挙げられ、ガミースマイルを気にして大きく口を開けて笑えない方もいらっしゃるようです。また、歯茎が過剰に露出することで口腔内が乾燥しやすくなることで、口臭や歯周病に悩まされるケースも少なくありません。上下顎前突症の根本的な解決方法は、これまで外科手術しか選択肢がありませんでした。しかし、最近になって矯正治療で問題を解決できるようになり、特に矯正装置を歯の裏側に付ける裏側矯正が適していることが明らかになっています。もしもガミースマイルにお悩みでしたら、裏側矯正を専門にする歯科クリニックにご相談いただくとよいでしょう。
一般に、人間の顎の成長は10歳頃までに決まるといわれます。この過程で舌の位置が下がってしまうと上顎を支えることができず、口腔機能が十分に発達しない場合にガミースマイルになってしまうことがあります。ガミースマイルは笑ったときなどに歯が見え過ぎてしまう状態を指し、治療としては手術が選択されることが一般的です。術式は大きく2つに分かれ、歯が歯茎に埋まっている場合は「歯冠長延長術」、唇がめくれ上がっているような場合は「上唇粘膜切除術」が適応となり、両者を組み合わせて手術を行うケースもあります。なお、ガミースマイルに対する手術は日帰りで行うことができ、手術を受けたその日から食事をとっていただくことが可能です。
笑った時に歯ぐきががばっと見えてしまう症状をガミースマイルと言います。矯正歯科を訪れる患者さんの主訴の中でも非常に多いものです。その原因は多様で複雑ですが、大別するとやわらかい部分とかたい部分とに分けることができます。やわらかい部分というのは、お口周辺の筋肉や歯ぐきの長さ、厚みなどが原因の場合です。例えば歯ぐきが増殖し歯が隠れてしまっているような場合には、歯ぐきを部分的に切除する方法が考えられます。かたい部分というのは、歯の長さや骨の高さが原因と見られるもので、仮に骨の長さが原因と見られるケースでは、骨を手術で短くする方法が考えられます。矯正治療の分野で考えてみますと、例えば、上の前歯が出ている状態では、笑った際に上唇が“降りてこれない”ことがありますので、このケースでは歯を後ろに下げてしまう治療が検討されます。重要なのは、原因が異なるのに、見当はずれの治療をおこなうとまったく意味がないものになることです。ですので、原因をしっかり見極める鑑別診断が非常に重要になります。ガミースマイルは、歯の位置が問題になることが多いため、矯正治療がお役に立てることは多々あると考えています。
ガミースマイルとは笑ったときに歯ぐきが目立ちすぎてしまう状態のことを指し、男性よりも女性に多くみられる症状です。ガミースマイルになる要因は大きく分けて4つあり、それぞれ以下のような治療が行われます。(1)歯ぐきの絶対量が多いために歯が短く見える場合は、歯冠長延長術・歯肉切除術などが適応になります。(2)唇を引き上げる筋肉のはたらきが強いために歯ぐきが見えすぎてしまう場合は、粘膜切除術とボトックス注射を組み合わせた治療が効果的です。(3)上顎の骨が骨格的な問題で前に突出してしまっている場合は上顎骨骨切術が適応となり、入院したうえで手術が行われることが一般的です。(4)歯並びが悪いために前歯と歯ぐきが前に出てしまっている場合は、歯並びを整える矯正治療が適応となります
ガミースマイルとは、軽く笑っただけでも歯ぐきが大きく見える状態を指します。子どものころは多く見られますが、成長とともに歯ぐきが退縮する「受動的萌出」が起こることで自然に目立たなくなります。しかし、特に女性ではこの受動的萌出が起きにくいことがあり、そのまま大人になっても歯ぐきが見えやすい笑顔のまま残ることがあります。このタイプのガミースマイルは、歯ぐきを少し切開し、骨を整える簡単な処置で改善できます。一方、上顎骨が長いなど、骨格的な原因の場合は、矯正治療や外科手術が必要となりますが、矯正での改善範囲は限られ、費用や時間の面でも負担が大きいのが実情です。さらに重度のケースでは、顎変形症として骨を切る外科手術が行われることもあります。また、唇の動きが強すぎるタイプでは、ボツリヌス菌注射や唇裏側の手術で可動域を抑える方法もあります。ガミースマイルの治療は審美的な要素が強く、明確なガイドラインは存在しません。健康を損なわない範囲で、患者さんの希望と適応を慎重に見極めることが大切です。
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口元のコンプレックスにつながるガミースマイルは矯正治療で改善可能
ガミースマイルとして広く知られる上下顎前突症は、口元が全体的に前に出ている(前突・口ゴボ)ために歯茎がめくれ上がり、笑った時などに歯茎が過剰に露出してしまう状態を言います。主な問題点としては「見た目の悪さ」が挙げられ、ガミースマイルを気にして大きく口を開けて笑えない方もいらっしゃるようです。また、歯茎が過剰に露出することで口腔内が乾燥しやすくなることで、口臭や歯周病に悩まされるケースも少なくありません。
上下顎前突症の根本的な解決方法は、これまで外科手術しか選択肢がありませんでした。しかし、最近になって矯正治療で問題を解決できるようになり、特に矯正装置を歯の裏側に付ける裏側矯正が適していることが明らかになっています。もしもガミースマイルにお悩みでしたら、裏側矯正を専門にする歯科クリニックにご相談いただくとよいでしょう。